伊郷ルウさんのレビュー一覧

ミス・キャスト 小説

伊郷ルウ  桜城やや 

清い

学生の頃に読んでいたシリーズの一巻。本棚を整頓していたら出てきたので、久々に読み返してみました。

シリーズの一巻ということもあり、話しがゆっくり進んでいき、エロ要素はキスくらです。

攻めのカメラマン真木村はゲイ。受けの雑誌出版社の立花ノンケ(ホモビアのけ有)。

攻めが受けの事を一目惚れして、相手の事を考えて、嫌われたくない一心で行動に移せない。すぐ押し倒してしまう最近のBL(偏見…

0

ペパーミント・ツアー 小説

伊郷ルウ  小椋ムク 

続編が出れば…

伊郷先生の作品は、初期の頃から知ってますが、当たり外れがあるんです。今回は、老舗若旦那の攻×新人バスガイド受という設定と小椋ムク先生のイラストに惹かれて購入。

作家さんが書いてましたが、テーマは「ピュア•ラブ」だそうです。初心に戻ってみようと書き上げた作品なので、初々しさを楽しんで欲しいと。確かに、かなりエロは控えられていて、ほのぼのした純情なお話になってます。こういった、静を感じさせる作品…

0

覇王の寵妃 小説

伊郷ルウ  ライトグラフII 

覇王の寵妃、それ以上でもそれ以下でもない。

伊郷ルウさん、初読みです。
初読み作家さんって、一番最初に何の作品を読むかとても重要ですよね。
それでその作家さんの次作を読もうとか、第一印象が決まってしまうのですから。
そういう意味で、伊郷さんのこの作品を手に取ってしまったことは失敗でした。

このお話は両親を亡くして祖父母夫妻に育てられ、その祖母も数年前に亡くなり、今は合気道の師範をする祖父と18歳にになった琳太郎が真剣を持ち演舞し…

0

不器用な挑発 小説

伊郷ルウ  九號 

伊郷さん初読みです

私はバーテンの受け、というのがわりとツボでして、
更に攻めが和服とくりゃあ♪
挿絵も九號さんだし!とテンション高めで!

前半は、ノンケだったはずの若いバーテン・京弥が
常連客で常に着物の呉服屋・悠仁を好きになってしまい、
いつも淫らな妄想で一人でシてしまうのが非常に良かったです!

ある日店で二人きりになるチャンスが訪れ、悠仁がいつもより酔っていて
今しかないと告白しつつキスを…

1

夢に繋がれて 小説

伊郷ルウ  あじみね朔生 

再開

北海道で一夜を共にした男が忘れらない受け。
軽い被虐趣味があるけど軽いから相手が見つからない。ドMってほどじゃないからほどほどに痛めつけてくれる相手がいない。
仕事であの男と再開し告白されるが仕事仲間にばれたくないので、自分の気持ちを誤魔化して断るが…

あんまり盛り上がりが少ないというか、テーマのわりに平和だった気がする。
攻めとも最初こじれたけどあっという間にいい関係になったり。

0

犬には甘いオレ様 小説

伊郷ルウ  今本次音 

わんわんわんこw

最後まで読めば、設定、キャラクター、言いたいことは解るのだけれど
それがうまく活かしきれてなかったかな(-∀-`; )
読みたかった、甘めでほのぼので、ラブ。というテーマとしては
間違いじゃないんだけど。。。いかんせん。

お話は、ペットシーッターのバイト中の受。
あずかったのは大型犬。
そんなお散歩の途中で出会った人気俳優の攻。
あまつさえ、その大型ワンコが人気俳優様にガブリ

1

尻尾を振るな、がっつくな 小説

伊郷ルウ  Ciel 

受けも攻めも可愛い♪

犬系攻めが読みたいな。と思い購入したのですが、ワンコ系ではなく本当に大型犬でした!
カフェを経営している星斗(受け)は、付き合っていた彼の浮気に限界を感じ・・でも、相手をまだ忘れられない。そんな中、犬のクロヴィスと過ごすうちに癒され、穏やかな気持ちになっていきます。
そして、とあることがきっかけで、クロヴィスは犬から人間になるのですが、星斗に浮気性の元彼ではなく自分を一番に見て欲しい!という思…

2

銀狼執事 小説

伊郷ルウ  琥狗ハヤテ 

もふもふ主従を期待したんだけど

銀狼執事、もう、タイトル通り、銀髪の美丈夫執事が攻め様なのですが、
萌えどころが探せなかった!!萌え耳なのに、萌えしっぽなのに、何故なんだっ!
なんて思う程がっかりだったかも、でも、勝手にもふもふ期待されても作者も困るよね。

内容的には、切ない恋心を抱く主従の関係の二人の擦れ違いと攻め様の呪いで半獣のような
獣姿になってしまう攻め様の秘密を知った受け様が、素直に好きと言えなくて、
主…

2

銀狼執事 小説

伊郷ルウ  琥狗ハヤテ 

よくあるものですが、まさかそれは?の意外もありました

プリズム文庫は、安易すぎてもう購入を止めたレーベルですが、琥狗ハヤテさんのケモ耳しっぽ絵に負けました。
ケモ耳尻尾モフモフの主従モノ+エッチの時はS気味の下克上テイスト。
内容は非常に簡単です。

元伯爵である父親を半年前になくしあとを継いだ一人息子の怜也。
彼はコックと、父に使えた10歳の時に孤児院から引き取って育てたヴォルフガングという執事だけを屋敷に残して住んでいます。
怜也はヴ…

2

探偵は止まり木で眠る 小説

伊郷ルウ  小山田あみ 

ディテールがひっかかりまくり。

全体感としては、不思議な話だし、含みもたっぷりあって面白い。
小山田あみ先生のイラストレーションも上品なセピア色基調でいい。

ゆえに、ディテールが気になるんですよー!!!!
亡くなった天海の恋人で叔父(しかも年上受けだし)、
8席しかない店で天海がどう生計立てているのか、
天海が「見た目も攻め」って、一体どういうところが?
雰囲気で惹かれて「抱きたい」と思うのは十分ありだけれども、…

0
PAGE TOP