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尾上与一 牧
むぼち
ネタバレ
商業誌の番外編同人誌に、本編と同じ先生が表紙絵を描かれているだけでも、大変嬉しいのです。 さらにこの本は、表紙の続きの場面を描いた絵が中ほどに収められていて、読んでいる途中でそれを見つけた時には、思わぬ贈り物をもらったような気がしました。 きれいな表紙をめくると、尾上先生が作られたらしき戦闘機模型の両面ポスターが折りたたんであり、物語を読む前の気分を盛り上げてくれます。 本文も、「碧…
安芸まくら 尾上与一 木原音瀬 さとみちる
マンボウ
さとみちる先生、尾上与一先生目当ての購入でしたが…この本の中で読んでないのは、安芸まくら先生の【明日も愛してる】木原先生の【リバースエンド】買い損ねで読んでんでないんです。やっぱり、うかつなマンボウです( ̄。 ̄;) さとみちる先生の日月星その後の二人、と、尾上与一先生の間宮、真夏の花目当ての購入です♪ 【日月星、それからふたり】ナチュラルに季節の巡るなか、ほのぼの過ごして行く様な続編に安心しま…
ベローナ
碧のかたみが大好きで大好きで、イラストを描いている牧さんも大好きで、これを買わずにはいられない!と販売前からソワソワしながら楽しみに待っていました。 冒頭は一にも千歳にもあまり萌えられず、時々出てくる碧のかたみの恒と六郎を楽しみに読んでいたのが正直な感想。 ところが、読み進めていくうちに千歳の異常な怖がりが慕っていたペアの上官の死によるものだということが明らかになると、自分が千歳の感情…
「碧のかたみ」と「リバーズエンド」の番外編のために買いました。 「間宮」なんて食料配給係の人、「碧のかたみ」は二度読んだけど記憶に残ってないなあ、と思っていたらおふねの名前でした。 読み始めるまで、脇役から見た恒と六郎の話かと勘違いしていたため、二人が中心の話を読めたのが余計に嬉しかったです。 本編と同じく、牧先生の描かれる可愛い恒が、尾上先生の本文を補完していて、お二人も六郎×恒に負け…
茶鬼
まさに各作品の登場人物達のその後から過去まで、番外編がみっしり詰まった一冊は出版社さまからの贈り物のような本でした。 沢山あって本当にレビューするのに困ってしまいますよね! 再び本編の”あの時”を思いだし、そうだったのか、と思ってみたり切なくなったりほっとしたり、嬉しくなったり。 ◆一番記憶に新しい作品は尾上与一さんの『碧のかたみ』その番外【間宮】は相変わらずの恒兄ちゃんの元気さと六郎の…
読んだのがかなり前で、その時は「この結末は惜しいんじゃないか」と思っていました。 尾上先生も、本当は悲恋の物語にしたかったのではないかと失礼極まりないことまで考えていました。 私が未熟でした。 これぞBLです。 BLの名作です。
とても面白いけど、悲劇的な最後にしなかったのは勿体なかったんじゃないかな、と思い、前作と合わせ、ずっと評価を迷っていましたが、先日ハッピーエンドではない本を読んで、これは「神」で良いんだと納得しました。 有名なBL小説家の先生が、BLの基本はハッピーエンドです、とインタビューに答えていらっしゃったのは、実は大層奥深い意味のあることだったのだと思います。 二人を死に別れさせな…
ゆずコ
前作「天球儀の海」で登場した希の兄の恒と、彼とともに「夜間戦闘機・月光」でペアを組む六郎の物語です。 初めのうちこそ六郎の想いにとまどいを見せていた恒ですが、彼の気持ちを受けとめると決めてからの男前な様子が微笑ましくて。恒の少年のような無邪気な部分と、一度ペアと決めた相手をまっすぐに想う強い意志が渾然一体となって不思議な魅力を放ち、六郎が惹かれるのも当然かと。 ラスト手前まで資紀の心が…
複座戦闘機でのペアという日常とはかけ離れた状況。 その中でお互い相手を信頼していき、それがいつのまにか愛情に変わっていく。 命をかけた戦闘の中で育まれる愛だからこその強くて固い絆。 この二人が離れることなんて考えられないと思った。 恒を強く愛している六郎のけなげさに胸がしめつけられました。 何度も死にかける恒を助ける六郎が不憫で不憫で・・・。 好きな人が目の前で弱っていったり、苦し…
ちろ。
BLという言葉で片付けたくはない。 作中で何度も出てくる言葉 『ペア』というものがとても大切で愛おしいものに聞こえます。 ただ好き好き言い合って、体を重ねて… というモノではない。 唯一無二の存在、深い深い絆、とても気持ちのいい読後感でした。 前作では作者様の腕は認めるものの、話の筋的に微妙でしたが、 今回は読んでよかったと思わされました。