榊空也さんのレビュー一覧

職業、レンタル彼氏。 小説

高岡ミズミ  榊空也 

面白くて一気読みした!

面白かった!どの本から読もうかな~とパラパラ見てたら面白くて一気に読んでしまいました!
実は街こまち先生の「レンタル彼氏」(コミック)がすごく好みのお話で、同じくレンタル彼氏・・・と思って表紙買いというか題名買いしたんです。

面白かったのは受の馨の自分の容姿に対する自信。「俺ってかわいい」って自覚してる。でもありがちな女王様なんじゃなくて、感覚がすごく庶民で基本いい子。

そして攻の誠…

1

極悪人のバラード 小説

月東湊  榊空也 

惜しい

大学時代の友達と起業した実業家×孤児の郵便局職員。
どちらかといえば苦手な攻め視点の話だったのですが、ページは分厚いし、ガッツリ読みごたえのあるいい話でした。ただ攻めと受けが別れていたときに受けが身を売ろうとしていた理由がイマイチわからないし、そのことを攻め受けのあいだでその後話し合われていないのがマイナス点。まあ金銭的事情なんでしょうが、そのときにはそれほどお金の必要な状態ではなかったはず…。…

5

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

本物のワンコにはかなわん≧▽≦

簡単にあらすじを読んだだけで、思わず表紙買いしてしまった作品です☆
愛おしい表情で抱き合う2人が本当に美しくて素敵♪

とにかく、ワンコの可愛さに萌えに萌えてしまいました*´ω`*
妖力を得て、クマほどの大きさになった山犬の壱ノ護。
常に妖力を身にまとい、周りを威嚇し続けているような壱ノ護なのに、夏生に甘える時の仕草がひたすら可愛いんです☆
じゃれ合う2人の微笑ましさったらもう、本当に…

2

憂える白豹と、愛憎を秘めた男 小説

牧山とも  榊空也 

ガッカリ感が半端ないです…

『孤高の白豹と、愛執を封じた男』の続編になります。今回は、吸血人豹一族の白い異端児・セルリアの過去が絡んだ事件でした。

前作では、呪いのせいで千年以上生きた天才薬剤調合師・千早と意地っ張りで愛想の無いセルリアの最初は仲の悪かった2人が、同じ孤独に共感してだんだん絆が強くなっていったのが見所でした。ただ、近未来やモフモフなどの設定も好きだったのですが、BL色が薄いのだけが心残りでした。だから、…

11

孤高の白豹と、愛執を封じた男~天国へはまだ遠い~ 小説

牧山とも  榊空也 

続編が楽しみです

今月続編が発売されるということで、設定に惹かれて手に取りました。前のレビュアーさん達が言うようにBL色は薄かったけど、設定が面白くてスルスルと読んでしまいました。

呪いのせいで年も取れずに死なない男・千早と吸血人豹一族の異端児・セルリアとの、徐々に信頼関係ができていく過程が萌えました。人と関わるのが苦手で孤独に生きてきたセルリアの素っ気ない返事と、飄々と受け答えしてる千早の、ちょっとコミカル…

3

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

萌えに悶える

驚愕の面白さです。
お話を作るのに大変苦労されたとのことでしたが、いつも通りよどみのない文章で、安心して物語の世界に入り込んで行くことができました。
上橋菜穂子先生の『狐笛のかなた』を彷彿とさせるような、どこか懐かしく牧歌的な雰囲気です。
迷いの多い難しいキャラと評された夏生ですが、取り込まれるばかりで取り込むことができないという性質にも、半妖という存在ゆえの孤立にも、壱ノ護とじゃれあう(…

4

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

せ・せつない。。

半妖と人型になれるワンコのファンタジー物。
性格もそのまんまワンコでとにかく受けを守るために必死で言葉足らずな攻めが可愛かったです。
最初は可愛いとか愛おしいとかも全部食いたいって言葉で表現してました。
2人が離れ離れになってしまったシーンが切なくて切なくて。。
お互いにボロボロになってしまって、それでもやっと巡り会えた時には思わずウルっと来ました。。
色々事情はあるにせよ、受けに助けて…

5

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

不器用な百年分の想いにキュンキュンします

野原さんの初ファンタジーものです。人間の父と大樹の化身の母を持つ半妖の夏生と、夏生に拾われて命を救われてから夏生だけを守ってきた妖犬・壱ノ護の、夏生が自分の居場所を探すまでのお話です。
とにかく、壱ノ護の一途さと百年分の想いにキュンキュンしたし、夏生が好き過ぎてわけが分からなくなるほどのワンコぶりに萌えたしで、面白かったです。
ただ、夏生の母親が人間に殺されたり、夏生も人間の都合によって捕らえ…

10

極悪人のバラード 小説

月東湊  榊空也 

久々健気受けに萌えた

起業家 x 孤児院で育った孤独な青年

幸薄健気で一途な受けというBL王道的作品。

陵辱っぽいのが入ってると萌え度高い私には満足行く不幸健気受けで良かった。たぶんこの本は切ないものを堪能したくなったらまた再読する作品となった。
途中切な過ぎて何度か泣いた。

自分は必要ない人間なんだとずっとそう思って生きて来た受け。
ある理由から30万で売りをしようとする。
たまたま気まぐれに…

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極悪人のバラード 小説

月東湊  榊空也 

孤独で不憫な受けに泣かされます。。

極悪人攻め最高!と不純な期待でいっぱいだったのですが、涙涙のカナリ切ないお話でした。
最初の頃の攻めはまさにサイテー!性格最悪ですが、受けと出会って愛しさを知り、これまでの愚かさを悔いて、救われていきます。
元々悪い男ではなかったんだと思いますが、親友への報われない思い、孤独感で歪んじゃってたんでしょうね。
受けの生い立ちがとにかく可哀想で不憫で。。
泣けました。。
攻めが受けを知り合い…

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