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2/5(合計:41件)
安曇もか
fiona0109
『ロマンセ』シリーズ2冊目です。『ロマンセ大人のキス』を未読の方は、是非そちらの方から先に読まれて下さい。 表題作シリーズの他に1999年に雑誌掲載された短編、表題作シリーズの描き下ろし漫画が収録されています。 裏表紙の紹介にある商業誌未発表作は、98年に同人で発行された『甘く危険な秘密』のことだと思われます。 前作で幼馴染のジュールと両想いになったアントワーヌなんですが、甘い恋人期間を…
収録されているのは1997~1998年に雑誌に掲載された作品と描き下ろし、表題作の作品は97年に発行された同人誌で発表されたもののようです。 2組のカップルのシリーズが収録されているのですが、時代と国は同じような感じであるものの、この本の中では登場人物でリンクはしていないようです。 2組とも恋愛面ではちょっとややこしい感じでした。 表題作の方は子供の時からお互い想い合っていたはずなのに、…
鹿住槇 安曇もか
こにしそる
ネタバレ
歳の差もので主人公が不敏な境遇にあるという、設定そのものは好みでしたが、如何せん、攻めも受けもキャラクターがちょっとクセがありました。 主人公の瞳也は蒸発した父親の借金を背負い、かんばる母親と二人暮らし。貧乏だけといつか母親に楽な暮らしをさせたいと頑張る姿は健気。 そしてこの親子を襲う悲劇がものすごく涙を誘います。 BLとは関係ない部分なんですが、この親子が支え合っている姿は本当にうるっ…
主人公達の名まえを見たら分かりますが、平安時代末期モノです。 前半に義経、後半に頼朝を中心にしたお話が収録されています。 義経のお話が雑誌に発表されたのが2002年と2003年になっているのですが、頼朝のお話との絵柄の違いは全く感じませんでした。 非常に美しい絵柄で、戦場のシーンも多く描かれているのですが、鎧の小札一つに至るまで丁寧に描かれていて美しいです。 BLとしては十二分に時代考証も…
すみれ0401
最近は、日常・非日常でも舞台は現代のBLばかり好んで読んでいますが、この作品は別枠です。 最初に読んだのはだいぶ前になりますが、未だに好きな作品の1つです。 18世紀のフランス貴族たちの世界。耽美な世界ながらも、シリアスでは決してなく、美しくて結構面白い世界が展開されています。ベルばらが好きな人ならかなり楽しめるのではないかと思います。 身分差、幼馴染み、攻め様の長年片思い、ツン…
宮原きの子
弁慶×義経×頼朝 3角関係。弁慶×義経をもう少しじっくり読みたかったです。 頼朝に抱かれる義経は寺でもそういう経験があり初めてじゃないんだとか。 その寺での陵辱も読みたかった。 時系列が同時進行で頼朝×景清の話がありますが、頼朝が鬼畜。 景清は頼朝に抱いて欲しいのに景清を他の男に抱かせたり、閉じた扇子の紙の部分を潰して尻穴に突っ込みます。 もちろん、血だらけ……。 その後…
1冊の前半は、18世紀のフランスを舞台にしたコメディ要素たっぷりの、でも美しいキャラクター達が繰り広げる恋愛、そして後半部分は打って変わってシリアスでとても切ない、義経・弁慶もの・・・(兄頼朝と義経のゆがんだ兄弟愛も・・・)が収録されています。もちろんこちらも絵も美しく・・・ 2作品共に「耽美」な世界となっています。 前半のフランスを舞台にした作品は、「ロマンセ」から続くシリーズものです。…
だらむし
ベースは18世紀のフランス。ファビアンという貴族の青年と中国の少年・君蘭のお話です。安曇先生の繊細で華やかな絵柄繰り広げられるこの一冊は、貴族ネタ好きのご褒美だと思います。 またそれだけでなく、ここに投入されたるはアラブ属性! シリーズ2話目から現れる君蘭の元主人・サラディンはド級の攻め様です。もちろんSッ気もあり尚良いのです。 アラブものにも「受けがアラブの少年」「舞台が中東」「登場人物が石…
咲人
こちら3Pものということで、個人的に3Pは地雷でも何でもないのですが、商業誌だと個人的に好きなパターンが少なくてあまりテンションが上がらないことが多いのです。 ですがこちらの作品は少しだけメーターが上がりました。 フランス貴族の攻めさん×東洋人の受けさん→二人は相思相愛ラブラブ そこに割ってはいるアラブ豪商という感じの3Pです。 そして受けさんがオモチャにされる…的な話なのですが、…
茶鬼
ヨーロッパの貴族モノといえば安曇もか作品☆ というほどに、その絵柄にその世界はとてもよく合うのですが、今回は西洋と東洋とアラブの三つ巴です! なんてゴージャスでしょう♪ ただ、本の帯が「複数プレイ炸裂!」とか滅茶煽ってますが、炸裂って・・・(汗) シノワズリが流行した18世紀のフランス。 蒐集癖のある貴族のファビアンが、東洋の美術品と共に目を留めて自分の手元に置いたのが、君蘭という中…