鴨川てるちさんのレビュー一覧

おとなの事情 コミック

鴨川てるち 

どのお話もよかった~

コチラの2ndコミックは、
シリアス調で深い作品という印象だった1stコミックとはだいぶ違って、
絵柄も内容もずいぶんライトで明るくなっていてびっくり。

個人的にはコチラの方が好き。
カバー下にあった、
キャラのイメージオイルを解説したものがすっごくほのぼので可愛くて、
作者の自然体はこっちのテイストかな~と思ったのだけど、どうなんだろ?

入っているお話は3つ。
キャラがそ…

2

おとなの事情 コミック

鴨川てるち 

大人ってそんなにオトナじゃない。

 年下攻め+年下攻め+いずれは年下攻め? の3本。
純情でひたむきな年下攻めの魅力はもちろん、年上美人受けの魅力も満載な1冊でした!

◆『おとなの事情』
やる気がない、仕事ができない、全く使えない社長の息子、要(かなめ)。
皆が対応に困りもてあましている要を特別視せず、厳しく教育する霧島。

 ある日、要が霧島の不倫現場を目撃してしまったことから変化していく2人の関係。
割り切っ…

5

I’ll call you mine コミック

鴨川てるち 

受けの楓くんにはらはらさせられます

暴力表現、BLなのに女性との絡みが多い作品が苦手な方は回避したほうがよさそうな本作品。

楓くん(受け)は大和くん(攻め)のことがすごく好きなんだけど、好きな気持ちとは裏腹にほかの男性とあっさり肉体関係を持ってしまうところとか、大和くんが女性と普通に恋人関係(肉体関係込みで)にあるところになんとなくザラザラした気持ちに。
一昔前の「JUNE」とかの展開を思い返しました。
最後はちゃんと気持…

5

I’ll call you mine コミック

鴨川てるち 

残酷な優しさ

OPERAで連載されていた本作をメインにして、鴨川てるちさんの初単行本がとうとう発売になりました!
少し暗い雰囲気のする絵ではあるのですが、お話のほうも結構痛めの少しブラックが効いた短編が多かった中、この初連載作品は痛さも含みながら幼馴染のすれ違いや執着や、そして大人へと成長していく過程がラストのハッピーエンドに向かってどんどんと痛さだけでなく希望や甘さを含んでいく展開に、ぐいぐいと引き込まれた…

12
PAGE TOP