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2/5(合計:50件)
安芸まくら 深井結己
さぼ
電子書籍版を購入。 ものすごく泣ける話ということで、手に取りました。 ネタバレ無しで読んだ方がよいとのことだったので、他の方のレビューを一切見ずに読み始めました。 読み終わっての感想は、 「壮絶」 その一言です。 読んでいると、ナイフで心臓をえぐられるような、キリキリとした痛みが襲います。 でも、ものすごく甘い。 痛くて甘い。 とても不思議な感覚。 万人受け…
安芸まくら 尾上与一 木原音瀬 さとみちる
香子
ネタバレ
「日月星、それからふたり」は本編未読なので、それ以外の感想です。植物の一生の様な一冊でした。種である二月病の蒼司の恋心に始まり、恋から愛に実った明日も愛してるの津田の献身。どのストーリーも大変良かったです。 ◯真夏の花 二月病の番外編です。その後の話ではなく、本編より前の二人でお遍路へ行くストーリーです。1番札所である霊山寺の階段で恋の終わりを願おうと決意した蒼司。でもいざ参拝所にいくと、…
攻めの津田は、本当に櫂を愛しているんだなぁ。津田は何度も自己紹介と愛の告白を繰り返すけど、返って来る言葉は半分以上が容赦ないものだった気がする。 記憶喪失モノのBLは何冊か読んだことありますが、この作品は異彩を放ってますね。感動ものかと思えば、あからさまにエロティックな表現もあり、悲劇とも喜劇ともつかない物語なんですよ。 セックスのシーンが比較的多いですが、それにも意味がある気がしてならないの…
薄雲
記憶喪失物と言えばお涙頂戴です。 そしてBL界では定番も定番、様々なパターンで色んな作家さんが挑戦してきたジャンルでもあるので、ちょっとやそっとのことでは驚きません。 そんな感じで少し斜に構えて読み始めたものの、いろいろな意味で濃厚すぎて、読後の疲労感が半端なかったです。 数多ある記憶喪失もの、とりわけ前向性健忘を扱ったものの中ではピカイチだと思います。 受は事故により13分しか記憶が…
KRAFT
ストーリーの題材はすごくよかった。 でも…ここまでエロエロしてなくてもよかったんじゃないかなと。 エロエロシーンを減らして、もっと二人の日常のできごととか、馴れ初めとかを読みたかった。 そして、一番気になったのが情景描写。 これは私の日本語レベルが低いだけなのかもしれないが、語句の羅列でかなり遠回しな表現をされている箇所が多々あって、理解するのに時間がかかってなかなか読み進めることがで…
M+M
「明日も愛してる」と「リバーズエンド」の番外編が載っているということで購入しました。後に、他の掲載作品も購入してしまいましたが(笑) 時系列的に本編作品の作中のものもありますが、私の当初の目的でした2作品に関しては、本編以降の話になります。 リバーズエンドの番外編「end roll」は、コミック、小説を経て、ここまで読んでようやく完結だと言い切れる内容でした。 「明日も愛してる」…
丸ごと1冊表題作です。櫂の目線で語られます。 本人が事情を覚えていない部分は書かれませんし、本人が事情を覚えている部分は、あえて脳内で再生する必要がないので語られません。そのため、現在の状況になった原因やそれまでの経緯はすべてが明らかになることはありません。 切ないという評価を知ってから読み始めたので、序盤部分での長いエロ場面は予想外で、おおっ、とのけぞりました。しかし、それを過ぎてから語…
エミィ
ちるちるの中で泣ける作品だと言う掲示板のレスを目にして読んでみました。 結果は泣けました。 個人的に、家族愛で泣けるものや死ネタなどは「恋愛」で泣けるわけではないので泣ける作品に含まないです。 BでLなので男同士の中での悲恋や報われない恋が含まれると「うぉーーーーー(TдT)ダーーー」となるタイプの私ですが、この作品はその点ではツダ視点で考えても切なく、先生だった?!時の櫂の視点からでも切…
rhodorite
収録作家さん、作品、大まかなページ構成は以下の通りです。 1.尾上与一さん「二月病」番外編:約50ページ(+作品解説1ページ) 2.さとみちるさん「日月星、それからふたり」番外編:約45ページ(〃) 3.尾上与一さん「碧のかたみ」番外編:約20ページ(〃) 4.木原音瀬さん「リバーズエンド」番外編:約55ページ(〃) 5.安芸まくらさん「明日も愛してる」番外編:約70ページ(〃) 6.…
という訳で、「中立」だからいまいちだった、という意味ではないです。正直言って何を選べば適当なのかが判りません。あえて点をつけるとすれば「評価無し」、でしょうか。 粗筋や他の方々のレビューで辛いお話だと解ってはいましたが、それでも本当に辛かったです。読むんじゃなかったと思う気持ちもあります。どんなに悲しいお話でも、(創作だし)と割り切って気持ちを切り替えることが普通は出来るのですが、今回の題材…