もこ
下巻では
ミクの謎が明かされ、意外なラストが待っています。
シリアスとコメディにこう折り合いがついたか!と
ラストには良い意味で期待を裏切られましたが……
う~ん、謎の部分に関しては…
「新境地のドメスティック・ラブ・ミステリ」という煽りや
凝った装丁に期待しすぎたのかな~~。
ミステリ部分含め、
最後まで本当ーーーにふんわりふんわりしたお話でした。
雰囲気に身を委ね…
ミクの記憶、過去の暗部…といったミステリ部分(本筋?)を早く知りたいのに、
上巻のストーリーの大半を占めるのは
チビキャラ化した登場人物達によるメタギャグ、パロネタなど。
ギャグパートを削ればもっとコンパクトにまとまったであろう内容を、
お茶を濁し濁し…で引き伸ばして上下巻にまたがってしまったような印象を受けました。
(個人的に、作中のギャグが全くツボにハマらなかったため、余計そう感じる…