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5/5(合計:49件)
今井真椎 タカツキノボル
marun
ネタバレ
ガッシュ文庫獣フェア、ファンタジーケモ耳好きの読者には夢のようなフェア。 今月の新刊全てがケモ耳で、そのうちの1作であるこの作品はケモ耳プラス4Pもので やはり獣姦ありで、猫科動物ですので棘表現あり。 それでもこの作品は甘い雰囲気の作品で、3兄弟に愛される日本人研修医が主役。 写真家である両親を雪山で同時に亡くし、その後医者である叔父に引き取られ、 唯一の肉親に恋を覚え、相手は同情か…
ofnotice
最近のBLトレンドは「もふもふ」なのだろうか? 獣が出てくるBLを立て続けに読んでいる気がする今日この頃。 コレを手にするまでは実はいろいろありまして。 複数モノだというのに、あんまり食指が働かなかった。 というのも、表紙みたら「タヌキの複数か!?」 しかもガッシュ文庫。 いや、ガッシュ系はコンパクトによくまとまっているケースが多いんだが この間、はじめて怒髪天をつくぐらいの大外…
茶鬼
今井真椎さんといえばSM!そして痛い! それがどうでしょうか、この商業2冊目は180度違ってとっても甘い1冊で、花嫁設定に、しかもユキヒョウのケモ耳もふもふが3頭も登場する4P♪ 更に、嬉しい事に(自分的)獣姿での4Pもあり☆獣姿のチ○コは猫科らしくトゲトゲ付き♪ そんなところに、しっかり萌えどころを入れてくださってありがたや~vなのです。 しかもタカツキノボルさんの人型に丸っこい耳&斑点…
今井真椎 松本蜜柑
作者の今井真椎(いまいましい)さん、元がSM小説の作家さん。 題名の通りに緊縛をメインにSMと純愛の世界を描いています。 この本、一度読んだだけよりも、何度も読み返すとしみじみと味が染みてきて、その世界に浸るのでした。 この作品ができたのは、佐渡島へ旅行したおりに、”さどがしま”→”さどのしま”→”サド”→”SM”と連想がわいてきたそうで、ゆえに舞台は佐渡島であります。 時代は大正…
今井真椎
昨年出た『告解の死神』の番外同人冊子。 本編の主人公たちであった刑務官の深沢と教悔師の神父・菅谷の1カ月後の姿の話と、死刑囚だった深沢の兄・吉田と菅谷の出会いと過去の話の2本が載っています。 本編、とてもとても苦しいお話でした。 深沢と菅谷の話では、相変わらずの菅谷の姿がありながらも、ひょっとして彼ら基準でものすごく甘いのか?というような話を、 吉田の話では、再び慟哭をおぼえるような苦しい…
今井真椎 雨隠ギド
snowblack
深沢は、15年前に自分の家族を殺した死刑囚の吉田への復讐の為に刑務官になり、 彼を殺すことだけを念じて生きている。 念願かなって、吉田が収監されている拘置所に配属になったが、 そこで与えられた仕事は、教誨室の担当だった。 この教誨室に週に2回やってくる若い神父菅谷。 驚くべき事に彼は求められるまま、どの囚人にも身体を与えている。 死刑囚吉田は、死の影に怯えながらも彼を愛して穏やかに…
はじめはじめ
甘さは一切ありません あらすじは前述の方々が、物凄く丁寧に書かれていますので省きます。 前半はSMでは無く、ただの暴力でした。 これの何処がSM?と読み進むうち、謎が解けました。 真の二人の関係が始まる序章、長い前フリだったのですね。 なるほど、人間らしい感情を取り戻した攻(深沢)と、壊れたままの受(菅谷)が、どう変わっていくのか続刊が非常に楽しみです。 ―兄を憎む事を生きる糧としてきた深沢…
さてさて、まったく困ったくらい評価が付けにくい作品に出会ってしまった。 正直に言って好みの欠片も萌えの一つも感じない作品。 例えるなら後から後からジワジワ恐怖が来るようなジャパニーズ心理ホラー。 深く読み込めば読み込むほど人間の弱さと愚かしさや、壊れかかった人間の怖さを しみじみと感じさせる作品だと思える内容でした。 登場人物が全て訳ありに感じられるような薄暗さを前面に出したようなシリア…
08年にSM小説大賞、その後プランタンでキラリ賞、他雑誌にも短編を掲載されたりもされていた作家さんの初単行本になります。 あとがきで、作者さん自らSM作家と称されていますが、 確かにこの本の根底にはSMが流れていますが、なんちゃってではなく、それによって性的興奮を得るという簡単なものでもなく、かなり肉体も痛いですが精神的なモノが深い気がします。 実を言うと、この本を読み始めてはじめから叫び出…