亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

今宵スイートルームで 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

客とバトラー

表題作とそれより少し短い中編の2本が収録されています。
浮島の目線で進みます。

「お客様のご要望」
バトラー・浮島(受け)は、七日間スィートルームに連泊する岩永の世話をすることになった。下着を見せる姿でドアを開けたり、セックス前後を隠そうともしないばかりか、浮島に誘いをかける始末。だが、そんな岩永との駆け引きのような会話が浮島は楽しくて…。

「今宵スイートルームで」
ホテルに泊ま…

1

灼熱の楔につながれて 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

この攻め方は良い!!!

未だに何度か読み返しては萌えを補給するぐらい、気に入っている作品の1つです。

原則アラブものは王族、強引、無理矢理・・・な要素を求める私・・・

この作品はまさにその強引、無理矢理具合が非常に萌えツボをしっかり的確に刺激してくれます。

挿絵も凄く良いんですよ!!!
受け様がいちいち扇情的・・・物語の半分過ぎまでは、腕やら拘束されているイラストが続きます。
受け様が縛られたり、拘…

1

堕つればもろとも 小説

宮緒葵  亜樹良のりかず 

書きたいものがはっきりしている

忠犬ハチ公×深窓のご令息のお話

デビュー作だそうで、まさに作家さんの大好きてんこ盛りなんだろうなぁ……というのが伝わってきます。
なんちゃって平安となんちゃって古代神話な世界観。
受が女性として育てられ嫁に行くという、個人的にあまり積極的に読みたいとは思わない類のお話でありながらも、あら不思議。
結構普通に読めてしまいました。

執着攻ってわりと好きなんですが、これは想像の斜め上を…

3

お侍、拾いました。 小説

高尾理一  亜樹良のりかず 

誠実で強い2人

現代にタイムスリップしてしまった江戸時代のお侍さん、藤堂源之助。
長野の山で瀕死の所を蒼生と友人達(隼人と健文)に拾われます。
記憶まで失っていて、蒼生達の力を借りながら徐々に自分を取り戻していく源之助。
東京での生活に馴染んでいくうちに、源之助と蒼生の間に特別な絆が芽生えていきます。
そしてそれが引き金でおこる友人達との関係の変化と、時空を超えた恋愛にまで発展するお話です。

中盤ま…

1

龍と竜~啓蟄~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

次郎さん…

まさかこれが最終巻になろうとは? ううっ、せっかく次郎さんと颯太が結ばれてラブラブな場面が読めると思っていたのに、思ったより2人の仲はラブラブではなかったみたい。 颯太が怒るのも無理はない。 でも宝物なら、大事すぎるなら、相手の事をもっと愛でてやれよぅ…。 他の人間を抱くくらいなら颯太を抱いてやれよぅ…。と思ってしまった。 前作で凄く男らしい次郎さんを見ていたのにこのヘタレさは何なんだーっ! 先生…

0

龍と竜 ~虹の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

えっ!

まさかこの展開は予想していなかったぞ。 18歳になったら次郎と結ばれることを信じて成長してきた颯太ですが、やはり相手は次郎さん。 浮気現場をとうとう見てしまったんですよね…。 子供の言う好き好きだけの世界とは違い一応ヤクザですから、体の関係が取引に使われることだって有るわけで。 そんなこと颯太に話しても理解できないだろうし。 でもねショックだったのは解るけど、次郎さん以外に初めての身体を開いてどう…

5

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

うっ…どうしよう

ヤバイ!!!!! なんだか今回の次郎さんがカッコよく見えてきた(驚) メインは表紙の通り次郎さんと颯太。 颯太13歳に成長しています。 前作までの颯太を見てるとリューリューだったはずが、なぜかジロちゃん?!  前回からの成長途中が書かれてないので解りませんが、颯太にとっての欲しい愛情を次郎さんは無意識に与えてあげたんだと思う。 その愛情を守ろうといつしか特別な感情になってもおかしくないしね。 子供…

1

龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

また凄いキャラが

前作で家族になった3人ですが、今回はそれに追加してまたアクの強そうな人物が登場しましたよ。 前にも少し登場してた龍の義兄弟・次郎。 もうね、なんていうか龍の時はまだカッコいい(外見)って言葉を使っても誰からも文句は出ないと思うの。 だけどこの次郎さんは、ね…(笑)  前半のお話ではヤクザということでの出来事が2人の溝を深めていきます。 というか竜の方が1人グルグルとして龍を選んだ割に覚悟がまだ足り…

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龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

人情ヤクザ

それぞれに必要なものをお互いに求めて満たされて。  ヤクザものということで勿論すんなりといくわけもなくカタギの竜からすれば、やっぱりヤクザのせいでという事件も起きて感情が爆発します。 でもそれを最終的に包み込んでしまえるくらい懐の大きな人間の龍一郎です(そしてその組の人間も)。 昔気質と言うか義理人情のヤクザって感じで、最近よく読む見た目もカッコ良くてスマートな雰囲気のヤクザとはまた一味違い惹かれ…

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ヤクザな俺に猫耳が生えた結果 小説

あすか  亜樹良のりかず 

感じるネコ耳

全体に勢いがあって最後までひきつけられました。
恋愛にうとくDTでもあまり性欲のない純情受け様。対する攻めは、インテリヤクザ。実は怪我した猫を放っておけない優しい男。そんな攻め様に突然ネコ耳が。。
このネコ耳がHで、とんでもない雄猫フェロモンをまき散らすらしく、本物のメス猫がわんさか寄ってくるだけでなく、ある種の男性もひきつけられてしまうらしい。しかも舐められるととんでもなく感じて。。。
と…

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