亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

今宵あなたに・・・ただ一人の男3番外編ペーパー グッズ

お互い、ノリノリ

本編が結構ハードだっただけに、こちらのペーパーはお口直しのライトテイスト。
頼まれて他の店に手伝いに行くという設定は、本編と同じようではありますが、実はそのお店は…。
そこでの仕事も、ただのバーテンではなく、ちゃんと衣装に着替えての…。
如月の、人に対しての感情は、まだ壊れたままといえるのですが、ただ尾崎にだけは、いろいろな感情を覚えるようになってきていて、手伝いの姿を見られたくない、見られ…

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ただ一人の男(4) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

如月が

シリーズ1巻からここまで読んできて、ここで初めて「神」評価。
正直言って、3巻までは、感情の壊れた男とヤクザの同棲物語って設定のありがちなエピソードっていう感想だったけど、そんな定番エピソードを消化してきてのこの第4巻は、如月のトラウマの元凶とガッツリと取り組みます。
ストーリー全体が、如月が自分の感情と闘う話なので、結構重くて辛いですが、こうやって如月が自分で自分の心の問題に決着をつけられた…

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君の瞳に映るのは 小説

しいな貴生  亜樹良のりかず 

少し執着キャラな攻

すぐる(受)視点の本編はじっくりねっとり、西嶋(攻)視点の後日談はあっさり、という二部構成になっています。西嶋は少し執着キャラが入っているのですが、ちゃんと両思いになるまではすぐるを追い詰めるようなことはせず「恋の駆け引き」といえる範疇だったので、嫌な奴という感じはしませんでした。

受が長年片想いしていた同級生・河野がまたイイ奴なのですが、自分に対するすぐるの想いには気づかないのに、すぐるに…

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恋愛ホメオスタシス 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

純愛だよね。

大学生の深沢霜が十歳の時に母親が起こした車の事故。同乗していた彼は、頭に受けた衝撃の後遺症から身体の痛覚を失った。不動産会社を経営する父親と美貌の母親。経済的に恵まれた家庭に育ち、将来も安泰だった霜だが、事故以来家族間に暗雲が立ち込める。

スレていた高校生の頃、霜は「イデア」という不良グループに所属し、リーダーの阿川と共に中心的役割を果たしていた。阿川のお気に入りとなっていたラーメン店「松林…

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ヤクザな俺に猫耳が生えた結果 小説

あすか  亜樹良のりかず 

コメディ


読むまでそんなに気にしてませんでした。

けど、読み出したら爆笑するしかなかったです。

ヤクザなのにこの顔でなぜ猫耳なのか。
言葉使いも乱暴なのに頭には猫耳。

ミスマッチ過ぎて笑うしかなかったです。

猫耳ね、先生に生えてくれたら良かったのにね。

先生はエロかったけど、攻めがヤクザでこの顔に猫耳なので真面目に読めなかったです。

そこが残念です。

真面目に…

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鍵のかかる部屋 小説

坂井朱生  亜樹良のりかず 

健気でウブな大学生

表題作とショートの2作品が収録されています。

「鍵のかかる部屋」は美聖(受け)の視点、「告白」は棚橋(攻め)の視点による後日談です。

美聖、棚橋、柊は仲の良い大学生です。
美聖は棚橋に片思いをしているのですが、棚橋はそれを知らないまま柊を好きだと相談しています。
柊に恋人ができた夜、美聖は棚橋を慰めるという名目で抱いてもらいます。それだけだと思っていたのに、翌日棚橋は美聖に「しばら…

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恋という字はどう書くの 小説

鳩村衣杏  亜樹良のりかず 

社長、ぽんこつに惚れる。

新刊が出る度に何かと気になる鳩村さんです。この作家さんの、タイトルの付け方が好き。

幼い頃は神童と言われていた有翔(今は実家の書道教室で教える日々)ですが、途中まで彼の魅力をいまいち掴みそこねていた私です。
有翔(受)に惚れている昇(攻)が「お前にふさわしい男になるために、起業した」とまで言わしめる彼の魅力とは・・・大丈夫でした。しっかり見つける事が出来ました!

ある日、不登校の少年…

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黄泉の唇 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

霊媒体質の受け

表題作とショートの2作品が収録されています。
どちらも久原(受け)の視点でストーリーは進みます。

久原は霊媒体質であることを利用して、友人の船戸の仕事を手伝って失せ物探しをしています。
霊に憑かれた後は、身体が冷えて凍えてしまうので、温めるために船戸とセックスをしているのですが、船戸を好きな久原はそんな関係に疲れ始めています。
そんなときに、会社の同期である宮部に「付き合ってほしい」と…

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恋という字はどう書くの 小説

鳩村衣杏  亜樹良のりかず 

秘めた情熱の一途愛。瀧上昇という男

幼なじみから恋人へ。やっぱりこの設定はいいですね。
幼い時は体の小さい泣き虫の昇を守っていた立場の有翔が、大人になったら体格も仕事も何もかも昇に逆転されて、劣等感を抱いたところに『ずっと愛してた。』といきなり迫られ……という展開。
有翔はちょっと過去にとらわれすぎな面があって、自分の名を売ったり顔を出したりすることを極端に嫌がって、仕事の幅を広げようとしない。
対して、和装ビジネスを通じて書…

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恋という字はどう書くの 小説

鳩村衣杏  亜樹良のりかず 

着物を着こなせるってかっこいいです。

書道家で書道教室経営の有翔(受け)と幼馴染で和装ビジネス社長の昇(攻め)が、昔から有翔のことが好きだった昇の策略により、同居することになり、恋人同士になるお話です。

書道家として子供の頃は神童と謳われていた有翔は高校生の時をピークに成長を止めてしまっていて、昔の功績を言われたくなくて世間から注目されないようにしています。
昇の方は、子供の頃から有翔が好きで、有翔の隣に立つため頑張って和装ビ…

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