高原いちかさんのレビュー一覧

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いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

0

花と夜叉 小説

高原いちか  御園えりい 

忠犬ワンコと意地っ張りでいじらしい主

デビュー作の前作と同じような時代背景で前作の隣国にあたる国が舞台でした。
前作はシリアス度がかなりお高めだったような気がするのですが、
今回は、シリアスながらも攻め様がワンコで、受け様がダダをこねる子供みたいで
重くなり過ぎずに多様な深い愛情を感じられる作品になっていたように思いました。

貧しい村の出て、親に売られ悲惨な過去を持っている攻め様は、地方での働きを認められ
王都守備隊に配…

4

旗と翼 小説

高原いちか  御園えりい 

中国文化間違ってる。。。

先ず、中国の古代にしても、女や子供、兵器を持たぬ人をそんなに簡単に大量に殺すのは本当に残忍なことである。まあはっきり中国って言わなかったけど「大陸」だとか「詩経」だとか「抱怨以德」(正しい中国語は「以德抱怨」ですが、「抱怨」を前に出すと、結構意味違ってくる)だとかはまさしく中国のことを指している。「二太子」だとか。。。うん。。中国は本物の太子を太子としか呼ばないのです、他のは「(数)阿兄」と呼ぶ。…

5

旗と翼 小説

高原いちか  御園えりい 

究極の執着愛に勝るものなし

中華風ファンタジーなのですが、読み応えのあるお話でした。
類まれな美貌と知性をもつ受け様の玲紀は、一族繁栄の為、
わずか13歳で二太子の教育係として王家に仕えます。
でも、その皇子は父君母君にも愛されることが無く
見た目も目つきばかりが鋭く、どこか人を拒絶するような
病弱で反抗的な8歳の皇子獅心、まるでヒナの刷り込みのように
教育係の玲紀だけが獅心の全てのようになって行きます。
獅心…

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