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尾上与一 牧
ポッチ
ネタバレ
1945シリーズ最終巻ということで楽しみに待っていました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。 貧しい畳屋の息子で、出世を求めてラバウルにやってきたカズイ(攻め)。 伯爵家の息子で、軍でも少尉という位にありながら複雑な家庭環境によって軍の中でも軽視され、また自身の居場所を見つけられない千歳(受け)。 尾上さんの書かれる1945シリーズはこういう設定(向上心があり万人受けする性…
snowblack
1945シリーズの最終巻。 明るく未来に広がるような、そんな暖かな読後感の作品だった。 舞台はラバウル。 日本に居場所がなく、追いやられるように来た海軍でも やはり居場所がない伯爵家の息子・千歳と 出世を求めてやってきた貧しい畳屋の息子・一(カズイ)。 飛行の度に恐怖に喚き、ゲーゲー吐く千歳と組むことになり とんだ貧乏くじだと思うカズイだったが、 実はそんな様でも千歳は…
もこ
表紙にひとめぼれして、読みたい!と思い始めてからいくばくか。 設定だけで泣いてしまい読む勇気がなくいくばくか。 ようやく読み終わり。 読み終わってからしばらく冷却期間を置いてた。 結末は、レビューで知っていたので 余計に涙がこぼれて仕方なかったのですが なんだろうな。読み終えてみるとさほど胸にしこりが残っていないのです。 すべてはこの攻の性格があってこそと思うのです。 お話…
さくsaku
あらすじで結末は大体把握して、頭では理解していました。 でももしかしたら、もしかしたら本当は違う結末なんじゃないか。淡い期待を持って読んだのも事実です。 涙が出ます。暫く立ち直れそうにありません。 強くあろうとした、脆く儚い人 浅群塁。 彼を理解し、助け、愛した三上徹雄。 ひとりぼっちの塁にとって、三上は本当に太陽のような存在だったのかもしれません。 …
どうなることやらと読み進めていたのですが シリーズ中で一番好きな攻でした。 惚れた相手のためにめいっぱいな攻が好き。 愛を糧にする感じがなんともいえず。 故に、この受にはあってたのかなと思うのです。 「全部やると言った」と激怒するシーンが好き。 思わず涙ぼろぼろ出てしまいました(ノД`)・゜・。 さて、メインの二人は操縦士×偵察員。 最初から願った相手ではなかった。 けれど…
シリーズ2作目。 前作の受である希のお兄さんのお話ですね。 前作のイメージで、けっこうごつい男をイメージしてたんですが、 や、兄弟だものねww小柄でヤンチャな兄が可愛かった。 というよりも、前作がわりと殺伐としているというか、 強姦ありスプラッタありだったので、ドキドキしていたのですが 雰囲気がガラッとかわってにぎやかな1作でした。 赴任先のラバウル。 問題児と噂される恒と…
ローレライの表紙にひとめぼれをいたしまして、 読みたいなーと思っていた矢先にシリーズかよwwな始まり。 評価も高そうだったので、どうせならシリーズ1からと思い シリーズを大人買いさせていただきました。 第一段ですね。 幼いころに助けられた恩がある。 その恩人の代わりに命を捨てるのならば こんなにうれしいことはない。 あこがれ続けた相手の為に。 冒頭から健気な展開なのであり…
葡萄瓜
高評価を得る作品には二つのパターンが あると評者は愚考します。 文句なくBLとしての傑作であるから 高評価であると言うのがおおむねの常道。 そして今一つは、BLと言い切ってしまうには 色々含みがあるのだけど、BLの文法を 使わないと落とし所が見つからない快作。 この作品は、評者にとっては後者にあたります。 では仮に、この作品がBLの展開を軸にして 構成されていたとしたら評者は…
尾上与一 asaemaru
すどう蒼乃
尾上さんとの出会いでもあった天球儀の海がまるっと資紀視点で描かれています。 天球儀を読んでる時「多分資紀もこういう思いだったんだろうけど、でも実際どうなの~~~!?」と思う箇所がいくつもあありましたが、 これを読めばそのもやもやもすぱっと解決。 ほとんど天球儀の海と同じ時系列で描かれているので、天球儀の海を並べて一緒に読むと「あーー二人は互いに勘違いをしてるなあ」とか、「資紀そんな覚悟で…
コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける小冊子です。A5サイズで、小説部分は7ページ。個人的にコミコミさんの小冊子がとても好きで、この小冊子が特典でついている時はなるべくコミコミさんで買うことにしていますが、「蒼穹の~」の小冊子は2段組なんですよ。特典で2段組ってちょっと珍しいなあ、と思いつつ、それだけ文字数が多いのか?と尾上先生の読者サービス精神に感動したりしながら読みました。 さ…