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杏野朝水 スゥ
茶鬼
ネタバレ
杏野作品、どこか少しほの暗い部分があるのが好きです。 今回は前回のような驚きガッカリ感はどうかありませんように、、と願いながら。 これは、以外にも意表をつくものが実はありました。 二つの愛情。 それは似たようでいて、違うのです。 一瞬同じ種類のものか?とも思われるのですが、結末からも途中からもそれは見えてきます。 ただ、ここで個人の好みを出すと主人公が受け入れられるかられないか。 こ…
Krovopizza
兄(実際は親戚)と親友という、執着攻め二人に愛される世間知らずなお坊っちゃま受けです。 登場人物がほぼこの三人のみという構成に、最初はシンプル過ぎて物足りないと感じました。 しかし、主人公の受けが、何不自由ない暮らしだけど狭い世界に生きていることを考えると、その受けの一人称「僕」で進むこのストーリーにこの構成は納得だし、そこに閉塞感と静かな狂気を感じました。 と言っても、受けが無理やり抱…
七瀬ひいろ スゥ
marun
この作家さんのデビュー作になるようですが、感想は可もなく不可も無くかな。 特に感動するようなシーンも無く、まぁ、出てくる子供は可愛い(笑) 全体的な雰囲気としては、ギスギスしたような始まりから苦しさと切なさをチョイスして ほんわか仕立てにして見ましたってところでしょうか。 交通事故で突然身重の妻を亡くし、残されたのは4歳と2歳の息子。 あてにならない遠い親戚とのぶつかり合いで、むきに…
ムービック第六営業部解散にともない、このまだ1年にもならないドルチェレーベルはこの本で最後になります。 他にルナノベルスがあり、こちらは読み応えを重視した大人のうんたらなんたら、、で発足したレーベルでしたが、その差別化は、確かに良作もでましたが難しかったようです。 お話は、妻を事故でなくし、それまで家庭を顧みず妻任せにしていた夫が、気軽に2歳と4歳の子供を自分で育てると、いきまいたもののそ…