亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

花喰いの獣 (2) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

確かな絆を手に入れた二人

シリーズ続編、「ただ一人の男」スピンオフ、精神カウンセラーの受け様と元ヤクザで
ラーメン店主との2作目になります。
前作では受け様からの熱い思いを受け入れ、高嶺の花と諦めていた攻め様が受け様の
気持ちに答える形で恋人同士になっての展開でしたが、それでも攻め様がやっぱり
受け様に何処か遠慮している雰囲気がありましたよね。
今回は、やはり未だに恋人である受け様を先生やさん付けで呼んで、受け様…

3

彼は閣下に囚われる 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

理想の女王様

「皇帝は彼を寵愛する」で登場した革命家ユーリのお話。
お相手のルスランは今作で初めて登場です。

士官学校時代から任官時代まで、身分のせいで理不尽にいじめられていたルスランを助けたいがために革命家となったユーリ。
思いが通じ合った数日後、ルスランに何も告げずイギリスに留学してしまいます。
消沈したルスランですが、思いがけず侯爵家の跡継ぎとなり、秘密警察の長官という立場に身を置く事になりま…

0

大公は彼を奪う 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

高級娼婦!

「皇帝は彼を寵愛する」に登場した、セルゲイと三条のお話。
こちらは前作よりアダルトな雰囲気が漂っています。
というか前作だって二人とも30前後なんだし、けして若いわけじゃないんですけどね……

お話は前作のアレクセイが顕彦を拷問しているあたりから始まります。
セルゲイにアレクセイと話を渡してもらうために、三条が身体を差し出すところです。
ここが唐突に始まるので、前作を読んでいないとお話…

1

皇帝は彼を寵愛する 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

ハーレクイン的な

この本はまさにハーレクイン的BLだと思っています。
攻めは皇帝、受けは敵国の武官。
敵同士でもあり、身分差もあるという……ね!
どういう風に二人が結ばれるのかとか、どういう事件が起こるのかとかが簡単に想像できますね!
そういう「王道」みたいなものに萌えられる方には楽しめる作品かと。
まさに私はそういうのが好きなので、個人的意見ですが3作のうちこれが一番好き。

20年を経て再会した二…

3

シークレットビーボーイ 砂床あい限定本「Sweet Heart」 (表題作 アラビアンナイト) 小説

砂床あい  亜樹良のりかず  鬼塚征士  桜城やや  麻生海  大和名瀬 

どうしても夜シリーズの二人が読みたくて

実はこの本を買った時、本編を読了していたのは「一途な夜」と「不埒な夜」だけでした。
……無茶しました。
だってこの二人の話は2本しか無かったですしね……
慌てて「それでも愛しい社長のワガママ」と「被虐の檻」の本編も読みました。
それでもまだ…まだ!「ダブルファーザー」と「肉食上司」シリーズが読めていない段階です。
この本の半分はこれらの話だというのに!
もしかしたら、これらを読んでから…

2

くちびるを濡らす恋の雫 小説

萩野シロ  亜樹良のりかず 

日本酒がとてもとても飲みたくなります

この本、超超超大好き。
じれったい二人が好き!だとかお仕事頑張ってる二人が好き!だとか言う人には、ぜひオススメしたい。
でも多分もう新品は手に入らないかもしれないです。
電子書籍では手に入るので、それでもよければ……(挿絵は無さそうだけど)

大学時代、恋心があるんだか無いんだか分からない感じで酒に酔って交わしたキスに囚われた二人。
いや、根底に恋心はあるんですがお互いにそれがよく分か…

3

熱傷 小説

高槻かのこ  亜樹良のりかず 

理想的な彫師です。

どのようにして知ったのかは覚えていませんが、最近この作品を知り、
ヤクザとヤクザ嫌いな彫師という組み合わせが面白そうだったので、
読んでみたいと思い、古本で購入しました。

読んでみたら、受けの彫師としての職人魂が細かく描写されていて、
とても興味深く読むことが出来ました。
また、新しい世界を知ることが出来て勉強になりました。
読んでいて、「BLで、こういうヤクザ物が読みたかったんだ…

4

不埒な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

ドタバタ度アップ!

「一途な夜」の続編です。
前編でくっついた後なのであまあま~にはなっているのですが、やはりここは天然な泰斗のせいで
なぜかすれ違ってしまう二人にクスッとさせてもらいました。

泰斗の開発した新素材により、ラブドールを製作する事に。
女性型と男性型を作るのですが、運良く(?)男性型のモデルは将吾に!!
ラブドールなショーゴに腕枕してもらう気まんまんです。
…というか四谷先輩も訝しんでま…

3

支配者は愛猫と戯れる 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

鉄板のお二人なのです

えっ何が鉄板って、それは橘先生と亜樹良先生のお二人です。
このお二人が組まれた本は多分全部持ってるな~なんて思いながら、これも買いました。
それに表紙がっ……!
猫耳とか言われると可愛らしいのを想像しちゃうのですが、表紙がかっこいい猫ちゃんだったので……!

いやはや、いやはやいやはや…
それでも中身は可愛い猫ちゃんでございました。
男気のある可愛い猫ちゃん。
上條さんは黒豹かな?…

4

陵辱の再会 小説

水戸泉  亜樹良のりかず 

執着の行き着く先

萌×2と少し迷いましたが、イラストが好みだったので神とさせてもらいました。
過去(回想)と現在、受け、攻め、第三者の視点が織り交ざっているので、
読むのに少し注意してくださいね。

受け視点では主に、過去のトラウマから現状の心境、
攻め視点では主に、過去の現実、受けへの執着、
第三者視点では、受けが過去に巻き込まれた事件・顛末、現在の攻めの動向
などが綴られています。

物語のか…

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