total review:264249today:39
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
5/6(合計:51件)
吹屋フロ
けもけもぱぷ
このマンガ家さんは初めて読みました。 表紙は微妙でしたが、中身はおもしろかったです。 一作目が痛そうで、つらい話だったんですが、その後から続く牛若丸、源義経をメインにした一連の話はよかったです。三白眼が苦手なので、弁慶のキャラはイマイチだし、源頼朝もオネエが入っている悪役で、ちょっと残念でしたが、九郎義経がよかったので、差し引きゼかも・・・・・・絵柄もクセはありますが、独特の世界観があってよか…
ふばば
ネタバレ
答姐にて「日本の歴史が好きな方へ」とお勧めいただいた作品です。 読んでみて、私は自分が歴史に苦手意識を持っている事を恨めしくすら感じているのです。 なぜなら、この作品に描かれている元の平家と源氏の物語、その背景、史実、そんなものの元々の知識や解釈を自分が持っていれば、より大きくより深く、この作品を楽しめたのではないかと思うから。 俊寛は歌舞伎で見たことはあるし、弁慶と牛若丸も、兄頼朝の義経討…
みろろ☆
まずはじめに。この作者さまは2次創作で作品を描いてた人です。 なので、多分そこで描いてたジャンルの影響もあるのかな? と思いながら読みました。 趣向などが随所に出てたもので(笑) 作画は少年漫画っぽい印象です。線が太めでしっかりしてます。 私は、そこがいい!と 逆に萌(燃)えたのですが。(^^;) そこは、好き嫌いのシュミが分かれるかもしれませんね。 この作品は『平家物語』を題…
みあの
日本史上では最も大好きな平安末期が題材ということで購入しました。 義経と弁慶の絆、そして頼朝義経兄弟の愛憎には一度感じてしまったら抑えられない腐女子的な情熱が詰まっていると思います笑 史実+軽いファンタジーといったところで、激しいぶっ飛びはありません。寧ろ、うまい具合に史実を絡めて濃いキャラをまとめてるなぁって感じでした。特に脇役の佐藤兄弟と静(オネェ)がお気に入りです。短編で脇役の掘り下…
葡萄瓜
恐らく、ここまで重苦しい愛着で雁字搦めに なった牛若丸は居ないでしょうね。 この物語で彼に絡みつく愛着の一つは義経を 語る際に一度は触れられるものなのですが、 この作中ではそれを皮一枚剥ぎ取って 隠し味として絡めています。 一冊を通して語られたと評者が読み取ったのは 勝者側からの視点ではない諸行無常。 そう言う中で繰り広げられる絆の物語ですので、 いささか腑に落ちない部分もあ…
Krovopizza
『平家物語』を題材に、少年誌風のスタイリッシュな絵柄とオリジナリティの強いストーリー/キャラクターで魅せる三つの短編集。 ★「第一話 」 平家打倒を企てたとして島流しにされた僧・俊寛(攻)。 俊寛の侍童であった有王(受)は主人の身を案じ鬼ヶ島を訪ねるが…。 『平家物語』では、有王が痩せ衰えた俊寛を膝にのせその憔悴ぶりを嘆いたという話がありますが、本書の俊寛は(見た目は仙人のよう…
茶鬼
誰もが知っているであろう「平家物語」からのそれぞれの登場人物達。 謀反の罪で島流しになった俊寛僧都と侍童であった有王。 敦盛の兄で琵琶の名手とされた経政と、仁和寺の行慶。 そして、言うもがな弁慶と義経、同時に景時と頼朝。 これらの物語を読む時、非常に原点のようなものを感じずにいられなかった。 萌え妄想を覚えずとも、本能が感じていたその絆の底にある腐の原点。 改めて、作品として出されると…
キリヱ
ちるちるユーザーであれば、誰しもが日本史の時間にしたであろう妄想が詰まっておりました。 何より絵が上手い作家さんで、BLというよりもマッグガー○ンあたりの一般誌の雰囲気です。ちょっと描き込みが多いので、BLの大ゴマ画面に慣れてると見辛いかもしれません。 絵柄や画面構成等の画力は申し分ないのですが、惜しい所が少々。 まあ、一冊で義経を描き切るのは難しいと思いますが、見せ場が省かれたりアレン…
榎季
初めて見る方だと思ったら、これが初コミックだったんですね( ´ ∀ ` * 納得。 絵柄は、私的には割りと好きです(*^^*) 高山◯のぶ先生の絵柄に雰囲気は似ていると思います。(一応伏字; 少女漫画みたいな綺麗さを求める方には向かないかも。 タッチは中くらいの太さの線を少し重ねる感じで、 でもごちゃごちゃし過ぎず読みやすかったです。 トーンや背景のバランスも良く、読み易くスラスラい…
それいゆ
独特のタッチで、青年誌っぽい絵柄と描き込みの細かさが好みでした。 収録されてるお話は3つ。 学生運動に関わる二組のカップルのお話(昭和ではなく、現代か近未来っぽい雰囲気)。 外国を舞台にした(1900年代ヨーロッパっぽい)禁断?の恋のお話。 弁慶と牛若丸の邂逅のお話。 昨今のふわふわしたかわいいBLや、キャラクターの内面を掘り下げて共感する感じのお話ではなく、それぞれの時代や社会という骨…