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さとむら緑 壱也
ココナッツ
ネタバレ
さとむらさんの『きみは藍色の夜に生まれた』が大好きで、新作が出るのを楽しみにしていました。 年下攻めで、視点はプロローグとエピローグだけ受け視点。 中身のほとんどが攻め視点です。 (受けの本音がわからない設定なので) さとむらさんの文体は特徴が何かあるというわけではないのですが、とても読みやすいんですよね。 漢字やひらがなのチョイスがナチュラルで、今回は攻めの『僕』と『俺』の使い分けがナ…
市村奈央 壱也
柊流架
可愛いちょっと切ない2人の物語でした。 高校生の時同級生だった2人。でも接点はなくて唯一本の趣味が同じ。そんな2人が偶然図書館で再会します。 晶はおとなしくて、弟思いのお母さん気質の自分の恋に気づかない天然さんでした。 北條は会話のテンポも何もかもが速くて最初俺様系と思ってたんですが、読んでいく内にただの恥ずかしい人になってちょっと笑える部分もあって、可愛い人でした。 そして努力家で真…
川琴ゆい華 壱也
marun
表紙イラストでも解るとおり金銀それぞれのイケメン×陰陽師詐欺師だった史弦との ちょっと意外な3Pものファンタジー。 金銀のイケメンは銀嶺、古雅音と言う名前の800年生きている妖怪なのです。 そして受け主役の史弦は天涯孤独で自称陰陽師の悪人になりきれないショボイ詐欺師。 いつも通り細々と詐欺を働いた史弦はその帰りに倒れそのまま病院に搬送。 そこで医師に告げられたのが余命3日、全身を痛み…
ネタバレしておりますので注意!! 現代ファンタジーです。史弦は病院に緊急搬送されますが亡くなります。 死んだとき2人の妖怪、銀髪の銀嶺と金髪の古雅音が現れて「生き返らせるかわりに精液をよこせ」と迫られます。 条件をのんで生前に霊感詐欺師として使っていた名前、陽明として生き返ります。 「陽明、お前は呪詛返しをまともに食らったのさ」これが前世の最後の記憶。 実は史弦は前世では大天狗、…
名倉和希 壱也
カイ
おおっ、17も歳が離れてるのか?! 大好物じゃないか!! 初めて2人が出会ったのは27歳と10歳 清彦の兄の友人ということで紹介された。 (流石にその年では私も萌ませんが…) 清彦が高校に入学したと同時に克則が告白してきた。 (33歳と16歳、私的にかなりおいしい) だけど普通と違うのは、清彦が20歳になるまで手を出さないということ!? 清彦にとっては「はいっ?」ですよ。 興…
プライド高く純粋培養の深層の令息御曹司に恋をしたのは17歳も年上の御曹司。 御曹司×御曹司の歳の差溺愛ものは甘い話もツンデレ受けも大好きな私には 萌えツボだらけで大変おいしく頂きました! 主人公は高貴な一族の御曹司で遅くに出来た息子故に両親や歳の離れた兄に溺愛され 蝶よ花よと大事に何不自由なく育てられた御曹司の清彦。 大事にされ過ぎて一般的な常識から多少ズレているけれどツンデレな感じ…
本が大好きな図書館司書と元同級生との再会ものラブでした。 全体的な雰囲気は甘く切ない系で恋する臆病さがにじみ出ているような胸キュンラブ。 受けになる佐倉井は地味でおとなしめの司書で両親亡き後、弟と二人暮らしで まるで心配性のお母さんみたいなタイプなんです。 そして攻めは学生時代の話もしたこともない同級生の北條なのですが、 こちらは押し出しの強いイケメンで佐倉井にとっては苦手な部類の人…
神楽日夏 壱也
身代わり花嫁ものですが、読んでると何故異国の姫の身代わりをしなければ ならないのか主役ふたりの関係を考えるとイマイチ納得出来ない流れでした。 内容は、代々主従関係にある家同士で幼馴染でもある威仁と珠里が攻め受けですが、 5歳離れた珠里は、一足先に独り立ちして海外のクーデターが頻発している国で 支社の代表をしている主筋の威仁の無事の帰りを待っている。 まだ学生で威仁のために働けないもど…
kirara
と、何かと盛りだくさんな設定でした。 元大名で元華族の子孫と家臣で忍者の子孫の、幼馴染みで主従かつ身代わり花嫁・・・なんですが、和の雰囲気で進むのかと思っていたら(大名と忍者の子孫だからね~)なぜかいきなり『アラブ』風味?←『アラブもの』ってわけじゃないですよ。まあ、名前だけですがアルハラード(ローズキー文庫のアラブものシリーズの舞台)』が出て来たりしてるけど。 警備会社の跡取りの珠…
柊平ハルモ 壱也
何故か立て続けに柊平さん読んでます。その前はかなり空いてるんだけど。 もう作家買い止めようと思って結構長いのに、つい惰性で買ってしまってたんですが、この前に読んだ作品もやっぱりいまひとつだったので、今度こそ止めよう!と決めたハズなのに、ファンタジーに惹かれて(大好きだから)買ってしまいました。 でも、読んだ結果まったく後悔はしてませんけどね。 タイトルのイメージから、もっとコミカル…