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2/17(合計:161件)
糸井のぞ
平斗羅
じじいに惹かれて本作を買いました。はい、そういう人間です。 三角関係が苦手な私は読み始めると嫌な予感がしましたが、進んだら良い意味で期待から外れました。3人の主人公はそれぞれ問題や心配を抱えながら一生懸命生きようと、幸せになろうとしています。行き来していてお互いにぶつかり合う時の描き方、この先生の心理的な描写が特に上手いと思います。同じシチュエーションを三視点からアプローチするのが中々難しい…
ate
ネタバレ
義父と生徒とわちゃわちゃ三角関係!!! 青春の甘酸っぱさも苦さも、積み重ねた余裕も余裕のなさも良いものです。 ロマンスグレーな庚子さん、粋でどうしようもなくて可愛いくて反則!!年齢を気にしつつも押したり、乱れる姿はたまりません!! マサトラは掴みどころがないと思いきや、真っ直ぐな懸命さが可愛い!! つまらない男と言われる甲太郎も図々しさといたって普通なとこに甘えてしまう心地良さがあ…
木原音瀬 糸井のぞ
H3PO4
のっけからアカン受けや・・・と思いつつ読み進める。でも学生時代とか受けの立場って本当はこういう感じなんだろうねと思えると言うか、片思いの辛さが同調出来るようになっています。 でもって、落ちる所まで落ちた村上と出会うこと、それを受け入れることで望みを叶えたかにも思えるけど、実は村上の方はそうじゃない。それを分かってしまうと自己防衛で前に進もうとする受けが切ない。 実際の恋愛でもこういうのはあるよ…
mi★
読んでいる最中はピリリと痛むけれど、拝読後はスッーと浄化されるような甘い雰囲気になれる作品でした。 他の方もコメントされているように、BLのファンタジー部分とリアルがとてもうまい具合に押し出されていました。それをちょっと歪な男3人の三角関係で描かれているのだからとても面白い。その立役者はやはり50オーバーの庚子さん。 酸いも甘いも経験し、ゲイとして一人娘を育ててきた、、、男性への初恋の思い…
aaaiiiai
やっぱり、木原先生の作品は心して読まねばならん。 表紙とタイトルで甘酸っぱいのかな?なんて思ったけど、んなわけなかった。 この作品も攻めがクズい。まだあんまり木原作品読んでないけど、大体ナチュラルにヒドイ態度取ったり言うたりする攻めが出てくる。 学生時代人気者のリア充攻めが、いろんなことが重なって見事な転落人生。 そこに現れた干渉せずにただ見守ってくれ、自分の居場所になってくれた元同級…
あさだ2枚
表紙がなんだか怖くて買ったはいいが放置してしまった。「世にも奇◯な物語」の夢男みたいな怖さがある。本編の北林の顔ともちょっと違う気が。 終盤、すごくドキドキしながら読んだんです。どうたたんでくのかなと。そうしたらのソレ。うーん作者の描きたかった部分がそこなら仕方ないんだけど、壊れた瞬間を書き、壊れてる間は省いて、再生を数ページ見せられてもついていけないというか、納得できないというか。ここまで…
まふにょ
原作未読。だからなのか不安が残ったまま終わってしまい、消化不良を起こしてます。大学時代からずっと思い続けている男が、落ちぶれた状態で目の前に現れて…?というお話。 明るい大学時代を描き、大人になった村上への期待を膨らませる宇野の描写は、大きく落とされそうな予感がバシバシです。フリが効いてるのが分かりやすくて怖い。でもそれは思ったより静かにやってきて、宇野は浮浪者のような村上を自宅に住まわせます。…
atyanmama
久しぶりに読んだのですがやはりしみじみと素晴らしい世界観だなぁと思う 失ってしまった愛はなくなるわけではなく 確かに細胞の中に生きていて 新しい愛はその上に重なって 前の愛から生まれたものでもあるんだなあ としみじみ思う 去って行った恋人の想いも それを受けてやってきた新しい恋人も その二人の関係性も悲しく美しかった 文句なし神と思うお話
よんよん
古い漫画を読んでいるような気持ちになりました。 絵柄もレトロな印象。 「コイノヒ」に出てくる高校の制服はリボンタイだし、鍵も大きな昔風なもの。 どの作品にも禁忌な関係性や秘密など、他人に言えないものを抱えた登場人物の感情の機微が、切ないトーンで描かれていました。 目、体の描き方が独特で、空虚な目や涙が伝う様子、背中が印象的でした。セリフが哲学的で頭に残る謎かけのような問いかけも読んでいて面…
執着攻めばかり読む崎
普段は攻めが受けを溺愛するものか、執着攻めばかり読む私ですが、今回は趣旨を変えて購入。 音瀬先生の作品は「FRAGILE」を既読。 痛い・グロい・重い、があまり得意ではないので心構えをして拝読。 読み始めて中盤くらいで終わりを感じ、すごくいい物語だなぁと思いきや後半が本番でした。 ああ、これが音瀬先生か…と再確認させられた後半は攻め視点。 受けはもちろんのこと、読んでいるこち…