初津輪さんのレビュー一覧

大谷教授の二度目の恋 小説

初津輪  三尾じゅん太 

16歳差!

16歳差というかなりの歳の差カップル。あまり趣味じゃないのでどうかなと思いましたが、意外と面白かったです。

主人公の大谷教授は40歳でそれなりに枯れているのですが、恋愛に関しては20代どころか思春期並みに純情で単純で、そんな彼が久しぶりの恋に翻弄されて感情を持て余す様子にほのぼのしました。大人の魅力で年下君を翻弄しちゃうぜ?みたいな捻くれたところが一切ないので好感が持てました。

男同士…

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銀の魔物の契り 小説

初津輪  森原八鹿 

中華系ファンタジー

中華系ファンタジーなんだけど、そんなに中華って感じもしないです。
名前と服装くらいで、なんちゃって中華って感じですね。

森原八鹿先生のイラストが綺麗です。

占いで星が落ちてくると言われて、迷い混んで来たのが冬星。
銀芳が冬星のどこに惹かれていったのかわかりつらい。
銀芳が冬星を襲い、セフレから始まるんですが……。

銀芳が背中に怪我をしたときも死にかけてないのに、自分が守れな…

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スペシャルペーパー『秘せし華の求婚』番外編&『きみが教えてくれた』お試し読み グッズ

新婚生活。

『秘せし華の求婚』番外編ペーパーです。

本編はちょっと微妙なファンタジー。『同性婚』も可能な世界で、嫁いできたさくら(受)と結婚を義務にしか捉えていなかった彰宣(攻)とのすれ違いやら、さくらのぐるぐるやらその他アレコレ。


こちらのペーパーは、すれ違いで過ぎてしまった『新婚生活』をやり直そうと、屋敷の修復の間に彰宣はさくらを連れてリゾート施設を訪れます。

相変わらず丁寧語は崩さ…

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銀の魔物の契り 小説

初津輪  森原八鹿 

魔物臭さが薄いです

魔物と人間との異種族ラブで雰囲気的には中華王朝系な気がしました。
まるで桃源郷のような山で暮らす魔物は人間と同じように田畑を耕し穏やかに暮らし
その山の主が魔物で受けになる銀芳。

銀芳は父親を人間に殺され母親も後を追うように亡くなり若くして山の主になっている。
たまに人間が山に入り込み作物を盗む時に銀芳の叔父は人間の生気を吸い付くし
殺してしまうが、銀芳は魔物人間の区別なく殺生をする…

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本気で横恋慕 小説

初津輪  桜城やや 

横恋慕っていうから

ドロドロ系?と思っていたけど違った!

初めて本気の恋をしたのに想いを伝えられない、気持ちを殺さなければいけない
苦しくてせつない感じ(結果、黒江にだまされていただけですが)が大好きでした。

ストーリーの展開としては大体予測出来てしまえるのですが、
それでも全然、いいの!
お約束を期待しながら読むのも楽しみの1つじゃないですか!!
そういうのを読みたい時もあるよね!と考えるのは私…

3

本気で横恋慕 小説

初津輪  桜城やや 

どんな障害も本気の恋には敵わない

甥っ子を思えばこその嘘、それでも惹かれあう二人を切り離す事が出来ないと言う
結果的にはハッピーエンドなストーリーです。

主役の嶺介は作家の担当編集で少し年上で友人でもありお抱えの作家でもある黒江さんの
サポートをしながら時には二人で飲みに行く間柄。
そしてバイながらも結婚し愛妻家の黒江さんにある日仕事場にしているマンションに
若い男の子を愛人として住まわせると言われる。

愛妻家…

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本気で横恋慕 小説

初津輪  桜城やや 

恋人には奨励できない友人

前作よりはちょっと縮まった35歳と22歳の歳の差モノ。
作家の雄士と編集担当の横河は、仕事の付き合いもあるが親友でもある。
その雄士は妻帯者で妻もあるのだが、甥っ子でしかも愛人だという克巳を居候させた!?
横河がゲイで或る事を隠すように、克巳には横河には彼女がいると言った雄士。
雄士の愛人だとわかっているのに、横河は克巳に惹かれていき、
克巳も横河の事を知りたがり、しまいには雄士に反抗し…

4

大谷教授の二度目の恋 小説

初津輪  三尾じゅん太 

かわいい…んだけどな。

…かわいいお話、なんでしょうね。
いや、かわいいとは思うんですよ。
ただ、ちょっと自分には合わなかったかなーと。
教授の恋に対する疎さ?みたいなのには驚きました。
それまでの経験値が少ないのと、恋からしばらく遠ざかっていたせいもあるし、性別を乗り越えることになったのもあるのかもしれませんが。
あれ、言われなかったら、気づかないまま「お友達」だったんじゃないかなーとか。
自転車に乗れなか…

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B-PRINCE文庫創刊4周年記念 Happy Booklet グッズ

7名の作家の作品ショートが読めちゃう

「恋愛革命」シリーズからは、4月に配布された4周年記念フェアペーパーの
続きになる内容のショートでした。
八束さんの所に可愛い猫ちゃんを見に行って攻め様がネコちゃんを可愛がる姿に
ちょっぴりモヤモヤ焼き餅した受け様でしたが、その日の夜は満月で何故か
夜中に一人目を覚ましてしまった受け様。
眠ってる攻め様の寝顔に得した気分を味わっていると、何か違和感が・・・
それは受け様の頭、なんとそこ…

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きみが教えてくれた 小説

初津輪  街子マドカ 

デビュー作のわりにはよかったかな。

新人さんは基本的にあまり読まないんです。当然ながら未知数ですし、もともと作家買い(結構作家さんで好みが分かれる)タイプですので。
これも悩んだんですが、2作目の『大谷教授の二度目の恋』(レビュー済みです)がよさそうだったので、一緒に買ってしまいました。

結果は、もともと私の苦手要素の『年下攻』なんですが、そのわりにはまあよかったです。
冒頭、小野寺(攻)が中学3年生で、牧澤(受)のクラス…

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