青井秋さんのレビュー一覧

ステラリウム コミック

青井秋 

美しい画面で綴られる淡々とした物語に癒されました。

青井さんの(当時)新刊を発売日に買ったにもかかわらず、何故か読めないでおりました。
忙しいのもあったんですが、何故かファンタジー設定のBLって苦手な事が多くて。
多分、設定がファンタジーだと人外とか平気でいるので、ゲイなんてなんでもないじゃない!人間なだけマシ!という事になってしまうからじゃないでしょうか、何となく。

それで読んでみましたが、普通に良かったです!
もう少し早く読めば良か…

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爪先に光路図 コミック

青井秋 

緻密に描かれた植物がたまらないです。

繊細な絵とお話を描かれる作家さんです。
多分好きなものが自分と近いので、毎回モチーフのどれもが素敵で。
ステラリウムと一緒に購入しましたが、どうもBLでファンタジーが苦手のようでこちらの方が好みでした。
緻密に描かれた植物がたまらないです。
多分、鉱石もお好きじゃないかと思っていたら、Cannaで連載していらっしゃるお話が鉱石絡みのようで、矢張り!と思ってしまいました。
描かれた二人の関…

2

ステラリウム コミック

青井秋 

聖夜のような美しく包み込む夜

「爪先に光路図」を読んで、この雰囲気は何かに似ていると思っていたのが、これを読んでわかりました。

ますむらひろしや宮沢賢治の世界観に通じるところがあると思います。とても現実離れした世界の中で、とても純粋で人間らしい気持が行き来する美しい世界でした。

大切な人をなくしていたり、報われない想いを描いてはいるのですが、この人の描く夜は温かい。「爪先~」でもそうでしたが、夜にたたずむシーンでも…

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プラチナ文庫10周年&CannaComics3周年記念ANNIVERSARY BOX グッズ

「従者にあらず」・「くろねこ屋歳時記」番外編

プラチナ文庫&CannaComics応募者サービス小冊子「ANNIVERSARY BOX」です。小説11編、漫画19編を収録。そのうち、本編既読の『従者にあらず』と『くろねこ屋歳時記』の番外編を読みました。

【小説】『従者にあらず』番外編「魔法使いと小さな呪い」椹野道流
疫病の流行から半年後。パン屋のホルガ―と魔法使いのロテールは毎日のように夕食を共にしています。しかし今日のロテールの様子…

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天使強奪 小説

六青みつみ  青井秋 

灰色鼠と聖天使に恋した男たち

代償シリーズで随分楽しませて頂いた作家さんの新作はもちろんファンタジー。
架空の国の話で、宗教や信仰を背景にしたシリアス気味の作品でした。

世界が三つの国に大きく分かれていて、それぞれが違った宗教を信仰している。
その一つのカナン大陸のクリストゥス教が作品の軸になっています。
始まりはカナン大陸の端にある島国が舞台でその王国の姫が悪魔憑きになってしまい、
クリストゥス教本山から教皇に…

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天使強奪 小説

六青みつみ  青井秋 

エリファスの天使なんだか小悪魔なんだかビミョーなあたりに萌えでした♪

後書きに、「俺たちの闘いはこれからだぜ!《完》六青センセイの次回作にご期待ください。」みたいな終わり方になってしまいましたが…とありますけど。堪能させていただきました!
ファンタジー系も好きです♪この作者様の描写は映像をイメージしやすい。困ったことに、グロいシーンもですけど…。いっしょに入ってた【天使託卵】ホントいいもの見させていただきましたって感じの美しい絵が脳内に広がりました。次作あるなら是…

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ステラリウム イラストブロマイド グッズ

今年NO1ブロマイド(当社比較)

芳林堂書店限定のイラストブロマイドです。
絵はステラリウム同時収録作・真空庭園の表紙絵になります。

このイラストはコミックの中では白黒印刷で収まっていたので、
(まぁ、だいたいのカラー絵がコミックに収まると白黒になっていて、
もったいない感のあるものは多いのですが;)
カラーでこうやって手元に置いておけるのは本当にありがたいです。

表題作も好きでしたが、この同時収録作も私のお気…

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オリジナルボーイズラブアンソロジー Canna Vol.17 コミック

黒沢要  栗城偲  青井秋  ウノハナ  会川フゥ  見多ほむろ  在智はるふみ   梅松町江  山田酉子  菊屋きく子  渡海奈穂  如月マナミ  鈴倉温  元ハルヒラ  ミナヅキアキラ 

掘り出し物2

Canna.2に引き続き、ミナヅキアキラ先生の作品を探している中で見つけたのがこちらです。
「角髪(みずら)をのこ」という企画をしていて、2に引き続きミナヅキ先生の描かれる萌え萌えみずらの美男子たちが拝める、ありがたい雑誌です。

あとがきコメントに、先生も萌えながら描かれたとありました。
ミナヅキ先生は古代日本とものすごく相性が良いとわかったのも、ファンにはうれしい発見でした。

そ…

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爪先に光路図 コミック

青井秋 

美しさに満ちた世界に

美しい表紙だと思ってはいたのだが、初めて手に取ってページをめくり
口絵を見た途端に、心奪われた。

岩井は、大学の教授に紹介されて、
アルバイトでとある研究者の助手を務めることになる。
田舎の研究所で研究に没頭する、変わった研究者・室田。
最初はとっつきにくく感じていた室田に惹かれて行く岩井。

山でのフィールドワーク、自然の中、
ほぼ二人だけの世界がゆるやかに進んでいく。

6

ステラリウム コミック

青井秋 

うん?ボーイズラブ??

これまた不思議なファンタジー(?)ではまっちゃいました。

今回はなんと星の製造とな?!
前作も思ったけど、本当に不思議な世界観です。
だけどその世界に引き込まれるから不思議。

星の製造過程で誤ってできた少年とのお話ですが
すぐには受け入れられない。
少しずつですが、歩み寄っていく感じがいいですね。
この2人はゆっくりと進んでいけばいいと思います。

後半はこれまた不思議な…

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