ヤマダサクラコさんのレビュー一覧

薔薇とライオン(1) コミック

Unit Vanilla  ヤマダサクラコ 

ゴージャスゴージャス!

Unit Vanilla×ヤマダサクラコなんてなんて豪華な…!!
1巻では2組のカップルのお話。
ルチル本誌で読んだときはもっと痛い系に感じたんだけど、結局あまあまな印象でした。
1組目は、学園の副団長ジュリアーノ×元ジュリアーノの家庭教師であり、現数学教師・忍。
忍が自分の家庭教師をしていた時、好きすぎて無理やり彼を抱いてしまったジュリアーノ。
その後すぐ忍は姿を消すが、このローゼリオ…

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薔薇とライオン(1) コミック

Unit Vanilla  ヤマダサクラコ 

次回は王道を越えてね

ソコソコ面白かったけどなんとも王道の学園ものなので、おまけの萌評価。
その学園の設定がなんとも国際的で、ああ、こういう風に様々な皆さんが一堂に会するにはうってつけの設定だなと感心する反面、雰囲気がいまひとつこぢんまりしちゃっているな、もっと嫌味なくらい壮大でゴージャスでも良かったんじゃないかなとも思ってしまいました。
学園の創設理由がこうだとすると、創設者にアーサーさんがいるのでしょうか?(ア…

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薔薇とライオン(1) コミック

Unit Vanilla  ヤマダサクラコ 

企画もの第2弾

コミック発刊は3番目になりましたが、企画としては2番目ですよね。
すると、アーサーズよりこちらが先。
実際のプロットとか発想はどちらが先だったのだろう?それとも同時?となぜかそっちが気になったのですが。
各話を作者の言葉で綴る小説コラボと違って原作となるとキャラ設定とか、ストーリー以外は漫画家さんの力だよりになるわけで小説よりは作者が見分けづらいですよね。
でも木原さんは何となくわかりそう…

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センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

バカな子程可愛い

メランコリック・リビドーがすっごくよかったんで、こっちも購入してみました。
皆様のレビューを拝見して、正直私には春巳はダメだな…と思ってたんですけど、いけましたいけました!
逆にここまでバカだと清々しいかんじでしたね!素でバカだからどうーしようもない。
バカだけど、外見だけしかない自分に対してコンプレックス抱きまくりの春巳。
最後のほうにはとっても可愛いやつに見えてきました。

キモイ…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

執着愛

千夏史も日和佐も10年以上同じ相手に囚われ続けるって、、、

千夏史は,他には何も見えない子供の思いこみで、
日和佐は、由多夏を亡くしてから、閉じたまま成長を止めてしまった心で

二人の時間が動き出してみたら
日和佐はいきなりエロ親父でした。

うーんと、後は、
メインキャラの片方を、「かわいい」とか「こどもっぽい」「華奢」って表現するのは、よくあることだけど、
だからといって…

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スウィートルームに愛の蜜 小説

水上ルイ  ヤマダサクラコ 

物足りない

大富豪のホテルマン(攻め)と、美形のドアマン(受け)の恋の話です。
攻めが受けを見初め、働きつつスイートルームで一緒に暮らさせ、毎日のようにセクハラする。受けは攻めに、少しずつ惚れる。
受けがレイプされそうになったところを攻めが助け、大円団、みたいな。
よくある大富豪系ストーリーの王道展開なんだけど、いまひとつ感情移入できませんでした。
主人公をノンケ設定にするんなら、最初は男同士であることに、も…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

憂鬱な性的衝動???

『メランコリック・リビドー』直訳すると、憂鬱な性的衝動???

千夏史は小学三年生だった頃
駐輪場で他人の自転車に座り込む高校生の日和佐と知り合う。
兄 由多夏と同じ制服をずいぶんだらしなく着こなす日和佐に
興味を抱き何度も会いに行ってしまうのだが
駐輪場で日和佐が待っていたのは、兄 由多夏だった。
日和佐は兄の恋人だった・・・。

その瞬間、兄に恋する日和佐に、恋い堕ちたわけで…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

想いが届いた初恋

みなさん書いてらっしゃるように、私も『センチメンタル~』とリンクしているお話だと全く知らずに買ってました。
なので、日和佐という名前が出てきても「これ、誰?」状態で。
カメラマンという職業から、ようやく「ああ、あのカメラマンかぁ~……」と納得。

29歳という、れっきとした大人ですが、恋愛に関しては高校生の時から成長していない気がしました。
最愛の恋人を、22歳で亡くしちゃってるから仕方…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

すべての鍵は「亡き兄」

今まで、砂原さんの作品を読む時は
早い段階で物語の世界に入り込める事がほとんどなのですが
この作品では、半分読んでもまだオブザーバー的な見方しか出来なくて
正直戸惑ってしまいました。

でも、後半に入った途端に
それまで冷静に読めていたのが嘘のように
落ち着かないような、もどかしいような気持ちになって来ました。
そして、それは
自分の心の動きが日和佐の心の動きにリンクしていたから…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

早くも2009マイベストの予感…

ダメ、萌え殺されました…
登場人物がみんなみんな愛しい。
日和佐がどれだけどうしようもない男でも、それでも愛し続けた千夏史。
亡くなった恋人・由多夏が自分のことを本当に愛していたのか悩む日和佐。
自分の気持ちを上手に伝えることはできなかったけど、亡くなる直前まで日和佐を愛し続けた由多夏。
みんなただ相手が好きなだけなのにうまく伝わらず、まとまるまで時間がかかりましたねー
飄々とした日和…

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