ウノハナさんのレビュー一覧

気まぐれなジャガー 1 コミック

ウノハナ 

ええやん…素敵やん…

ウノハナさんの作品は初めて読みましたが、もうなんて言うか…なんで先生は私の萌えツボを知っているの?と思うほど痒い所に届く萌え、というのでしょうか、そう!そういう設定、シチュエーション、アングルや、お話が読みたかったんだよねー!と、ツボをつかれまくりで、もう思わずね、
最高かよ!?って心の中で叫びたくなりました。先生の作品を追っかけるきっかけになった作品です。

個人的に椎名が可愛すぎて…気ま…

9

ハイブリッド・スターダスト コミック

ウノハナ 

悪くない。

読む順番を間違えて、スピンオフから読んでしまったようです。
どうりで、なんの紹介もなく出てくるキャラがいるな、と思いました。

そんなわけで、順序を逆に読んでしまいましたが、こちらのほうが、わたしは好みでした。
ビッチなお坊ちゃま受け、苦労人の貧乏攻め、ありがちなカップリングですが、おもしろかったです。うまくまとまってくれて、ホントによかった。

絵柄も丁寧で安定しているし、コマ割りも…

1

声はして涙は見えぬ濡れ烏 コミック

ウノハナ 

悪くないワンコ攻め

表紙がきれいだったので手に取りました。

ですが、受けの三白眼が苦手でした。
攻めはワンコで悪くなかったです。なかなかの忠犬だし。

よみやすかったし、ていねいだし、受けの三白眼が好みではないのは、わたしの趣味の問題なので、この作品じたいはよかったような気がします。いろいろ、つっこみどころがないわけではないんですが、BLだし、主人公たちが幸せそうならいいかな、というレベル。
エロはワン…

1

気まぐれなジャガー 1 コミック

ウノハナ 

見えない音を鮮やかに描く

ここだけで完結していても充分な満足感を得られるくらい一話目の完成度が高い。

途中まで、新の椎名へ対する愛情の方が重いのかな?それを真正面で受け止めたり、時に のらりくらり躱したりする椎名に新はヤキモキしている…て感じ?と思っていたのですが良い意味で裏切られました。
15年前、椎名の才能が開花する瞬間を目の当たりにしてから、静かに身を焦がすような劣等感を抱えながら、同時に彼から向けられる憧れ…

12

ハイブリッド・スターダスト コミック

ウノハナ 

聖人の成長物語

声はして涙は見えぬ濡れ烏を先に読んだのですが、こちらの作品のスピンオフが声はして~だと知り順番逆になりますが読みました。

おっさん版マイフェアレディを書いてみたいということでこの作品を描いたとウノハナ先生がおっしゃっていたように、まさに最初もう人生を終わらせようと冬の公園で裸で寝ているおじさんを、お金持ちの青年が拾って連れて帰るところから始まります。

おじさんといえども小綺麗になるとか…

1

銀座ネオンパラダイス コミック

ウノハナ 

懐かしい日本映画的な世界

戦後の東京を主な舞台にしたストーリー。すっごく雰囲気がいいですよね。

戦前のギラギラとした「銀座」のイメージを上手く作品に重ねて、独特の時代感を表現しています。鷹彦のイメージは、もうちょっと後の裕次郎あたりの気もしますが。
ただ、タイトルが「銀座ネオンパラダイス」ですし、ギラギラ時代の銀座のエピソードなんかももう少し入っていても良かったのかなあ? 鷹彦の「銀座愛」を印象づけるためにも。

1

声はして涙は見えぬ濡れ烏 コミック

ウノハナ 

兄さんと兄さんの良いパートナー

「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフ…で、確かにあちらの主人公である聖人くんの腹違いの兄の凛さんが主役のお話なのですが、本編とは雰囲気がだいぶ異なる一冊でした。

あちらがキラキラとカラフルなフェアリーテールだとしたら、こちらはしっとりとした和物の短編小説というか。

ストーリー自体は特に新奇なものはなく、全体的に定番の展開なのですが、雰囲気作りが上手いと思いました。

会沢さん…

2

ハイブリッド・スターダスト コミック

ウノハナ 

幸福のおっさんとおぼっちゃま

人生詰んだおじさんだけど、きっと幸福の妖精…な八京さんを拾ったお金持ちの御曹司・聖人くんのストーリー。マイフェアレディーの色々逆パターンなんですね。

結果的に周囲をハッピーにしちゃった八京さんはおっさんなんですけど、ストーリー展開はむしろ少女小説の王道パターンな気もします。(旺盛にエッチなことはしちゃいますけど)

登場人物がそれぞれ抱えているものはあるのですが、ふんわりと重すぎない感じ…

1

三度目の正直 コミック

ウノハナ 

今更ながら

デビューコミックスを今更ながら読んでみました。

思ったのは、今も第一線で活躍されている方のデビューコミックスってやっぱり違うなぁってこと。
ふーん、だから?で終わらせないところがあるし、まず設定が面白い。

そして絵も最初から完成されていたんだなと思うし、全員がちゃんと男なんですよね。
これ女の子?みたいな男は出てこず、みんな筋とか手とか男っぽさがきちんと描かれている。

【三度…

0

海と二人の塩分濃度 コミック

ウノハナ 

年下攻めの教科書にしたい

『声はして涙は見えぬ濡れ烏』があまり好みではなかったので迷った末の購入だったのですが、ドンピシャだった……。
受けについて必要以上に過去が描写されるわけではないのですが、モノローグの言葉の選び方ひとつひとつが丁寧で、なにごとにも自分を押し殺して我慢することを続けて大人になってしまった人なんだな、とわかります。わたしの好きな年上受けです。その淋しいこころを若さゆえの愚直でまっすぐな愛で溶かす攻め。…

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