青井秋さんのレビュー一覧

狼だけどいいですか? 小説

葵居ゆゆ  青井秋 

ファンタジーだけれども…

とにかくお人よしな奈々斗。
最近不幸が重なって沈み気味だったけれど
自分を助けてくれる老人のおかげで路頭に迷わなくてすんでる。
そして、ひょんなことから出会ったアルフレッドと期限付きで暮らすことに。

そのアルフレッドというのが実は人狼で
自分と暮らしてた人間の、最後の願いを叶えに日本に来ていた。
が、それもかなわず去ろうとするも、
このお人よしで寂しがりな奈々斗をほおってはおけず…

1

爪先に光路図 コミック

青井秋 

非常にゆっくりしている

森の風景がリアルすぎて
読むのが嫌になってしまった作品でしたが
作品そのものは、好きだったため
やっと購入しました。

研究員の助手として出会う。
研究って響きだけでも
不思議な気分になるのです

万華鏡をのぞいているような
気分になるなと思ったのは
初よみの時も今もかわらないです。

何がメインなのがいまだつかみきれないのです。

感情とリンクする他の波長や生命体を…

2

ステラリウム コミック

青井秋 

足りない

とても優しいお話でしたし
作品としてもっと読みたいなと思える作品だったのですが

もっと読みたかったなと
消化不良な気分になりました。

素材の中から生まれた少年この設定とても好きですが
だから?なにを?という
部分がなくて、想像の世界というか、スケールが大きいのかもしれませんが、私にはとても大雑把な話の進みかただなと感じてしまいました。

もっと知りたいという部分が多すぎて、…

8

ステラリウム コミック

青井秋 

BL感が薄い、童話の様な美しい作品。

表紙のカラーは勿論ですが、
其々のお話のモノクロ扉絵、
物語間に挟まれる、
星の基を閉じ込めた小瓶の一枚絵。
繊細で、「見入ってしまう」という
感想がぴったりはまる。

青井さんの活動に詳しくはないのですが、
BL以外の絵のお仕事は
されていないのでしょうか。
通常のファンタジーものの挿絵も
とても似合うように思います。
「原画を見てみたい」と思ったのは、
明日美子さん以…

2

爪先に光路図 特典ペーパー グッズ

見とれるペーパーって初めてだよ。

美しいんだこれが。

よくあるおまけ漫画ペーパーではなく、
青井先生直筆のメッセージと
シダ植物や菌類や卵の静物画。
植物図鑑の様に繊細で、
うやむやさのない潔い線。
この方の静物画、
本当に額に入れて飾りたくなるほどに
私のツボに入ります。
キレイだなぁ…

正直、人物画は
そこまで好みなわけではないのですが、
雰囲気を作り出す風景や植物も
全てひっくるめて、
青…

1

爪先に光路図 コミック

青井秋 

きっと、この人にしか描けない。

なんだか神以外付けられませんでした。

これが「ボーイズラブ」なのかと問われれば
世に言う腐的なイメージとは外れると思います。
1ページごとにドキドキして
読み進めた文学作品の様な印象。
暑い夏の日、火照りとともに
綯い交ぜになってしまった恋心のような…
何とも不思議な胸の高揚を感じました。

一般的なBLに見られるように、
岩井は自分の恋心に気付いて悩み、
自己完結しよう…

2

ステラリウム コミック

青井秋 

青井秋さんだからこその素敵な一冊。

すごくお恥ずかしいことながら、
この本がちるちるのランキングに入ってしばらくした頃にやっと、
この本が「爪先に光路図」と同じ作家さんの本だと気づきました…。
青井秋さんのお名前、
今度こそボケたこの頭にもしっかりインプットしたいと思います…!


今回は丸々一冊ファンタジーなんですね。
青井さんは絵でしっかりと世界観を表現して魅せてくれる作家さんなので、
ファンタジーがとても向い…

4

ステラリウム コミック

青井秋 

美しく無垢な星の子

いったい、どうレビューすれば伝わるでしょうか・・・

「星」を製造する工場に勤める、繊細でやさしい人々と、
「星」になる筈だった「もの」と想いのこもった涙から生まれた、無垢な少年。
大切な存在を亡くして深い悲しみに沈むカナタを、星の子が癒していきます。

儚く美しいストーリー。本当に素晴らしかったです。
そしてこのお話のやさしい世界は、美しい青井秋先生の絵があってこそでしょう。
ど…

7

爪先に光路図 コミック

青井秋 

神です。

優しさが本になれるなら、たぶん、この本でしょう。

ものすごく繊細な絵とストーリーに感動しました。

5

ステラリウム コミック

青井秋 

淡いけれどくっきりとした世界

大好きな青井先生の二作目。

今回はファンタジーを織り交ぜた優しいお話でした。

自然や生き物を愛する、とても青井先生らしいお話です。

表題作「ステラリウム」
星というテーマと幻想的な世界観で、最初、登場人物たちはどこか淡く、地に足のついていない様な感じがします。けれど各々が、自ら望んだ仕事でもあり、一等愛する星を通して、自身の星の居場所を見つける。そうして再び歩き出し始める。

4
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