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1/2(合計:13件)
S・稔也 鳳巳乱
葡萄瓜
何とも今見返すと不思議な判型です。 現在の様な軽装のノベルス版ではなく、かと言って 耽美小説レーベルで用いられていたハードカバー版 ノベルズ仕様でもない。 B6版でハードカバー、そして中編が一編収まる程度に 抑えられた紙幅という当時としても画期的な版型です。 このエクリプスと言う小説レーベルは中々に へそ曲がりな部分があった様で、後日刊行された雑誌が A4版であったりもしました。 …
S・稔也 岩清水うきゃ
マキヲ
一言で表すと、不思議なお話でした。あらすじと冒頭の感じから主人公は俊介だと思っていたのですが…違いましたね。主人公はシマムラタクヤでした。 ジェットコースターのように展開して行くので、勢い良く一気に読むことをお奨めします。学園モノと思いきや、三人が高校生であることはかなり序盤でどうでもよくなるところがツボでした。 岩清水うきゃさんのイラストは初めて拝見しましたが、美麗かつエッジの効いた…
S・稔也 藤たまき
M
ネタバレ
こちらも、BLの中では古典と言ってもいいでしょう「1995年」のBL小説。 作者はS.稔也先生。 個人的に、この先生が書く本は、結構イロモノが多い気がしたんですが、やはり今回もイロモノ。 人間になれる狼? 年齢が行くと狼になる人間? の話です。 もちろん、狼の世界なのだから、独特のルールもあります。 黒い狼と、赤い狼は対になって村を守らないといけない……などなど。 ところ…
S・稔也 桃季さえ
いくこ
私のはじめてのホモ小説はこの人でした。 だんだんとと失速したのは、結婚されたんじゃなかろうかと推測している。 やおいはファンタジー、から、生々しさがあらわれはじめて、書かなくなったような印象。 この本は後ろから何番目な本だので、予想通り面白くない。 ストーリーのネタバレが、練る時間もなく無理やりな印象がある。 似たような話はあるだろうけど、この人なら面白くできるはず。と。思えるのでただ惜…
S・稔也 甘野有記
むつこ
悩める男子高校生たちによる群像劇っていうか、爽やか青春グラフィティ(死語?)みたいな話かなーと、最初のほうを読んでるときは思ってんですが、読み進むとなんか変な空気感のある作品で、コメディなのかシュールなのか、いやいややっぱ爽やか青春ものだな…と…つまり結論をいうと、なんか面白かったです。 登場するのはタイトル通り男子高校生ばかりです。 登場人物がたくさんいて、三角関係でも四角関係でもない、タコ足…
S・稔也 相模郁人
marun
同名タイトルの続編の完結版となる作品です。 前作も分かり辛いと思ったのですが、今回もそうですね。 せも、前作よりも人間関係?アンドロイド関係が複雑化してます。 愛憎劇だったり嫉妬だったり執着だったりと目まぐるしい。 そして続編なら前作で恋人同士になった博士と助手の ラブ甘な展開でもあるのかと思ったら・・・痛いです! 切ないです、悲し…
これもファンタジーの部類でしょうね。 天才的な彰人は人嫌いで広大な敷地の別荘で密かに研究を 続けている変人です。 そしてその彰人を博士と敬愛を込めて呼びお世話しているのが 孤児で6歳から引き取られて現在一緒に暮らしている尚です。 この彰人には20歳の時に体外受精して兄へ里子に出している 子供がいたのですが、3歳で亡くなっているのだが現在も 生きている事になっている。 それは天才的な…
S・稔也 美輝妖
クレタコ
2部構成で、1部は12歳少年攻。2部はその8年後。 年下でショタ攻有りで、本家の息子×分家の息子の従兄弟同士で、更に父親×息子やら、父親同士での兄弟関係やら近親モノオンパレードで、遊太〔攻〕と誠一〔受〕は実は従兄弟ではなく本物の兄弟……と近親モノスキーとしては設定自体は好みなんですが、どうにもこうにもストーリー展開の無茶苦茶さについていけなかったです。 あとこのS・稔也さん作品全般に言える事な…
これね、ものすごく面白いのでお勧めの1冊! ただのBLと思うことなかれ、サスペンスあり笑いあり涙ありと アリアリのオンパレードストーリーです。 まぁ、絶版になっている本なので手に入りにくいですが・・・ 呪われた血筋を継ぐ攻め様(爬虫類に変化します)と その一族の秘密を守り続ける受け様の一族(攻め様の分家筋)との 背景を中心に進む物語、攻め様は小さい頃、父と名乗る人物から 虐待に近…
ドラマCDは聞いたんですがそれだけだと内容がちと分かりにくくてずっと原作探してたんですがやっとこさ読めました。 95年発行ですが藤たまきさんの挿絵のせいか、さして古さは感じさせません。 しかし稔也さんの文章は独特の癖があって個人的にはやっぱちょっと読みにくいなあ。 主役桃太[受]は小説でもやっぱかわういです、獣化してもかわういですねー。 しかし黒木[攻]はやっぱひでえ。勝手にさらって行った…