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5/5(合計:46件)
高原いちか 高峰顕
marun
ネタバレ
作者既刊でデビュー作の「旗と翼」や2作品目「花と夜叉」そしてこの作品が3作品目、 1,2作とはまた一味違った内容ですが、タイタニックが自沈だったのではと言う 「トンデモ説」を題材にした内容でした。 まぁ、出てくる船はタイタニックでは無いのですが英国貴族で名門船主一族にかかわる 保険金詐欺の陰謀とその一族の嫡男であり子爵エイドリアンとスクール時代の後輩で 恋人でもあった融との10年にも…
Krovopizza
豪華客船が舞台のロマンティックな再会愛と、保険絡みの事件を追うサスペンス展開。 この二つがうまく絡み合い、読み応えのある内容となっています。 英国貴族、パブリック・スクール、女装しての舞踏会、船上アクション…などなど BL的お約束/萌えアイテムも盛り沢山v オリエンタルな美貌を武器にターゲットと寝て情報を引き出すことから 「枕探偵」と呼ばれる日本人のフリー保険調査員・融(とおる)…
サガン。
「how to count kiss」谷崎泉 学生時代にキスをした仲だった新名と城島。 けれど、決して恋仲だったわけでもなく。 偶然に城島が社内の移動で再会して。 新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。 でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。 告白とかはないんですよね。 なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…
高原いちか 御園えりい
デビュー作の前作と同じような時代背景で前作の隣国にあたる国が舞台でした。 前作はシリアス度がかなりお高めだったような気がするのですが、 今回は、シリアスながらも攻め様がワンコで、受け様がダダをこねる子供みたいで 重くなり過ぎずに多様な深い愛情を感じられる作品になっていたように思いました。 貧しい村の出て、親に売られ悲惨な過去を持っている攻め様は、地方での働きを認められ 王都守備隊に配…
琴吹綺華
先ず、中国の古代にしても、女や子供、兵器を持たぬ人をそんなに簡単に大量に殺すのは本当に残忍なことである。まあはっきり中国って言わなかったけど「大陸」だとか「詩経」だとか「抱怨以德」(正しい中国語は「以德抱怨」ですが、「抱怨」を前に出すと、結構意味違ってくる)だとかはまさしく中国のことを指している。「二太子」だとか。。。うん。。中国は本物の太子を太子としか呼ばないのです、他のは「(数)阿兄」と呼ぶ。…
中華風ファンタジーなのですが、読み応えのあるお話でした。 類まれな美貌と知性をもつ受け様の玲紀は、一族繁栄の為、 わずか13歳で二太子の教育係として王家に仕えます。 でも、その皇子は父君母君にも愛されることが無く 見た目も目つきばかりが鋭く、どこか人を拒絶するような 病弱で反抗的な8歳の皇子獅心、まるでヒナの刷り込みのように 教育係の玲紀だけが獅心の全てのようになって行きます。 獅心…