壱也さんのレビュー一覧

第八王子と約束の恋 小説

朝霞月子  壱也 

出戻り王子は、愛するよりも愛されたい

初恋を貫いた攻めの粘り勝ちですかね?
年下ながらも一途で男らしく、ちょっと不器用なルネが素敵でした。
キャラクターも魅力的で概ね良かったのですが、長いわりに大事な部分の説明がされてなかったので、私としては疑問が残りました。
結局のところフランセスカの結婚話が9回も破談になったのは、たまたまだったのか?
ヴァネッサはなぜフランを嫌っていたのか?

ルネのフランに対する愛情と、フランがルネ…

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お兄様と一緒「第八王子と約束の恋」番外編 グッズ

大好きな兄の大好きな人

本品は『第八王子と約束の恋』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
ルネの妹キャロル視点での後日談です。

キャロルはカルツェ王妹です。

大好きな兄が初恋の人と結婚して
一緒暮らすようになった事は
キャロルにとっても行幸で
とても喜ばしい事でした。

毎日が楽しくて仕方のない
キャロルでしたが

今は美しい兄嫁に
髪を編み上げてもらっていて…

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第八王子と約束の恋 小説

朝霞月子  壱也 

正統派の花嫁ものです

花嫁もののファンタジーです。
とても読みやすくて可愛らしいお話。BL初心者さん向けだと思います!


エフセリア国第八王子・フランセスカ(受け)は、何故か結婚話が破談になり、出戻ること9回。そんな中、新たに小国・カルツェから結婚の申し込みがあり、若き王・ルネ(攻め)の元に嫁ぐことに。二人は互いに惹かれ合いますが…というあらすじです。

受けのフランセスカは、薄紅色の長髪に可憐な容姿。見…

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王子様の運命の花嫁 小説

月舘あいら  壱也 

ツッコミどころが多々

王子様×日本の大学生というカップリングのお話です。

大学に通いながら、実家の定食屋の手伝いをしたりしている受けは、ある日街で迷子の外国人の子供を見つけます。言葉は通じないものの、お腹を空かせているようだったので保護してご飯を食べさせていたところ、誘拐犯と間違えて黒服の団体に銃を突きつけられます。
その団体を指揮していたのが攻め。小国の王太子であり、子供の兄です。子供の証言により誤解は解け、…

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春はきっと、もうすぐ「あらがう獣」番外編 グッズ

恋人に「したい」と言われて

本品は『あらがう獣』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、奏一郎視点で
月一の借金返済日の出来事です。

奏一郎は隼人に毎月、
決まった日にお金を返しています。

いつもは隼人の事務所で会うのですが
今日は隼人に急用ができて
彼の仕事の合間にひと通りのない場所で
会うことになりました。

もう春も近いと言うのに
歩道に並ぶ桜もまだ寒そうで

1

王子様の運命の花嫁 小説

月舘あいら  壱也 

いろいろ気になる点が…

王族問題の関わってくるお話ですが割とライトな内容なので、疑問点など多数ありますが甘々な設定は好きなので楽しませてもらいました。

受けさんの冬麻が迷子の外国人の子ども(ノエル)を見つけたところから始まるのですが、始まり方や話の流れは好きでした。
初めは本当に、ワクワクとこれからどうなるのかな?と楽しみで読み進めていました。
両親の経営する和食処の一人息子でありながら食育を学ぶ大学生で、銃を…

4

恋人候補の犬ですが 小説

名倉和希  壱也 

恋人候補から番犬に昇格した攻が可愛い!

淡々と進むストーリー展開なので飽きる場面もあったりはしましたが、最終的には綺麗にまとまっていたのでモヤモヤ感もなく読めました。

受けさんの涼一と攻めさんの俊介視点が交互に描かれているので、2人がここではどう思っているのか、何を考えているのかが細々と分かりやすく伝わるので、その辺がポイントかなあ?と思います。
涼一さんは、とにかく真面目で恋愛未経験の三十路一歩手前のサラリーマン。
そんな涼…

4

王子様の運命の花嫁 月舘あいら先生書き下ろしペーパー グッズ

父王の複雑な心境

本品は『王子様の運命の花嫁』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、冬麻が国王と対面するお話です。

大学を卒業した冬麻は
恋人のレオナルドとノエルに伴われて
サンノレア国へと旅立ちます。

サンノレア王宮で
レオナルドの父・ダリウス7世と
対面するのですが

レオナルドは
冬麻の事を自分の伴侶として
日本から迎え入れたと
シンプル過ぎる紹介をして
国王…

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あらがう獣 小説

柊モチヨ  壱也 

年下攻めの頑張りに萌

あらすじ:
極道一家の長男で高校生の隼人(攻め)は、不良に絡まれる先輩・奏一郎(受け)を助けたことがきっかけで彼と仲良くなるが、想いを打ち明けられぬまま疎遠に。
10年後再会した奏一郎は、高級クラブで男娼として働いており…

極道を嫌い、家を出て普通のサラリーマンとして働いていた隼人。
しかし奏一郎が男娼になったと知り、彼の永久指名権を獲得するため、実家のコネを利用。
その代償に実家を…

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新妻と獣な旦那さま 小説

柊平ハルモ  壱也 

バランスがどうにも…

ファンタジックな印象とエロスのバランスがどうにもマッチしていない作品でした。加えて、主人公の瑞宝は見た目は言わずもがな内面も男性である必要がほとんどないように感じてしまい…評価は「中立」です。

まあタイトルで「新妻」って言っちゃってるので身も蓋もないのですが、「妻」「女として」云々と連呼しすぎだと思います。男の子(男性)が嫁・妻ポジションになることの萌えは理解できるのですが(結構好き)、この…

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