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1/50(合計:497件)
暮田マキネ
ゆうかのん
ネタバレ
つむぎくんのさきっぽで紬がお世話になった鼎のお話。気になってたんですよ、鼎とその横にいる瑞季が。 マキネ先生の作品に潜む闇とか影がやはりこちらにも。 タイトルからも陰鬱な雰囲気がありますもんね。 見た目から鼎が受けだと思ってたのに逆でした。 幼い時はあんなにはかなくて可愛かった鼎が 面差しにも心にも少し影のあるイケメンに成長。 自暴自棄になって無理やり庭でやっちゃったのは 衝撃……
もちろん読んでいたのですよ、最初に出たやつを!完全版が出てすぐに買ったのに積んでいまして、 急に紬とこーちゃんに会いたくなっちゃて 読みましたら!! やっぱり最高でした! 煌成が高級娼婦のもとへ行くシーンはわかっていても毎回ウグッとなります… 莉麻が泣きながら煌成にお礼を言うところも 泣ける。 薬指の噛み跡がリングに変わるコマが最高。 マキネ先生の御本はあんなにやわらかタッチなのに…
yumyumyum
もう「かわいい」がたくさんギュッと詰まっていました。 最初から最後まで、ただひたすら癒された作品でした。 こんな幸せそうな八尋と累を見ることができて嬉しい、ご褒美です! 八尋の溺愛ぶりは、本編からすごかったのですが、もう隠す必要もなく、 全開で実に良かった。 八尋の「バカ累」をまた拝めて幸せ。 勝てませんね、累には! 累もかわいさに、ヤキモチもプラスされ、さらに2人がイチャイチャ…
はやしうか
絵がとても印象的で、独特性があります。一度見たら忘れられないくらい目立ちます。設定は王道の幼なじみですが、ちょっと歪んだ関係性が見どころです。 二人の間に自然に芽生えた肉体関係、手放せそうで手放せないあの「甘酸っぱさ」が…じんわり胸に沁みるんですよね。登場人物たちも皆良い人ばかりで、主人公たちのもつれた関係に胸が締め付けられる時も、脇キャラの温かな存在に思わず救われました〜切なくても、ほっと一息…
安西リカ 暮田マキネ
pokatyan
安西先生があとがきで書かれているとおり、現代日本のごく普通の人のお話です。 その分彼らの気持ちを素直にそうだよねって理解出来るし、ギスギスした雰囲気になった時にはせつなくなりました。 東京から出向してきた年下ゲイの藤木が園田に一目惚れっていうのが最初からよく分かり、ハッキリ言ってないのにそういうふうに読ませる力がすごいなって思います。 感情の起伏が豊かで気持ちを口にするのに抵抗がない藤木…
大好きな鴇ちゃんと、尭良のその後が読みたくて、期待通りでした。 尭良が鴇ちゃんに甘える様子がいいです。 鴇ちゃんが話すたびに、うん、うんと相槌を入れながら、優しく聞く姿も良き。 ジリジリ距離をつめながらも、鴇ちゃんを大切にしてるのが、よくわかります。 鴇ちゃんも基本的に変わらないけど、自分の気持ちを伝えていくこと、それを受け止めて、むしろ鴇ちゃんに翻弄されてるんじゃないかと思える、年下…
レビューの高さに納得の素敵な作品でした。 頑張り屋で、純粋でまっすぐ、優しく、強い鴇ちゃん。 いじめ、わがまま、皮肉、怒りなどの感情から、遠く離れた世界にいる。 父の死により、自分を犠牲にして兄弟を守ってきた。 自分のことを頼ってもらうことに、そして、弟たちをまもることに存在意義を見出してきた鴇ちゃんが、やっと自分のために人生を踏み出す。 尭良がまたとてもカッコいい。 尭良が兄…
上巻から奈良崎の闇を感じていましたが、奈良崎の過去がかなり壮絶で、それがあの仄暗さに繋がっていたのですね。 リトル×ブラザーの関係。 薬袋の告白を聞くも、なかなか信じることができない奈良崎。 愛したくても、愛し方がわからない。 庇護していた薬袋が成長し、受け入れて、今度は奈良崎が癒やされていく。 撃沈しても頑張る薬袋が健気。 素直ならワンコ年下攻めによって、癒される受けが良かっ…
作者様買いです。 美しい受けのお顔を愛でていたら、さらっと読み終わってしまいました。 本作の主人公薬袋と、奈良崎の周りの満や、司馬先生などなど、気になる人物がいろいろいて、このシリーズはまだまだ続くかなと期待をしながら読みました。 薬袋。 当初、勝手に受けだと思っていました。 小さい薬袋は、腕に収まるサイズ感といい、庇護欲がわきます。 奈良崎。 目の下のほくろ、仄暗い雰囲気、…
今回遅ればせながら拝読した本作品、何で早く読まなかったのかと、深く後悔しました。 マキネ先生の作品の中で、一番好きな作品となりました。 完全版ということで、巻末に盛り込まれている数々の特典などにより、さらに満足感と読後感が良く、得した気持ちになりました。ありがとうございます。 子供の力ではどうにもならない家柄、家族、出自、大人の都合。そこに巻き込まれ、振り回されてきた煌成。 愛され…