秋羅真琴
ネオアルカディア・シリーズの、物語の始まりになる作品です。
攻・国王バル
受・森の聖霊レリス
王についている聖霊が、途中で交代することがあるとはオドロキの展開でした。
今までともにあった地の聖霊が消え、喪失感に苦しんでいるバルの元に現れたのは、森の聖霊レリスでした。
レリスはとてつもない健気さんです。
元は森の泉にいる小精霊だったのですが、森にやってくるバルに惚れて思いを募…
攻・ウィン 国王
受・フロス 侍従
この世界の王様は、守護する聖霊が王家の血筋の中から選ぶようになっています。
大抵の場合は王の長男が選ばれるのですが、颯国の聖霊が選んだのは長男ではなく妾腹の次男・ウィンでした。
そのため長男のテオは廃嫡され、国政の表舞台から排除されます。
また王として不適格者だという烙印を押され、第1皇子を慕っていた人々も手のひらを返し去ってゆきます。
その…