梶ヶ谷ミチルさんのレビュー一覧

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

男の子の成長にキュン

梶ヶ谷ミチルさんの既刊をすべて読み、いまのところ一番好きな作品です。
大きな事件もない、これと言った当て馬も登場しない、10代のシンプルな恋愛物語なのにどうしてこんなに切なく、キュンとするのか不思議・・・。
「成長痛」というタイトルが秀逸だなーと思います。身体や環境、アイデンティティがゆっくりと確実に変わっていく思春期が優しく描かれています。
主人公すばるがどんどん男らしくなっていく様子が嬉…

1

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

一晩だけのつもりが…

萌えか中立か迷ったのですが、期待していたよりも普通のお話だったことと、何より後半の攻めの態度が酷くて苦手に感じてしまったため中立にしました。

ゲイバーで知り合い、互いに好みで一晩を共にした2人が、その後大学も同じと知ってから本気のお付き合いをしていくお話です。
遊びから本気になるまでのお話、と言うとみもふたもないのですが、ちょっと盛り上がりに欠けたというか、展開として平淡に感じてしまいまし…

3

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

ほのぼののような、シリアスのような。

『放課後の不純』よりもこの作品の方が好きかもしれません。『放課後』の二人は中学生だと思ってたくらいなんだか幼く感じたのは、作家さんのかわいらしい絵柄のせいでしょうか。ちょっと発情しすぎなんじゃないのかい?と思ったのですが、十代の性に対する好奇心と後ろ暗さが妙にリアルで、購入した頃は何度も読んじゃうほど、どことなく色っぽかったです。

『成長痛』も主人公は高校生なのですが、こちらはサワヤカップル…

4

放課後の不純 コミック

梶ヶ谷ミチル 

自然体な二人が可愛くて何回も読み返し

内容は既に書かれているので感想メインでレビューします。

私にとって初BL作品でした。二人共黒髪で細くて綺麗なルックスです。
キスシーンがたっぷりでとても可愛らしいです。最初のキスだけで4回も!
若さゆえに自宅でも野外でも盛っており、二人のしなやかな身体が絡み合うHシーンに釘付けです。遠くから見守りたくなる初々しさがたまりません。
魅せ方がエロいのに爽やかさがあり擬音も少なく、透明感のあ…

7

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

何か違う?と思いながらも…

梶ヶ谷さんの作品を読んだのは大分前で、せつない系シリアスの印象があったのですが、この作品はほのぼの脱力系。
大きな事件も起こらず、辛い・切ないなんて無縁のほっこり系です。
だからといって物足りない・つまらないというわけでなく、1話目からぐっと引き込まれ最後までそのまま楽しく読めました。

主人公は掃除・洗濯はダメダメだけど料理は得意という臨時の家政夫・尚樹。
もうすぐ20歳ですが、年齢よ…

1

成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

浮世離れしてはいる、でも何とも比較しがたい魅力があります

批判を恐れずに言うと、私にとってはジブリに近い空気です。
こんな純粋な発言する子供いないよー、こんなリアクションしないよー、とそこここで思う。でもそれを振り切る、神々しいほどのモメンタムがあると思います。

この作品は、合宿で行った田舎の年上の男子高校生に恋をしてしまった、まだまだ幼い高校一年生のお話です。時間がたつのは早く、物語が終わるころには相手は大学へ進学し、主人公は高校二年生になりま…

9

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

うーんうーんw

 なんとなく、買ってみという感じだったんですが(笑)
内容とか設定とかはよかったんですが、受けの子のお酒飲んだ後の感じをもっとエロくしてほしかったです(笑)
魔性って言うくらいだからもっとって感じでした。でも、なんだか見ていてかわいい作品だと思いました。
 

0

夜まで待てない コミック

梶ヶ谷ミチル 

ずっとずっと、ほしかったもの。

後腐れのない関係でいいと、
一夜限りの関係の付き合いを望む向井。
漁るために向かったバーで桐原と出会った。

一夜だけのの熱を求めるクセに、ずっとずっとほしかったものを
桐原がくれた。言葉も気持ちも、快楽も。

桐原にハマってゆく自分を抑えるために、
いつものスタンスを取り戻そうと、他人と寝るが…
桐原の事を忘れるためにしたのに余計に頭から離れなくて。


遊びだとか言い切…

2

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

魔性…なのか…?

入院した祖母の代理で家政夫として働く事になった料理以外はさして特技のない大学生:日下部尚樹が小説家:仙石原元に美味しく料理されてしまう話。

仕事も順調、メディアの受けもよろしいイケメン(ゲイ)作家のおちついた大人な暮らしに年下の男の子が飛び込んできたら?
みずみずしいお肌にくるくるかわる表情、不器用なのに料理だけは上手い。
そんな年下クンが傍らにいたら…年の差カップルの恋の必然がサラリと…

1

小説家と家政夫 コミック

梶ヶ谷ミチル 

ストレートなタイトルw

小説家×家政夫って、わりと珍しくない設定ですが
思ったより仙石原先生はクセが強くなかったですw
ご飯は尚樹のばあちゃん・モモさんと同じ味でなきゃってこだわりは
ちょっと面倒ですが、それを再現出来る孫、凄い!

最初頼りない尚樹のお手伝いっぷりも日に日にコツを掴んで、
更にはシモのお手伝いも…。
10代から二十歳って何気に美味しい時期ですよね…うふふふふ。
何気に仙石原先生が羨ましい…

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