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梶ヶ谷ミチル
maruchan
特に劇的なことは起こらないんだけど、なんだか良いんです。都会の少年と田舎の少年のボーイミーツボーイ。甘酸っぱくてほんのり幸せ。 「成長痛」というタイトルに、少年がグングンと成長していくという肉体的な現象だけではなく、恋を知って焦りや不安といった心のチクンとする痛みも知って…という様子が重ねられていてとても秀逸だと思いました。すばる、本当に成長したよね。 高校生の頃の1〜2年って、大人に…
フランク
ネタバレ
「放課後の不純」に登場したスピンオフで当て馬の修ちゃんがメインのお話です。 この作者さんの「成長痛」がすごく良かったので、「放課後の不純」を読み、こちらの「夜まで待てない」に至りました。 「放課後の不純」でも最初に攻めが登場した時に、あまりにも普通なのでクラスメイト・モブだとてっきり勘違いしたけど実際は攻めだった・・・という事もありましたが、今回の攻め様はさらにその違和感を強く感じざるを得…
以前、祥伝社で出されていたほうにレビューが沢山ありますね。 私が読んだのはこちらの新装版ですので、こちらにレビューします。 沢木(攻め)が1ページ目で登場するんですが、最初、モブだと思ってしまいました・・・・。あまりにもフツー過ぎて。 ぱっと見てこれクラスメイトかしら?と思ったんだけど、会話が2ページ以降も続いているので、どうやら違うらしい・・これが今回の攻めらしいと気付いた次第(汗) …
東京に住む男子高校生と田舎の男子高校生のお話。 部活の合宿で田舎の高校を訪れたすばる(攻め)が、朝の図書室で図書委員をやっている圭(受け)に出会う。 たわいのない会話を交わしただけなのに、その後、部活に励んでいても今朝出会ったばかりの圭のことが気になって思い出してしまう・・・ それがその後の恋に繋がります。 ノンケ同士なのに? (もしかしたらゲイである事に自分自身気づいていないか…
ふばば
「小説家と家政夫」の続編的な始まり方から、徐々に仙石原のゲイ友達、脚本家の仁科が中心のスピンオフ的作品となります。 仙石原の小説がTVドラマ化となり、その脚本は仁科が担当。そのドラマのオーディションに来たモデル出身の千葉怜史が仁科に喰いついてきて…という展開です。 怜史は一貫して仁科一筋にグイグイ。とはいえ、仁科に認めてもらいたいから演技にもかなり真摯に取り組んでいて。 結局そのドラマ「白夜…
ゲイの小説家が、家政夫として家で家事雑事をしている19才を………!というお話。 元々の家政婦モモさんがぎっくり腰になり、孫の尚樹がやってくる。洗濯や片付けは今イチだけど料理はモモさん直伝で… 何とかこなしていた所に『愉しませるのも仕事のうち』なんてHなことを仕掛けてくる仙石原。 この辺りは正直無茶ぶりなBL展開だし、犯罪スレスレな行為でもある。 それからの仙石原はやけにスキンシップを図って…
すみれ0401
仁科の面倒臭そうな顔で寝っ転がっている姿がなんとも素敵!!で、そんな姿が見られて嬉しかったです。 以下、ペーパーの内容になります。 面倒臭そうな顔で、台本寝っ転がり、台詞を読む仁科。 仁科のセリフの言い方に対し、全然駄目、もっと情感を込めてやり直し!と、ダメ出しをする千葉。 そんな千葉に対し、千葉の練習として相手役の台詞を言っているだけなんだから、演技力は関係ないだろうと言う仁…
以下、内容になります。 千葉と対面した尚樹は、凄い!!本物だ!!と大興奮。 そんな尚樹に、あ?呼び捨て?と、ガンを飛ばす千葉。 そんな千葉に対して、うちの尚樹が何か?とガンを飛ばす仙石原先生。 それを見て、ヤバイ・・・と尚樹の頭をポンポンしながら、脅かしてごめんな、先生の親戚?今何年生なの?と尋ねる千葉。 小学生に間違えられたことでショックでぷるぷるしちゃっている尚樹…
「小説家と家政夫」のスピンオフです。でも、作者様があとがきでも書かれているように、当初は「小説家と家政夫」の続編としてスタートしたのだそうです。 スピンオフと思って読み始めたところ、1話目が「小説家と家政夫」の2人が主役のお話だったので、ちょっと不思議だったのですが、事情を知り、なるほどね・・・と思いました。 私は、「小説家・・・」既読だったので2人の登場は嬉しかったですし、当て馬の仁科さんが…
クリボウ
前作【小説家と家政婦】で「アテ馬として、もうちょっとひっかきまわして欲しかったなぁ…」と残念に思っていた脚本家:仁科春紀が主役として登場! ※最初にキャラクター紹介、【小説家と家政婦】の仙石原と尚樹がメインの話が1話だけ入っていますが前作を読んでいる方が楽しめます。 ----------- ドラマ化される仙石原の作品の脚本家としてオーディションに立ち合った仁科は生意気な新人俳優:…