湖水きよさんのレビュー一覧

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

前作を超える衝撃のラスト!

人を喰らう「蟲」を操る犯罪者と
「蟲」を退治する能力者との戦いを描く
「バグ」シリーズ、待望の第二巻。

今回は、新興宗教集団の信者が
次々と謎の死を遂げ、その事件を刑事の七生(受け)と
相棒の水雲(攻め)が追うという話。
黒幕に近づくにつれ、
七生の「蟲」を感知できる能力の正体や
出生の秘密が明らかになっていき
ラストには衝撃の事実が!!
この引き、前作を越えるインパクトが…

9

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

若さ故の閉塞感

田舎の高校の同級生二人。
専門学校を出て1人は東京に出てスタイリストの卵、1人は地元で美容師。
誰よりも近くにいた二人の友情は、それぞれの中で恋になり
実は両想いだったと確かめあったと思ったら、遠距離恋愛となり
それぞれ忙しさの中、いつしかすれ違いや距離が生まれ……

こうして書くと設定は陳腐なんだけれど、
語り尽くされたような若者達の挫折と成長の物語を、
面白く読ませる作者は、や…

7

Chara BIRTHDAY FAIR 2014 Ⅳ キャラ文庫創刊17周年バースディフェア小冊子 グッズ

もうすぐ二巻発売のバグを

キャラ文庫創刊17周年記念の小冊子です。
犬飼ののさん『暴君竜を飼いならせ』、松岡なつきさん『FLESH&BLOOD』、夜光花さん『バグ』の書き下ろしSS。
もうすぐ夜光花さんの『バグ』の二巻が発売ということで、『バグ』のSS『食べられません』のレビューを。

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本編受けの七生は、物心ついた時からの虫嫌い。
そんな七生がなんの因果か…

3

Chara BIRTHDAY FAIR 2014 Ⅳ キャラ文庫創刊17周年バースディフェア小冊子 グッズ

朝も、昼も、夜も、

毎年恒例、キャラ文庫のフェア小冊子。
キャラ文庫の作品の番外編ショートストーリーを3編収録。
「暴君竜を飼いならせ」犬飼のの
テーマは朝のキス。
ホントはフェラで起こさないといけないのだけれど、寝顔を見ていて、つい、口づけしてしまい、、、。
「FRESH & BLOOD」松岡なつき
テーマは昼のキス?
船長室の掃除の点検後、ようやく二人きりになって、、、。
「バグ」夜光花

1

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

続くからには

早々に次を出していただけるのかしら?

お互いに、あと一言までたどり着いた恋愛模様もそうだけど、
千里の過去に関わるモズの森学園についても、学園の概要はだいぶ明らかになったけど、そこで千里に何があったのかはまだ不明だし、
千里の能力減退についても、その原因は不明だし、
そして、最後にまかれた、解決したかに見えた案件の急展開。

これだけ色々引っ張ったからには、
早々に続きを出してい…

1

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

等身大の男の子

高校生で初めて好きになった相手との出会いから7年越しの恋のお話。
恋愛だけじゃなく、自分たちの未来に夢を描きながらキラキラした時間を過ごす綾野と紺がすごくうらやましかったです。読んでいてキュンキュンする場面でした。

一緒に東京に行こうと思いを1つにしていた二人。そこから、とある事情で紺と一緒に東京に行けなくなる綾野。そして別々の場所で違う時間を過ごすことですれ違っていく姿がとてもリアルだと…

3

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

だんだん面白くなってきた

おおう、とうとう鷹目が自分の気持ちに気づいたか。
ようやく二人が心を寄せ合うようになってきたのと同時に、千里の周辺は俄然きな臭くなってきましたね。
千里の頭上の低いとこに暗雲が立ち込めてくたという表現はぴったりだ。
洋子さん・・・怪しいよな。
「モズの森学園」の実態が明らかになってきて、千里本人も記憶にない部分がいずれ暴かれてしまうという予告も孕んでいた3作目。
しかしなあ
言うまいと…

1

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

遠恋のダメな見本

凪良さんの作品で面白くなかったものはあるかなあ。いや、ない。(反語)
地方の高校から専学へ一緒に進み、スタイリストとヘアメイクを目指す二人。
高校時代の淡い恋愛の始まりにはときめかされたし、遠恋になってうまくいかなくなったときはそれぞれの視点から読ませてもらえて、どちらにも感情移入することができた。
しかし綾野のお母さん。母親として違和感は拭えなかったあなあ。
もうちょっと子供のことを考え…

5

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

リアルさが消えたような…

あらすじにも「道を違えたことですれ違い始めるふたり。」とあり、
受けの綾野がいかにも鄙びた美容院で働くシーンから始まるので
「鬱々するのかなー」となかなか読み続ける気にならず、ほうっていました。

最初のウツ進行を乗り越えたら一気に読めました。読みやすかったです。

学生時代は恋愛関係にあった二人が、
一方は東京でスタイリストとして働く自分に見栄を張り、一方(受け)は地方にいてオバサ…

5

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

続きものっぽくなってきました

シリーズ3作目です〜
前々回はラブコメ要素が強くて、一冊だけでも楽しめる感じで。
前回は、エピソード的には一冊完結したけれど、合間合間に思わせぶりなモノローグが挟まって。
今回からは完全に謎解きモードに入った感じがしました。
ストーリーが二人のラブより、受け様千里ちゃんの過去とか、迫り来る脅威の存在を中心に展開して行った印象。
そして何もかもが解決しない(苦笑)
ただ、話の進行が謎解き…

4
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