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野原滋 花小蒔朔衣
ほほん
ネタバレ
"淫魔"とあったのでエロエロか…?と思って読んだらそんなことはなく はじめにちょろっとお触り程度で、本番は最後に1回。 魔王と世捨て人が人間らしくなっていくお話でした。 基本的にコミカルなトーンで所々クスッとさせられました。 思わずツッコんだのが、伶が生き絶えそうな場面。 マオの発言に驚いた伶の、"伶は死ぬのも忘れて目を見開いた"という描写。 …
M+M
コミックは「花は咲くか」の番外編「white sleeping」以外は1ページ、小説は5~8ページです。 本編を既読している作品でいうと、本編を未読だと半分も楽しめずもったいない!という印象でした。 「明日屋商い繁盛」番外編は、花の下での二人の話。あともう少しだけ見たかった二人をちょっとだけでも垣間見られて嬉しかったです。 「失恋コレクター」の番外編「言い訳コレクター」は、同棲するこ…
はるぽん
訳あって1人神社で暮らしている18歳の受け。ある日、宝物庫で淫魔を封じているという壺を見つけます。淫魔というなまめかしい響きに受けが心ウキウキしていると、突然封印が解けてしまいました。でも中から出てきたのは不遜な褐色肌の男で…という話。 妖艶なお姉さんが出てくるかと思ったら、出てきた魔物は傲岸不遜。それもそのはず、受けが封印を解いてしまったのは淫魔ではなく魔王様でした。 魔王は封印が解…
てんてん
本品は『愛とは美味なるものである』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 風邪をひいたマオを怜が看病するお話です。 2人が無事に 怜の住む神社に帰還してから三日目の朝。 薄暗い部屋の中、 マオは天井を見上げて独りごちます。 もう、駄目かもしれぬ。 マオは怜と共に生き、 共に滅ぶ事を望んで永遠の命を捨て それを後悔はしていませんが これほど早くに その…
野原滋 榊空也
いくら丼
攻めがワンコと聞いて、一体どういうことなのか…と思いながら 読んでみたところ、なるほど。これは犬、です。それ以上でもそれ以下でもなく、 本当に犬なんです。 夏生(木の精と人間のあいの子。長生き受)と 一ノ護(いちのまる。山犬攻) は、一人と一匹で生活している。 一ノ護は妖力をもっているので人間に化けることもできるが、人間嫌いのため基本犬型。 あまり人間の言葉も介さず「なつお、もういちど…
野原滋 八千代ハル
ちゅんちゅん
デザイナーの飯塚真人(受け)は事務所に来る営業マンの引き継ぎで高校時代に喧嘩別れした親友・矢口に再会します。矢口は喧嘩したことなど無かったかのように、高校の時と同じように頻繁に連絡してきます。 楽しく遊びに行ったり食事に行ったりしていた真人ですが、高校の時好きだったという気持ちが再燃してきたことに気付いたため、以前のようにケンカ別れしてそれっきりになるのを恐れ、あまり頻繁にならないよう距離を置こ…
ぴれーね
個人的に、どこか一癖あって油断のならない作風の作家さんだと思っています。既刊を全て読んだワケじゃありませんが。 今回もまさにそんな感じ。「淫魔と間違えて魔王を呼び出しちゃいました!」からは想像がつかないストーリー運びです。ちょっとエッチなほのぼのラブコメだと思って笑いながら読んでいたので、ガツンと衝撃を受ける羽目になりました。 この、ほのぼのからの意外な事実→切ない展開と言う、緩急の付け方…
野原滋 サマミヤアカザ
まりぺそ
レビューを見て気になっていたんですが、 もっと早く読むべきだったとほんとに思った作品です。 空良の口からはなんてことない事のように出てくる言葉達が悲しくて切なくて でも空良はそれが当たり前で、 自然と共に生きていて自然の美しさを誰よりも知ってて 言葉にできないくらい最高の一冊でした。 高虎側のみんなも良い人ばかりで(空良が来たばかりの受け入れ難いみたいな所はあまり出てこないのでそこ…
タイトルどおりお互いのことが大好きな高校生同士が、とあることから仲違いしてしまい、6年後に再会して…というお話です。 甘くて切ないすれ違い、と言えばそうなのですが、とにかくお互い子供だなぁ…という印象でした。 高校時代、別の男子生徒に告白された攻めは、何となく受けにヤキモチをやかせたくて、男に告白されたと打ち明け受けの反応を見ようとします。一方攻めへの気持ちを隠していた隠れゲイの受けは、自…
麗音
友人に恋してしまった、知られたら嫌われる、だから逃げる、でも本当は相手も好きだったんだよという話は結構好きでそういったあらすじだと高確率で買ってしまいます。 諍いがあったり誤解があったりで別れて数年後に再会、離れようとする一方と昨日の続きのように接してくる一方がいろいろあって最後はまとまってハピエン、という流れが王道。なので思った以上に早々にくっついてしまったのにはびっくり。 しかしここか…