安芸まくらさんのレビュー一覧

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

泣ける

目が潰れるくらい泣いた܂ۂ切なすぎる愛。津田って本当にいい男、神様が意地悪過ぎと思います。付き合って九年になって、その半分以上はずっと知らない人扱いされた、よく気が狂わなかった(T_T)櫂に合わせて色んなストーリーを作り出したから、櫂を愛してること以外はどれが現実かどれが作り話か訳分からなくならないかしら?神にすべく作品ですが、実はこういう救いのない終わりのない話は苦手(;_;)ツラすぎるから

4

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

余韻にずっと浸っておきたい

事故による記憶障害で13分しか記憶がもたない櫂と自称ハウスキーパー・ツダの2人の物語。

普段は1冊一気に読んでしまう私ですが、じっくりじっくり読ませていただきました。読み終えて、余韻に浸っていました。とにかく、ぐっと物語に引き込まれる。

ここまで、深く難しい作品は初めてかもしれないです。忘れてしまう櫂、忘れられてしまうツダ。どちらも見てて苦しくなりますが、半分まで読んでみると断然ツダの…

6

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

とにかく読んでみて欲しい

王道のBL小説に飽き飽きしてるあなた。
とても切ないラブストーリを覗いてみませんか?

この一冊には心を動かす何かが詰まってます。
人目がないところで読むのをお勧めします。絶対涙がでますから。

本が終わっても謎な部分はたくさん残ってるけど。
とてもほろ苦い暖かさが心に残ります。

ぜひ、ぜひ読んでみてください!

3

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

先にいけない

やっと読み終わった・・・。別に面白くなかったっていうわけではないです。むしろその逆なんですが、なんだろう。苦しい。他の方も書かれているんですが、まさに「究極の愛」という表現がしっくりくるかと。愛にレベルがあるわけではないんですけど、この状況の中でっていうのでこう、ずっしっとくるんですよね。
で、泣かずにはいられなかったです。

この人はずっとこうして一緒にいるのか。
考えさせられます。

2

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

苦しくて、なんとも言えない

なんだか「究極の愛の形を見た」という破壊力があるのに、全然幸せなエンディングな気がしなくて、けれどこれ以外のエンディングはないんだってことも分かってるんです。
津田は苦しいだろうなぁ、って思うのは、きっと私の勝手で、津田は幸せなのかもしれないけど、見ているほうはやっぱり苦しいです。

13分しか記憶が持続しない主人公の一人称という、「え?それで展開できるの?」な導入に、ビックリしました。

6

おたわむれをプリンス!? 小説

安芸まくら  こうじま奈月 

微妙

いろいろ合わなかったんだけど、最初に読んだアラブ物だったので、設定だけは新鮮だった。

1

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

泣いた・・・

正直、この方の前の2作を読んだとき「あ~この文章合わないかも・・・」と思い、長らくこの本は寝かせていたのですが、全く良い方向に裏切られました。以前感じた読みづらさは今回完全1人称になったことで安定し、それでも時々不安定に感じる部分も、この設定ならではの不安感とうまくはまっていました。
なにより構成がうまい!にくい!
事故の後遺症で13分しか記憶が持たない主人公、櫂と、ハウスキーパー(と名乗って…

3

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

深い深い作品!! 

これほど考えさせられる作品はないかもしれません。 悲恋?? ハッピーエンド?? 受け取る側次第の作品です。同性愛うんぬんという枠ではなく本当に人を想う・愛するという事をリアルに考えさせられました。 自分だったら、どうするだろう・・とか ここまで一人の人を愛してあげれるのだろうか・・とか ほんとうに自問自答しながら読み終えました。 自分の中で大好きな作家さん、自分好みの好きなストーリーを書いてくれる…

1

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

あなたを覚えていられなくて…、ごめんなさい

5年前に事故に遭い、前向性健忘という障害を負った櫂。
18歳のつもりで目覚めたのに、自分が32歳だと知ったときの驚き、13分しか記憶がもたず、次々に忘れていく切なさが、読んでいて辛かったです。
同じテーマを扱った本では「博士の愛した数式」(小川 洋子)も読みましたが、こちらは家政婦さん視点で描かれてました。
「明日も愛してる」は本人視点で、それだけにショックも悲しみもダイレクトに伝わってきま…

9

明日も愛してる 小説

安芸まくら  深井結己 

たった1日の話です

昨年読んだ中で一番衝撃を受けた作品です。

忘れられ続ける津田が切ない。
病気の当事者である櫂の方は、結構平気に生きてますね。
悩みも何もかも忘れてしまうのだから。
記憶は戻るどころか、失われていく一方。
希望がない。
とても哀しくなるお話です。

でも「悠児は忘れる俺も、結構楽しんでるんだ」というセリフで救われました。
結局はらぶらぶバカップルな二人なんですね。


個…

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