高月紅葉さんのレビュー一覧

春売り花嫁とやさしい涙 小説

高月紅葉  炎かりよ 

表紙と中身は違うと思われて読まれる方が良いです

仁義なき嫁のスピンオフ的な作品です。
出来れば本編を少し読まれている方が良いかもしれません。
というのは、かなーり本編カップルが出張ってますので。
時系列的には『続・仁義なき嫁 2』の後辺りだそうです。
この評価、はっきりいってストーリーへのものではありません。
内容だけならば完全に萌×2でした。

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受けは大滝組が経営するデートクラブの…

8

傷心 小説

高月紅葉 

距離を保つのが愛情だと思っていた

ふたりだけのバンドのボーカル銀とギタリストの春日のおはなし。

最初は銀が春日を好きで好きで酔わせてお持ち帰りしたのかと思ったのですが、実は春日の方がそう思っていたようで、ちょっと勘違いしました。

お互いに近づきすぎてはいけない思いながらもどうしてもお互いが必要だったのです。
まぁそこまで深刻にならずに素直になっても特に問題がなかったんじゃないかとも思われますが…
飲みに行ってえっ…

0

夜明け前まで 小説

高月紅葉  中田恵 

人生をやり直すということ

やくざで真幸を性処理の道具にしている美園とフラワーアレンジメント販売店を隠れ蓑にして拳銃の売買を手伝っている真幸のおはなし。

とにかく真幸のおいたちがかわいそうです。かなり悲惨。親に見捨てられ養父には犯され売られやくざの美園の慰み者に。
いいように大人たちに翻弄されて利用されてもそうやって生きていくしかない。
悲惨すぎるのですが、そのいきさつは語られるだけで物語は今の真幸を中心に進むので…

7

十五夜の月 小説

高月紅葉  YU-SA 

微笑ましいの極み

『タイトルに「月」が含まれるのを選んで読んでみる』と言う試みを急に思いつき、その中で選んだ短編。
シリーズ物の一編と言うのを知らずに読んでしまいました。

恋人同士の大樹と千鶴、大学時代の同級生10人あまりと集まって千鶴の家で月見をする。その一夜の物語。

シリーズを読んでいなかったので、背景がわからなくて大樹の行動が唐突だという印象と千鶴があまりにも女性的でちょっと引きましたが…
こ…

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デラシネたちのその後『用心棒にキスの雨を』コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

もったいない

『用心棒にキスの雨を』コミコミスタジオさんの特典ペーパーです。
B5の片面。
でも、このためにわざわざ買う必要はなかったかなあと思いますが。
短くて。

本編のその後、視点は攻めの志賀です。
攻め視点大好きなわたしには嬉しい仕様ではありますが、なにせ短い!
特典ペーパーにしては珍しく濡れ場を絡めているのだから、もう少し読みたかった(苦笑
志賀がかなり暁明にのめり込んでいる様も、本編…

0

Trick or Treat 小説

高月紅葉 

空気感の違う二作

『仁義なき嫁シリーズ』と『用心棒にキスの雨を』の書き下ろし同人誌。

表題作の『trick or treat』は『仁義なき嫁』の周平×佐和紀。
タイトル通りハロウィンのお話。
キャバ嬢へタラシ気味の石垣とヘベレケ三井、そしていつでも常識派の岡村が、兄貴分の周平と共に大滝組経営のキャバクラで羽を伸ばし中(主に三井が)。
ハロウィンの意味をずっと勘違いしていた佐和紀の話を肴に、お気に入りのコ…

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壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

高月さんは丸ヤお好きですな(笑

高月さんの紙書籍作品。
個人的には高月さんは電子の方が自由に書かれているようで(電子だと長さの調節が出来るというようなことをどこかで書かれていました)面白いなあと感じます。

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受けの律哉は信貴組の跡取り息子で21歳。
組内の愛称は『お嬢』で、童顔がコンプレックスのフーゾク万歳な大学生。

攻めは、32歳で信貴組若頭の諒二。
律哉が幼い頃から…

0

インテリヤクザと甘い代償 小説

高月紅葉  YU-SA 

男×男ですが甘やかし方が萌えます

こちらの作品の攻めは『仁義なき嫁シリーズ』の四巻(短編集)に登場していました。
長くない作品なので、攻めと受けは利害の一致という形で既に知り合っています。

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受けは組織犯罪対策部刑事の大輔で、妻帯者。
情報源として田辺と接触しています。

攻めの田辺は大滝組の構成員で、顔を武器に詐欺でしのぎを上げるインテリヤクザ。
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3

仁義なき嫁7~初恋編~ 小説

高月紅葉  中田恵 

壁ドン!きた!

『仁義なき嫁シリーズ』の第七巻です。
もうもう、前巻以上にゲゲゲーッとマジすかポイントがあって、またまた心配です(涙
まだ一〜三巻なんて甘ったるい方に入っていたのだなあと思うと、懐かしさが…

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受けは、戸籍登録が女とされているためまさしくその言葉通り嫁いだ佐和紀。
美人すぎるチンピラ狂犬。

攻めの周平は大滝組若頭補佐で、男の佐和紀を嫁に迎…

2

用心棒にキスの雨を 小説

高月紅葉  幸村佳苗 

他作品も読んでる方はニヤリ

高月さんのシリーズ『仁義なき嫁』で、攻めが若頭補佐を務める大滝組がこちらで少し登場しております。
名前が出ているのは若頭の岡崎だけですが、チラッと出たのは周平(仁義〜の攻め)の舎弟の岡村なのかな?
既読の方にはニヤリとさせられますね。

文体ですが、高月さんは一様に軽くはありません。
わたしは『仁義〜』で慣れていて好きなのですが、それでも作品によっては読み辛く感じる部分もあります。
視…

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