糸井のぞさんのレビュー一覧

期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

私にとっての涙活本です

片思いを引き摺り続けている宇野へ感情移入しすぎて、読む度に泣いてしまいます・・・デトックス効果抜群!

叶わないと分かっていたから告げなかった恋心。でも、告げなかったせいで次へも進めない。
大学を卒業して会わなくなっても、思い出の中の村上は色褪せない。村上よりも魅力的な人さえ現れれば彼を忘れられるのに、思い出は色褪せるどころか懐かしさとともに磨かれて美しくなっていく。
そして偶然、宇野は村…

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Libre Premium 2011 リブレプレミアム2011 グッズ

商業作品の「その後」も読める!

2011年9月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2011でのリブレ限定本です。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説の「その後」を読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

ヤマシタトモコ 「息をとめて、」より
モテる佐方に妬く芥。可愛い三十路男、二人の話。友人がナ…

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Libre Premium 2012 DIAMOND GOLD グッズ

コミック32作品、小説10作品!

2012年11月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2012でのリブレ限定本。同時に「Libre Premium 2012 PEARL PLATINUM」も発売されています。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、番外編をずらっと読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

小説&コミッ…

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Libre Premium 2013 WHITE SNOW グッズ

コミック32作品、小説10作品!

2013年11月に開催されましたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本です。豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です!今となってはコミックに収録されている話もありますが、やっぱり贅沢な1冊だと思います。

小説&コミック
木原音瀬「期限切れの初恋」番外編ショート
糸井のぞ「期限切れの初恋」より「人でなしの恋 その後」(原作:木原音瀬)
この作品は内容がリン…

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泣いたカラスがもう笑う コミック

糸井のぞ 

ほのぼの系

個人的には、エロ無しほのぼの系のイメージが強い糸井先生。
表題作は、幼なじみの、くっつきそうでくっつかない、無自覚なすれ違いを描いた、ゆるめのギャグテイストの作品。
一応、ノンケの主人公の方は恋愛感情に気づき始めているが、一方のふられてばかりいるゲイキャラくんの方は無自覚で、ゲイキャラくんの兄にはバレバレで面白がられているところで終了。
この続きって描く予定があるように後書きあるけど、描かれ…

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期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

初恋は残酷だ。


感想まじりのレビューなので、いきなりネタバレしています。
お気をつけください。

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年をとった夫婦がこんな状態になっているのをよく見る。
数十年ぶりの同級生との再会の場面にも。

同級生の場合
たった数年の歴史が一生の中で貴い思い出になったりもする。
自分の気持ちの中の恋の相手は歳をとらない。
年収も地位も関係な…

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泣いたカラスがもう笑う コミック

糸井のぞ 

たくさんの笑顔がみたい人へ

読み逃していた一冊。

表題作はあとがきによれば、この続きとしてまだまだ先のお話が用意されているようです。表紙のような雰囲気を予想しながら読むと、ん?という感じではあるけれども、私は好きです。読者は、彼らのわからなさそうでわかる、そんな感情そのものを楽しめると思います。
作者のあとがきもワクワクする楽しみのひとつ。

ところでこの本は、一つ目の作品『君の喜ぶ顔がみたい』が...いやもう涙…

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期限切れの初恋(BBN) 小説

木原音瀬  糸井のぞ 

あらかじめ喪われた恋

 BL作品の攻めとして、絶対やっちゃいけない過ちを、村上は犯している。
一生に一度の本気の恋を、女としてしまったこと。その時点で、本作は通常のBL作品の枠組みから大きく逸脱してしまっている。本作における女は、当て馬でも噛ませ犬でもなく、あくまで本命、なのである。主人公が恋するに値する相手として、容姿はもちろん内面まで、終始一貫して申し分ない描かれ方をしている。不幸と不運が重なって村上が大荒れし…

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泣いたカラスがもう笑う コミック

糸井のぞ 

じれったい、でもそれが良い

表題作より「君の喜ぶ顔がみたい」の方が長いですし、最初に収録されているので、読んでいて「あれ?」と一瞬なりました。

没落した貴族というので、昭和初期とか思いきや、パソコンが登場して不思議な感じがしました。ほんと、この作者様の作品は、嬉しい方に予想を外してくれます。あまりちゃんとしたハッピーエンドの作品って印象がないのですが、これは書き下ろし「ある晴れた日に」まで読んで、ほっとしました。

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宝物はぜんぶここにある コミック

糸井のぞ 

一筋縄ではいかない

ぐるっと回って、すとんと落ち着いた。
そんな感じの作品でした。
途中参加の榊だけが、新しく仲間入りしたというくらいです。

チャコと別れて橘高や榊とくっつくわけでもなし。
橘高はかけがえのない人。でも恋人じゃない。
橘高、チャコ、榊、旬之助。信太郎にとっては、みんなそれぞれ違う別の立ち位置というのが、個人的に共感できました。

この人、一人が傍にいてくれたら自分は生きていけるという…

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