ライトグラフIIさんのレビュー一覧

ネメシス 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

エロに磨きがかかった!

「ちょっと、エロな表紙ね~」と思いつつオビを外してみたら、”ちょっと”どころではありませんでしたっ≧0≦ 胸から下が丸見えの上、鷹司の手が桜庭の菊の処で、悪戯の気配が…*o* 


桜庭の過去が明かされ始めてきました。

謎の組織“ネメシス”のことも徐々に明らかになりそうな気配。

今回は、桜庭の使途 ルキヤと龍星の出番が少ないのがちょっと淋しいです(2人の洗面所エッチはありますが……

1

ネメシス 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

久々の二輪ざしプレイと、新たなる展開の始まりに注目でした!

死刑が廃止になった近未来を舞台にした「背徳の聖者たち」から始まったこのシリーズも5冊目を迎えましたが、毎回飽きることのないエロスと事件が主人公達に展開されます。

死刑が廃止になった為、犯罪被害者や遺族の為に秘密裏に、国から認められて同罪報復で私刑を行う秘密組織タリオ。
その総帥四ノ宮の実子で組織№2の鷹司と恋人になった四ノ宮の養子でタリオ幹部の桜庭那臣。
今回の作品で特に思ったのが、桜庭…

2

美貌の誘惑Ⅱ エピキュリアン 小説

遠野春日  ライトグラフII 

快楽主義だけに365日24時間いつでもどこでもです・・・ってコンビニエンスですか?

まったくもって、アラブだけに油田を掘り当てただけで当人仕事もしないで毎日遊んで暮らせて、秘密の道楽が盗みだったりとか、毎日恋人と処かまわずいちゃついて、ロマンの極みいってます。
でも嫌味がないのは、自分に少しでも乙女なところが残っているから?それともただのエロ好きだから?・・・悩むところではありますが・・・
現実味がない分、割り切れて清々するからだとも思います。

一作目でファイサルの兄・…

2

美貌の誘惑 小説

遠野春日  ライトグラフII 

スパイ任務に失敗しても玉の輿が待っていた。

アラブものは積極的に読む方ではないのですが、イラストがライトグラフⅡ(小笠原宇紀)さんなのを見て、エロエロに違いない!と確信いたしまして~
はい、エロエロで甘甘のちょっとスリルありのラブラブストーリーでしたよ。
アラブといっても、北欧とのハーフで舞台はアメリカでしたので、ただ、とんでもない金持ちでした。
ひょっとしたら、これもBL版ハーレクインになるのかな?

国の重要な機密が隠された児…

1

タリオ 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

楚々として淑やかに…猟奇をのみこむ

タリオシリーズの4作目の、処理の残酷さ、猟奇ぶりは、
シリーズ中でも群を抜いています。
その復讐のグロテスクさは…
説明するのも憚られるほどです、ご容赦を。
(食前・食後には、読まない方が無難ですね。)
バイオレンスな世界で、幹部と使徒がしのぎ争い、
命のやりとりで生き残ったり、消えていったり…。
なのに、奇妙なのは…主人公・櫻庭さんだけが、
まるでそれとは無縁のように清雅にたたず…

4

トライアングル 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

両性具有の美、再び…

タリオシリーズ第3作目です。
舞台を戸隠に移して、お話は進みます。
どこへ行こうと櫻庭さんの花めいたしどけなさは不滅です。
…が、今回は異色の新キャラクター、シメールが登場します。
両性具有キャラは山藍作品の得意とするところですが、
シメールの場合はアマゾネスのような美女!(というべきか?)
ちょうど逞しい女性をイメージさせるような…
美青年ではなく、あくまで美女です。
(でも両性…

5

homme fatal 運命の男 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

禁断の色事のあれこれ

タリオシリーズ第2作は、
前作にもまして濃厚なエロスが漂います。
悪魔崇拝とか、近親相姦の果てに生まれた娘とか、
黒人と白人のエキセントリックな双子の使途とか、
血液恐怖症に、恐るべきプレイの数々…。
そういえば、今回あっけなくも処理されてしまう白須幹部だって、
妖しく歪んだロマンスグレーなのよねぇ。
(今回きりで死亡させるなんて、もったいないこと!)
ともかく美しく歪んだバロック…

3

背徳の聖者たち 小説

山藍紫姫子  ライトグラフII 

グロテスクでハードな必殺仕事人

近未来の復讐組織…といっても、
出てくる犯罪の数々が、どこまでもグロテスクです。
それこそ今時の猟奇犯罪のように。
どことなくサイバーでエロい、
バイオレンスな雰囲気が全体にたちこめています。
覚悟して読むべし!
テレビドラマ化は、まず無理でしょうね。
このお話は第1作で、まだまだライトなほうですが、
続編のお仕事は、もっと猟奇的。
ちなみにベッドシーンも、3Pなんぞは当たり前……

5

菫の騎士 小説

榎田尤利  ライトグラフII 

面白かったー

プチファンタジーなお話です。
ヨーロッパにあった架空の国の昔のお話。妖精さんとか出てきます。
ファンタジー系は私には苦手な設定なんですが、さすが榎田尤利さん、楽しく読めました。

主人公は年若い美貌の領主(受け)です。見た目は繊細でカワイイのに、常に毅然としててカッコイイ。領民から慕われてます。
幼馴染みで、小さいころに離ればなれになった年下の青年(攻め)と再会するところから物語が始まります。
可…

3

菫の騎士 小説

榎田尤利  ライトグラフII 

ダンテでなくてもメロメロです。

よかったです!おもしろかったです!さすが榎田先生でした!
中世を扱った作品は、どうしても時代背景を説明するのにてまどってストーリーに乗り切れなかったりしますが、榎田先生やはりお上手です。
主人公は 純粋で、領地や農民を大切にして、妖精に加護されている領主です。
そんな領主さまが、大好きだったいとこに心を開いてもらえないと苦悩します。
大切な人を裏切りたくない誠実でありたいと、相手からどんな…

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