伊郷ルウさんのレビュー一覧

恋のミキシング 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

あまあまです

今作は今までと違って、学斗一人の視点からではなく、登場人物4名のそれぞれの視点から書かれています(実は登場人物、4名しかいません(笑))。
前作からの主役二人はもう落ち着いた恋人同士という感じで、物語全体にも特に波乱もありません。
藤之宮が信じられないくらいしおらしくなってます(笑)。
藤之宮のためにけじめをつける城ヶ崎ですが、すごくアッサリと物語が進んで、ちょっと肩すかしぎみでした。
こ…

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恋のシーズニング 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

結構子供っぽい二人

前作はドラマCDだけ聞いて小説の方は未読で、今回初めてこのシリーズを読みました。
学斗視点で一人称で書かれてて読みやすかったです。
宝翔とのやり取りが、なんだかちょっと子供っぽくって、宝翔も一緒に子供っぽくなるところに笑いました(もしかしたら元々子供っぽいのか?)。
初めは宝翔の自己中心的で無神経なところが鼻についたんですが、だんだん学斗に対する気遣いや優しさも出てきて、印象が良くなりました…

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愛してはいけない 小説

伊郷ルウ  本間アキラ 

ステキ過ぎる、本間先生の表紙絵♪

初・伊郷ルウ先生。
本間絵の美し表紙絵に惹かれていたものの、初読の作家さんだしなぁ~と二の足を踏んでいました^^;
でも、茶鬼さんのレビューで義兄弟もので萌評価があるし、本間先生の垂涎のイラストの欲求も増し、やっと購入。
ちょうど義兄弟ものの【開いてるドアから失礼しますよ/山田ユギ】を寝しなに読んでいて、義兄弟もの付いていたんですね。

話はそんなに突拍子な事件がある訳ではないのですが、…

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秘め事に啼かされて 小説

伊郷ルウ  あじみね朔生 

なんか中途半端

路也と誠一が付き合い始めてから1年が過ぎたが、未だに周囲にゲイだとバレることを恐れ、細心の注意を払っている路也。
尊敬している上司から、他社への引き抜き話を聞かされ、その会社に移るには信頼できる部下を一人引き連れてくることが条件だと、路也もその会社に誘われる。
その帰りに、路也は酒に酔ってしまい、上司は休ませようとホテルの部屋に連れて行く。
そこで意識のない路也が誠一の名前を呟いてしまい、路…

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夢に繋がれて 小説

伊郷ルウ  あじみね朔生 

受けが関係を断る理由

設定としては、年下攻め、再会ものということで、私の好きな部類です。
ちょっと気になったのが、2人が再会して攻が受に気持ちを告白した時に、お互い忘れられなかった存在ということが分かり、ここで受けが付き合うことをOKしてたら関係が成り立っていたんですが、そうしなかった受けの理由がちょっと弱いかなと思ったことでした。
あと、付き合うことを断られた途端、攻めの態度が豹変したことには驚きました。
まあ…

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「新たなる誓い」 愛してはいけない番外編ペーパー グッズ

二人だけの結婚式

両親が亡くなって初めて二人で訪れる墓参りです。
ここでは、弟・逸輝のエロ魔人ぶりも、兄・尚崇の乱れっぷりもない、至極真面目な、真摯な二人の姿があります。
両親に、二人が愛し合っていることを墓前に報告する姿は、まるで祭壇で誓いを交わす結婚式のようです。
それぞれが、いかに互いを愛しているか亡き両親に告げ、二人でこれから一緒に生きていくことを誓う。
ここには、本編で悩み迷っていた兄弟の姿はなく…

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愛してはいけない 小説

伊郷ルウ  本間アキラ 

ワンコの豹変激執着愛にア然

6月のショコラ文庫は二冊とも義兄弟もの!
まずは伊郷さんからデス。
いつも良い絵師さんがつく為につい購入してはハズレばっかり出してる自分ですが、今回も本間アキラさんの耽美調の表紙絵が実に美しい!
さて、評価は・・・

互いに母の連れ子、父の連れ子として兄弟になった兄の尚崇と弟の逸輝。
両親の突然の事故死により二人きりになってしまいます。
葬儀の後、弟は会社に近いからと家を出て一人暮ら…

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ヴァンパイアと真夜中の薔薇 小説

伊郷ルウ  南月ゆう 

(゚Д゚≡゚Д゚)?

伊郷先生と相性が悪いのだろうか…。
ことごとく期待はずれな作品に当たってしまうのだ。

ADの那智(受け)はグルメ番組の事前調査の為に、ルーマニア料理店のアートルム・ロサに来た。
そこのオーナーであるマリオン(攻め)は男性でも見惚れてしまうほどの美形だった。
実はヴァンパイアのマリオン。
彼は十年に一度は魔力を完璧に保つために生き血を飲む必要があり、期限まで間もなくといった時に那智に出…

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覇王の寵妃 小説

伊郷ルウ  ライトグラフII 

展開早すぎっ(;゚Д゚)!

私の好きな「異世界」「花嫁」という事で購入したが…、残念でした…。
_| ̄|○

奉納演武の最中に落雷によって異世界へ飛ばされた琳太郎(受け)。
そこで石に刺さった剣を抜いたのだが、その剣は「王妃の剣」で聖なる石に封印されており、それを解いた者は沁王(攻め)の妃にならなければいけなかった。
琳太郎は男なのに、普通に受け入れる沁王。
速攻婚礼の儀式の準備を始めさせてます。
え!?決断早…

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欲しいのは、愛 小説

伊郷ルウ  タカツキノボル 

心に危うい…長すぎる春

これは3年間もお付き合いしながら、3年間も何やってたの?!
…と問い正したくなるような、精神的すれ違いカップルの危ういお話です。
攻様=モデル上がりの辣腕社長・超美形…ただしかなりの自信家。
彼に言わせりゃ受様は「3年も愛し合った恋人、言葉なぞ不要。」
(↑おいおい…愛してりゃ言葉はいらないなんてのは、
  多くの男達がやらかす、典型的なしっぱいなのですよっ。)
受様=顔美貌・でも中身…

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