野原滋さんのレビュー一覧

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

愛されキャラの攻め

仕事の紹介と引き換えに、大学時代の友人である鳥羽から期間付きで恋人になることを頼まれた英介。

攻め視点でのお話です。なので、受け側である羽鳥の気持ちがわかりにくいのは仕様らしいのですが、そのせいで最初はしっくりこないお話だなあと思いました。
というのも、羽鳥は人付き合いが苦手で無愛想な性格。
それをこのままではいけないと思い、人と接する事を学ぼうと思い至ったのが恋人の触れ合いを経験してみ…

4

狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

スーパー攻め×スーパー受け

お話はシリアスというより軽めの感じで、色んな事が立て続けに起こり、キャラクターも個性きわ立って読んでいて飽きさせない感じです。

何でもできるスーパー攻め×スーパー受け…という設定とのことですが、このスーパー受けである浩がどうも私は好きになれませんでした。
スーパー受けというのはスーパーネガティブな受け、ということです。

主人公の浅海は人材派遣会社で働く何でもこなせる男前。依頼人の浩は…

0

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

よかった

このお話すき。

1

空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

カワイイ

なんだかみんなかわいかった。

1

恋する若頭 小説

野原滋  陵クミコ 

なんちゃって極道コメディ☆

野原滋さんの新刊は
ヤクザのふりをするヘタレ作家の一挙一動が
面白可愛いすぎるコメディ。
猫野まりこさんの『極道ナイーブ』とかお好きな方は
こちらも楽しめるのではないかと思いますv


主人公の伊吹(攻め・28歳)は
身長190cmでヤクザにしか見えない風貌だが
中身はヘタレで口下手の童貞。

「振り向けば若頭」という任侠シリーズが大ヒットし
本人はいいかげん終わらせたくて…

9

月下の砂漠 凌辱の枷 小説

野原滋  駒城ミチヲ 

前半と後半でトーンが全然違う

前半はとにかく、拉致、監禁、凌辱、複数(ただし、挿入は攻めのみ)、モブによる輪姦(描写はあっさりとしたものでしたが、挿入ありなので、苦手な方はご注意ください)、媚薬、尿道プレイと、アラブ系BLの王道パターンを行く作品でした。
後半は、クーデターからの逃避行が、程良い緊迫感のある描写でつづられていきます。
前半のエロ展開から、攻めと受けの蜜月を経てからの逃避行は、まるで話の雰囲気が違い、1粒で2…

1

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

挿絵が……

三十路半ばの屁理屈男が、一回り以上年下の、のんびり美大生に骨抜きにされていく話です。
攻がべろっべろに甘やかしまくるんですが、受にも一応過去のトラウマ的なものもあって、ただののんびりさんとは違います。
絵を描き始めると、取り憑かれたようになって日常生活もままならなくなってしまう受を、甲斐甲斐しく餌付けする攻が、なんとまぁ……にやにや、という感じ。

内容も野原さんらしく、お涙頂戴がしっかり…

2

狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

365日ネガキャン開催中の受

一風変わった人材派遣会社で働く攻と、そこに依頼人として現れた受のお話。
野原さんの作品は3冊目ですが、これってもうこの方のスタイルなんだね、っていうくらいのテンポの良さが特徴です。
ぽんぽんと進む台詞回しに、絶妙に混ぜてくるコント風のやりとり。
時折、ぷっと吹き出してしまうようなシーンも多く、最後まで飽きずに一気読みできちゃいます。

攻が人情に厚く涙もろいという性格に反し、受けは現実に…

1

空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

最後が勿体ない

萌か中立かで悩みましたが、今後に期待して萌で。
重度喘息持ちの受のキャラが立ってて凄く良かったですが、攻があまりに宇宙人というか、年齢と精神年齢が反比例しすぎててイラっとしてしまいました。
あんな24歳~28歳(作品中このくらいの時が流れたのでしょうか)がいたら、普通に嫌です。

とはいえ、テンポが良いのでぐいぐい惹き込む話の作りになってます。
受が虚弱なんですが、ネガティブ思考でありな…

5

日向の猫 小説

野原滋  樹要 

分厚さに躊躇せず読んでみて

コミカルでシュール。
序盤、ありきたりなリーマンラブがと思いきや、独特のテンポと一人ノリツッコミが凄く、思わずぷっと吹いてしまったりします。
心情ダダ漏れのヘタレワンコ×ツンデレノルウェージャンという印象。

ちょっと仰け反るような分厚い本なんですが、最後までこのノリでいくのかと思っていたら、中盤からなんだか妖しい雲行きに……。
序盤のシュールは何だったのか、という勢いで、受の幼少期のト…

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