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3/3(合計:30件)
雨森ジジ
にわか乙
同人で知った作家さんですが、 独特の雰囲気をもったお話を書かれる事が多いです。 舞台は北アメリカ アラスカ州デナリ。 周り一面を銀世界で閉ざされた山脈でホテルをきりもりしている兄弟。 兄のチルチルは生活の為に男と寝るあばずれ。狩りなどの力仕事は弟に任せっきり。 腹違いの弟ミチルは生活の為に外に狩りに出かける。学がなく、読み書きは兄にたよりっぱなし。 「戻って来るまで弟の事を頼んだぞ…
野原滋 雨森ジジ
blacksima
ネタバレ
表紙の綺麗な青と雨森ジジ先生の可愛らしいイラストに惹かれて購入しました。読んでる最中は何度も泣けてきて、ページを読む手が震えて大変でしたが(笑)たくさんのエールを貰えた気がします。野原滋先生の伝えたい言葉がいっぱい詰まっている本の様に思えました。 キャラクターにクセがあるというか、話が重たい部分も有るので好き・嫌いは分かれそうな作品かなぁとは思いますが、とても素敵な本です。(話は受け視点です…
marun
青い鳥がモチーフの精神的に痛さを感じる作品で、個人的にはシリアスと言うか アラスカの地で必死に生きるている兄弟が悲しくて幸せを見いだせない感じでしたね。 父親に置き去りにされた幼い二人、戻ってくるからと母と小さな弟を守ってくれと 言われた一言に縛り付けられているのか、それが、それだけが生きる目的なのかと 言う流で、何年も帰らぬ父親を待っている健気な兄。 生活していく為に兄は客を取り足…
茶鬼
雨森ジジさん、初コミックスだったのですね! gateauで随分前から見ていた気がするので全然そんな感じがしていなかったです(汗) 見ての通り絵柄は大変に可愛らしい、小嶋ララ子さんを彷彿させるような絵柄です。 今まで見た作品もどちらかというと切ない雰囲気系の作品だったのですが、初めての長期連載となったこの作品。 アラスカを舞台に、父親を待ち身体を売り弟を守る兄と、兄が唯一の存在である弟という…
時城
表紙イラストと虚弱設定主人公に惹かれて購入。内容もふわっとして可愛らしい作品でした。 主役2人とも、実年齢にそぐわぬ、高校生ものを読んでいるような純真さでとても可愛かったです。やだやだやだやだ、なんて駄々こねる24歳なんて初めて見た(笑) 作中ではとんとんと時間が流れていくのですが、それが日常の穏やかさを感じて、読んでいて心地よかったです。恋に落ちるのに時間の経過は重要だと思っているの…
柊平ハルモ 雨森ジジ
kirara
柊平さんは結構好き作家さんなんですが、最近はなんとなく微妙な作品が多いんですよね。でもこれは、復帰後の作品ではいちばんよかったかもしれません(買ったけど未読の作品もあるので、断言はできない)。ちょっと浅いな~とは思うんですが。 ただ、もともと『淡々とした地味な日常のストーリー』も『気持ちのすれ違い』も好きなので、そういう意味では決して悪くはなかったです。 それにしても、タイトル通り『溺…
先月出ていた新人さんの本なのですが、最初に読む時、冒頭に登場するどうにも攻めとなる男子の何か病気なんだろうか?と思うほどの、悪意はないんだけどずけずけと人の心を踏み躙る、まるで子供の様な24歳の描写が不愉快に思い、そして雨森ジジさんの幼いイラストに違和感を感じて、読む順番を後回しにしておりました。 やっと、腰を落ち着けて受け入れる体制ができてもう一度開いた時、このお話に釘付けになり、最初不愉快に…
この作家さんの商業デビュー作になる作品だそうですが・・・ 個人的にはかなり好きなお話でしたねぇ~、重くなりがちな設定も攻め様の破天荒で 天然的な性格のせいで重くなり過ぎず、だからと言って内容が軽い訳でもなくて 初めから終わりまで一気に読める程内容的に素敵なお話でした。 受け様は、虚弱体質の重度の喘息持ちで、酷い発作の度に死を覚悟するくらいなんです。 それでも成長と共に少しずつ自分で体…
usamomo
甘〜いお話でした。 あらすじからみたら淫らな感じもするし軽い感じ?って思ったのですけれど、受けちゃんは可哀相な境遇?というかすごく重い罪を背負っているんですが、わりとそれが重く感じられないです。 それがいいのか?悪いのか?私的にはもうちょっと重くても良かったかな?って感じがしました。 悠嘉は病院を経営している両親の跡取りなのですが、小さな頃から身体弱くてアレルギ…
愛情の示し方がずれている攻め様と、姉の死に負い目を 感じている受け様との恋愛模様です。 身体も弱く病院を経営する長男ではあるものの家族からは 期待されていないと解かっていても幼い弟が医者になるまでの つなぎ役として家の為に出来る事をと考えている受け様に 父親から攻め様との同居をお願いされて・・・ 4年前に自分を助けるために亡くなった姉に必要以上に 自責の…