トジツキハジメさんのレビュー一覧

さきっちょだけでも コミック

トジツキハジメ 

ついてこれるかこのフレイバー!

ついてこれるかと言われたらほとんどの人が丁重にお断りしそうなノリ満載の一冊です。

『お悔やみ申し上げます』・・・ヒップホップ系に明るい人なら分かるノリ満載です。
私は音楽はポップ、ロック、メタル、ピコピコ系、アニソン、ジャズ、民族、ヒーリング、クラシックなどなど、歌詞があるものからインストゥルメントまでとにかく音楽とつくものは何でも聞くタイプなので、もちろんヒップホップも聞く人なのですよね…

2

カナさん コミック

トジツキハジメ 

愛とは言わない

多分この一冊は、Love抜きのボーイズラブと言う奴です。
愛を綴る前に何かに首根っこをつかまれて押し倒される、
そう言うBoysLiveの中にある数コマの描写集です。

性を描いたシーンからLoveが伝わらず、それ以外の些細な
コマの切れ端からあざとい欲の薫りが伝わるのはこれいかに。
視点を変えればこの一冊、作者さんから読者に対する
言葉攻めのオンパレードでございますよ。
そこを乗…

10

カナさん コミック

トジツキハジメ 

何度も読み返してしまう、死と日常の話。

物語は「死ネタ」。
しかもセックスをした相手が亡くなる。
死ネタの中でも、私が一番避けてる展開です。
でもあらすじやレビューを見て
どうしても気になって手に取った。
読後は嫌悪感など全くなく。
ただ、読んですぐにはレビューが書けずに
日ごと読み続けてました。
読むごとにじわじわじわじわ、きた。


表題作『カナさん』シリーズ。
ただの知り合い程度だったのに、
一晩で一線を…

7

物語は死で終わらない コミック

トジツキハジメ 

短編集の一作でこんなにも泣けるなんて。

『物語は死で終わらない』。
これを読んで名作少女漫画の
作中劇の台詞を思い出しました。
「死んだら恋が終わるとは思わぬ」。
(そう、『ガ○スの仮面』です)
ああ、そういうことなんだなぁ、と。
それを読んだ時もひどく
心に残ったことを思い出して、
恋が終わらないからこそ、
あっさりと結んだマンガ自体の
最後の1コマまで、静かに泣きました。
個人的に、いつも短編集よりも
1作ま…

5

カナさん コミック

トジツキハジメ 

もう一人の私が欲してる

非常に狭き門を潜り抜けて、やっとの思いで辿り着いた境地、という感覚で読みました。
四つの物語が描かれている一冊で。
それぞれに、非常に個人的な萌えポイントを刺激するお話です。
この本一部がものすごく好きか、丸々ダメかが普通な感覚、という気もします。


「カナさん」
私は昔からバンドマンが大好きで。
そういう意味でも、お話の内容的にも、本当に私のドツボねたでした!

好きな事に…

11

カナさん コミック

トジツキハジメ 

全体的に興奮した!

元々王道モノは(特にビジュアル面で)あまりお描きにならない漫画家さんなので好き嫌いは分かれるかと思いますが、本作は作者の萌えと才能と画力がたっぷり詰まった作品集です。

表題作『カナさん』とそのシリーズは、一言で言ってしまえば「死ネタ」ですが、その死によって大袈裟な変化が立ち現われるということはありません。ひたすら淡々と流れていく日常と地に足をつけて生きる人間達がまさに淡々と描かれています。

6

カナさん 出版社特製描き下ろしペーパー グッズ

深夜、メガネをかけると見えるもの…w

A5サイズのペラ紙に、
「カナさん」のその後かしら?と思えるような漫画が載っているペーパー☆

ライブの打ち上げの飲み会で、
超~~~~~~~~~~~目が悪いという祐史が、
「メガネ買ったんだよね」と言い出す。

何でライブ中にしないのーなんて、他愛もない話をしながら、
祐史は買った黒縁メガネを取り出してかけてみる。
そして、
祐史の隣で、むちゃむちゃと料理を食べてるキヨを見て…

1

カナさん コミック

トジツキハジメ 

作者の萌えと才能が堪能できる1冊。

一番この本を読んで感じたのは、
作者のトジツキさんはこういうものがとても好きで萌えるんだなぁ~!
ということw
インディーズのバンドとか。
猫とか。
格闘技のデスマッチとか。
ボウズ頭のガッチリ体型に立派な龍の刺青とか。

趣味に走って思いのままに描いているように見えて、
戦争を絡めたシリアスなお話も入れてあることで、幅と深みも感じてしまう。
そして、その題材とストーリー展開の…

6

カナさん コミック

トジツキハジメ 

乙女度0!リアル男子系がお好きなら読んでみる価値あり。

表題作がバンド系ということで、好きな分野なので気になって購入しました。

『カナさん』
こっ…これは!ミュージシャンは若くして死ぬの典型ですね。
だいたい伝説の人ほどマジで早死ですよね。戻ってきて欲しい人、いっぱい居ます。
死んでなお、人の心を掴んでいるその魅力って何なんだろう。

本作のヒロセもカナさんに魅了されて心を掴まれて…という関係です。
死んでなお、ヒロセの心の中にカナさ…

9

カナさん コミック

トジツキハジメ 

ちょっとアウトロー的でリアル

人生太く短く、読んでいる途中で思い浮かぶ言葉、陳腐な言葉だけれど
何故か自分の中ではこの作品の表題を表すときにはそんなイメージが浮かぶ。
アマチュアバンドマンのカナさんと特にやりたい事も興味も無い面白みに欠けている
居酒屋のバイト、廣瀬くんと出会いと呆気ない別れ、カナさんと出会って
ほんの少しの時間を共有した後、廣瀬くんの生きてきた世界が少しずつ変わりだす。

展開程、後味の悪い感じは…

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