梶ヶ谷ミチルさんのレビュー一覧

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

なんて可愛い家政夫さん

前作の『夜まで待てない』でも思ったのですが、やはり梶ヶ谷先生どんどん良くなっていってるなぁと感じます。少なくとも私は一冊発売されるごとに、どんどん好きになっていっております。
放課後~…や、成長痛の高校生モノで生きていた瑞々しさと、夜まで~…で魅せてくだすったアダルトな風合いを混ぜたものが今作だと感じました。

あとこの『小説家と家政婦』にはとても詰め込んでいらっしゃるな! と思いました。

7

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

意外な一面

放課後の不純で主人公水谷の幼馴染として出ていた向井修司が主人公。
修司は遊び人で、適当な人間なのかと思いきや
意外と一途で、真面目なところもあり意外でした。

前作で水谷くんと沢木くんが付き合うようになり
小さいころから好きだった水谷への想いにピリオドを打った修司。
その場限りの体だけの関係・・・
そんな風に、欲求だけを満たして好きでもない相手と一夜限りの関係でいいと思っていたが・・…

0

放課後の不純 コミック

梶ヶ谷ミチル 

青春

私は好きです。こういうストーリー。
ずいぶん前に読んでいましたが、今日また読み返しました。

最初は、ただのクラスメイトだった。
ただなんとなく気になって、ずっと目で追ってた。
好きだって思った。
この流れ、私は好きです。
好きになることに理由なんていらない。
最初は寝ぐせが気になって・・・気が付いたら好きになってた。

沢木くんから突然告白された水谷くん。
今まで何とも思わ…

2

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

アナログ

メールではなく手紙。
このお話のテーマのようなもの。
携帯電話を持っていない田舎の高校生と恋に堕ちた、東京の高校生のお話です。

高校1年のすばるは合宿先で出会った夏目高3と文通をしている。
初めて会った時から、友人以上の・・
そういう目で夏目のことを見てしまっている。
男同士なのに、自分でもよくわからない感情に戸惑いながらも
真っ直ぐに向き合おうとする、若者の気持ちが伝わり
青…

1

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

ちょっと読んでて照れくさい♪

文通って久しく聞いてない言葉でした。
しかも男の子同士って!なんて甘酸っぱい!
また、便箋がCampusのレポート用紙ってのがいい。

読んでいると男子高校生可愛いなあって改めて思いました。

実際の高校生はこんなにピュアとは思わないけど、
高校生をとっくの昔に終わらせた者としては、このくらいのファンタジーさが男子高校生のお話を楽しませてくれるものだと思います!

始めの方で自転…

3

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

らしい!

とってもとっても梶ヶ谷ミチルさんらしいお話でした。

流されている感な部分は、流されるにしても
そんな理由で流されてしまっても構わないのか~?と
ちょっと思ってしまいましたけど
とってもカワイイお話でした。

最初は、先生も傲慢な人?と思って見ていましたが
普通に常識あるオトナな人。
それで作家さんで、カッコ良かったら
優しくされたりした日にゃぁ、クラッと来ちゃいますかね!(笑…

0

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

色気が足りないなあ。

「成長痛」が良かったので読み続けている作家さんですが、これはちょっと微妙かもしれません。

あらすじ通りの話なんですけれど、圧倒的に色気が足りないのです。
それは前の二作では逆にその雰囲気が初々しくて良かったのですが、この話の展開でほんわかした絵、色気のないベッドシーンはちょっとネタ選びを間違えたとしか云いようがないです。
話も悪くないですが、何とも攻を作者さんが一生懸命強引な俺様に描こう…

2

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

エロに隠れた梶ヶ谷節

前作では脇だったので、振られてしまいましたが、今回幸せになってよかったね、と。
神評価でないのは、私にとってはエロがもう少し欲しかったからです。すいません、変態で。

一目ぼれをしてお互いに惹かれあっている二人ですが、欲しい気持ちを隠そうとしない攻めと、おぼれまいとする受けと。
どちらも経験豊富な設定なので身体先行な関係なのですが、そこはやっぱり梶ヶ谷ミチル作品。それだけではなかったです。…

5

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

神評価に近い

あまりにもピュアなストーリー。

セリフが自然な話し言葉で、年相応な感じが良かった。
二人ともタイプは違うけど本当に普通の男の子で
なんだろう、もう純粋って言葉しか出てこない。
それくらい透明感があります。
夏祭りに相手の友達が合流してしまって
自分だけ知らない人間で知らない土地にいる疎外感とか、
読んでいてちょっと苦しくなった。

どちらからともなくキスするところが一番好きな…

1

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

文通っていうのが良い。

賛否両論あれど、この話は「文通」というタイムラグのある伝達手段を取っているからこそ成り立つ話だなあ、と思いました。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

今時の高校生で携帯(スマホか?)を持っていない子がいるのか、と思ってしまうけれど、「ああ、彼なら持ってなさそうだなあ」と感じてしまう夏目くん。田舎くさい訳ではないけれど、素朴そうな純情そうな清潔感のあるキャラで、とっても好感が…

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