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尾上与一
メガ眼鏡
本編が好きだった方は迷わず読んでいただきたい、心が熱くなる二人のその後。 長い孤独と罪悪感と片思いを、身を削るような努力の末終わらせて、初恋の敦也くんと恋人になったせっちゃんが、花開くように可愛く凛々しくかっこ良くなっています! 敦也くんも迷いから抜け出し、尾上先生キャラ史上最高とも言える彼氏力を遺憾なく発揮! 爽真じゃないけど「そんな嫁なら俺もほしいわ!」 いや、嫁じゃなくてスパ…
尾上与一 さがのひを
あーちゃん2016
ネタバレ
先生買い。高校生ものは得意ではないのですが母校をとても懐かしく思い出したので萌にしました。1カプの高校生→就職あたりぐらいまでの成長を追いかけていくお話です。特に前半が好きだったなあ。 訳あって一緒の学校に通うことになった幼馴染の洋平とトヨ(豊樹)。5月にようやく学校に来れるようになった伊吹と仲良くなります。伊吹は高校入試の頃に交通事故にあっていて、洋平がその時の恩人だったから、伊吹は「遅れ…
まずタイトルが美しい。 作中ゆったりと時は流れ、主人公たちは成長し、読み終えると余計、「ドロップス」という名詞の、その溶けてなくなる儚さや甘酸っぱさ、鮮やかな色合いが、青春物にしっくり来すぎて切なさを喚起されてしまう。 短編毎のタイトルも絶妙で、学生生活のイベントや四季の移り変わりがきらきら色とりどりに描かれています。 それにしても主人公たちの清らかさ! 人として恥じない生き方…
fandesu
まず大声で言いたいのは、 「この尾上さんは痛くない!」 ……ってことなんです。 全作品を読んではいませんが、どうしても尾上さん作品は『死のかほり』がするイメージが強くて。その、ギリギリのところで燃え上がる恋が、儚くもきらきらと美しいのが魅力だと思ってきたんですね。 今作は『きらきらと美しい』部分はそのままに、ちゃんと生きて、生活していく恋が書かれていますよ。 モブの女の子たちも含めて、登…
ぷれぱーる
あー胸いっぱい(*ฅ́˘ฅ̀*)♡ トヨと伊吹の出会いから10年以上の年月を見守ることができて幸せです。 初めは勘違いから始まった恋でした。 受験の日、交通事故に遭ったところを助けてくれた男の子に恋をした伊吹。 その子と高校で再会してーー…という展開。 助けてくれたのは洋平だと思っている伊吹ですが、 本当の恩人は洋平の友人・トヨでした…… トヨ→伊吹→洋平という恋の矢印 伊…
ポッチ
作家買い。 尾上さんて、シリアスで痛い作品を描かれる作家さま、のイメージですが、今作品はそのイメージを大きく覆す、甘酸っぱくて、優しくって、まさに「アオハル」といった作品でした。 今までの作品と作風こそ大きく異なりますが、作品の造り、っていうのかな。 まず本篇があって、そこを補足する小話で脇を固めていく描き方は変わらず。読んでいてすんなりストーリーに入り込めますし、何より理解しやすい展開…
ぴれーね
表紙やタイトルから受ける印象どおりの、繊細で透明感がある作品。 高校生同士の、等身大の恋や友情を丁寧に綴った物語です。 もうこれ、めっちゃピュア! 甘酸っぱくて、時に切なくほんのり痛い。 そんな彼等の日常に、ひたすら萌え転がっちゃいましたよ。 ちなみに、表題作が雑誌掲載作に加筆修正したもの。 そこに、特典ペーパーのSSや個人サイト掲載作品が収録され、更に書き下ろしで二人のその後…
安芸まくら 尾上与一 木原音瀬 さとみちる
あづま
小冊子のリバーズエンドからキャッスルマンゴー、そして小説リバーズエンドとずっと十亀が幸せになりますように!と思いながら読み続けてきて、 小説リバーズエンドの書き下ろしで納得はしたものの、今回end rollでやっともう十亀は幸せだ!と喜べました(笑) 意識して幸せな結末を掴みにいくって大事なことなので。 万ありがとうありがとう!素敵眼鏡男子!! 他の作品も読んでない話も読んでみたいなっ…
尾上与一 央川みはら
デビュー作の「二月病」以来、お互いを唯一無二として求め合うBLの根本的な関係性を書き続けて下さる作家さんだと思います。 「アヴァロンの東」もまた、生死を賭けたギリギリの設定が、しかしこじつけではなく豊かで美しく、「凄いものを読んだー!」という骨太な満足感を与えてくれる稀有な物語でした。 本当に多くの方に読んで頂きたいです!
薄雲
さよならトロイメライの番外編同人誌。 トロイメライの薄い本も結構増えてきましたが、今回のお話は比較的痛み成分が少なく甘みが強くて3時のおやつのようでした。 表題作は悲惨な事件から回復し、漸く執事修行を経て鉄真の仕事に同行できるようになった弓削が、商談先で粗相をしてしまうという話でした。 鉄真のことしか目に入らない弓削らしい行動というか、噂の台詞が読めて大満足です。 にやにやが止まらない…