ヤマダサクラコさんのレビュー一覧

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

死んだ恋人を忘れられない攻

攻は亡くなった恋人を忘れられずに遊びまくっているカメラマン。

受は攻の亡くなった恋人の弟で、小学生の時から攻に片想いしている大学生。

死んだ恋人を忘れられない攻という設定がかなり苦手なんですが、崎谷先生の「静かにことばは揺れている」が面白かったので、この際一気に苦手を克服しようと手にとってみました。

結果は...やっぱり苦手でした。

英田先生のDEADLOCKシリーズで感じ…

6

迷える羊と嘘つき狼 小説

成宮ゆり  ヤマダサクラコ 

う、うわぁ……

世宗(受け)は、15年も想い続けてるって一途だし
彼しか見えないってすごいな!とは素直に思うのですが
理央(攻め)の部屋の真下に住む為、
前の住人にお金を渡して追い出した、とか
天井に耳を付けて生活音聞くとか
“受けがストーカー”というあらすじを知りながら読んでるのに
度々おとずれる「…うわー……」なのです;

理央の妹と契約(?)して、
メモリアルなものから、二年物の使用したタ…

6

極道の犬 小説

秋山みち花  ヤマダサクラコ 

大失敗・・・

秋山さんのベタ甘系統の『ファンタジー』(『花嫁もの』も)が大好きなので、当時作家買いの一環で何も考えずに買って読みました。

イヤもう、好き作家さんじゃなかったら、タイトル・あらすじ・イラストすべてにおいて手に取る前から『絶対読まない』こと確定な作品なのに・・・

すぐに『これ、ホントに秋山さん?間違えて買っちゃったんじゃ!?』と感じて、読みながら(わかってはいても!)何度も作者を確認し…

5

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

砂原さんは大好きなのですが

個人的にツンデレが好きではありません。
この作品の受けさんは、かなりその傾向が高いのでちょっと苦手かも…と思いながらも砂原さんは好きな作家さんなので、読みました。


受けは顔だけが取り柄の売れないモデル、春巳。
無駄にプライドが高いです。

攻めは大学院生で春巳の幼馴染の仙介。
寡黙で無骨な男です。


高校卒業時、仙介が春巳に告白し、もう四年一緒に暮らしています。
春巳…

4

その指さえも 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

崎谷スタンダード?

旧版が発売されたのが10年以上前の作品の新装版。
最初に書かれたのは、その更に前の同人誌ということらしく、
なんというか、崎谷先生の基本パーツの詰め合わせというか、
スターターキットとか何とか、まあ、そういった感じのお話。
攻めは男らしく長身で細身ながらもしっかり筋肉が付いて、勉強も仕事もなんでも出来るけど、それはちゃんと努力をした上で、そしてそんな努力をしているところを他人にひけらかすこ…

1
二次創作

POV コミック

ヤマダサクラコ 

規制も悲しい……!!

イェイ!!サクラコさんの兎虎本!!

今回は、“point of view”とのことで
嬉し恥ずかしハメ撮り!!!w

バニーが一人で長期ロケの為、おじさんの傍を離れてしまいます。
さらにおじさんはちょっとの間実家に戻るという、ささやかな遠恋w
なのにそれすら我慢ならないバニーは「一回だけ撮らせて下さい!」
真面目顔でお願いすると
まさか情事の、だとは思わず「別にいいぜ~」ライト…

4

迷える羊と嘘つき狼 小説

成宮ゆり  ヤマダサクラコ 

ストーカーだけど憎めない

受けで総合商社の御曹司である世宗は初めて攻めの理央に出会ってから
15年もストーカーをしている強者で、そんな受けが主役であり一人称で描かれる
作品なのですが、かなり面白かったです。

財力に見合ったストーカーぶりなのですが、それが実に健気な感じで犯罪行為だけど
読んでいると全然憎めないのですよ。
大人になってからのストーカー状態は相手に気づかれないように、相手の守銭奴気味の
実の妹で…

5

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

太陽に憧れて必死に手をのばす兄弟

『センチメンタル・セクスアリス』のスピンオフ作品ですが、わたしはこちらの作品の方が好きです。
視点が受け攻め、両方で読めるのも楽しめました。


受けの千夏史は大学二年生。
兄の由多夏は、22歳という若さで病気で亡くなっています。

攻めの明はもうすぐ30になる、人気フォトグラファー。
バイでハンサム、ちょっと皮肉屋な彼は由多夏の元恋人。


今回のテーマは『子供』のようです…

3

その指さえも 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

旧は買っていないので


新装版で出ると聞いて買いました。
とりあえず、りっちゃんがかわいい!
健気なのにえろくて、これは中垣さんもオトされるね!なんて思いながら、読んでました!
お話的には比較的ライトめで、重い話が好きな私としては物足りないような気もするんですけど、
まあでもえっちが濃かったからいいかな?なんて(笑)

あと宮本さんたちの話にもいましたが、比良方さんがかっこよい女性だ!すてき!きゃー!(笑…

1

その指さえも 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

懐かしの・・・

旧版は、10年前に(結果的には)崎谷さんのプラチナ文庫唯一の作品として出されたものです。

その後、ルチル文庫でリンク(シリーズ?)作の『絵になる大人になれなくても』『大人は愛を語れない』が出て、こちらだけが浮いたような形になっていました。

私はシリーズに中でこちらがいちばん、イヤ唯一好きで、旧版は何度読み返したかわかりません。
崎谷さんの(私の好きな傾向の)初期作らしさがよく出て…

6
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