伊東七つ生さんのレビュー一覧

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

独特な美しい絵柄が最大の魅力

表題作は途中まで雑誌で読んでいたけど、こんな展開になろうとは。
スーツの蓮池さんが人見知りっぽい態度で、わかりづらい人だったけど、知ってしまうとその意外性に惹かれていく。
わかるなあその気持ち!

同時収録の、スランプの作家が逃げ込んだ島で知り合った中学生との話。こーれがすごく私には響いた。最後の余韻を持たせた終わり方も素晴らしい。

3

ドS探偵~綾小路玲~ コミック

伊東七つ生 

匂い系でした

作画:伊東七つ生さんということで買ってみましたが、BL的にはほぼ匂い系でした。
お話は2編。
殺人事件があって(問題編)、それを刑事の長瀬に泣きつかれて、大学準教授の綾小路が探偵となって謎解きする(解決編)。
絵は文句なくきれいです。
綾小路が繰り出すドSな台詞とツンデレ眼鏡ビーム!
この長瀬と綾小路達のあれこれが、このきれいな絵のままギャグっぽく展開したならもっと評価が上がるのですが、…

0

ドS探偵~綾小路玲~ コミック

伊東七つ生 

どこかで見たような設定

表紙が綺麗だったので手に取ってみました。BLというより匂い系ですね。はっきりそういう描写が出てくるということはありません。

大学で准教授をしていて、頭脳明晰・容姿端麗・家柄も良し、その頭脳の良さを生かし、時々警察の捜査の手伝いをしている。というのが主役キャラの一人、綾小路玲。

もう一人は綾小路の高校生時代の同級生で刑事の長瀬章一郎。捜査が行き詰まり、綾小路の頭脳を頼って相談に行く。

1

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

雰囲気が好き~っ

他の本を買った時にサンプルペーパーとして入ってたのを読んで
発売されるのを楽しみにしてました。

このキャラたちの性格もあるのか
ガツガツした恋愛じゃなくて、ゆっくりと進んでいく感じが良かったです。
本当なら市役所でバリバリと働いてるだろう蓮池さんが
市営の公園に配属されてきた(いわゆる左遷ですね)
何があったかわからないけれど
スーツで草むしりをする蓮池さんが気になってしかたがな…

4

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

好きなのに、こういう事ってあるんですねえ。不思議。

同人で好きな作家さんでした。最近は、商業一本でしょうか。
素敵なお話と絵で大好きなので、今回の新刊はずっと楽しみにしてました。
で、地元の穴場に買いに行ったら、何故か品切れ。(まあ、本屋さんではないので、仕方ないのですが)
色々探してやっとこ買えました。その間に、沢山衝動買いしてしまいましたが、当たりコミックとも出会えたので、結果オーライ!

で、早速読んだのですが、ええ、よかったです。…

3

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

大人の童話

本を開いてまず口絵イラストの美しさに心を奪われました!
佐竹美保さんを思わせるファンタジー感たっぷりの絵に
ちょっと童心をくすぐられます。
中の絵も、水彩画のような柔らかなタッチで素敵。


表題作は、市営公園で働く青年×市役所から配属されてきた公務員
いつも険しい顔の蓮池(受)がふと見せる笑顔や赤面が可愛い。
花のつぼみが開くような、繊細な表情の変化が印象的です。
過去の恋への…

5

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

単独アップの美麗表紙は内容を裏切りません。

スーツの蓮池さん(受け)はアッチの人で、市役所に勤めていましたが関係を持った上司の家庭を乱してしまい、左遷の形で役所の管理する公園事務所に異動して来ます。
公園の植物の世話をしている嘱託職員の平岸くん(攻め)は、異動の理由もわからない、いつも無表情でスーツのまま草むしりをするような蓮池さんが気になってだんだん好きになり、話しかけたりお茶に誘ったり一緒に帰ったりと近づこうとします。
蓮池さんもそ…

9

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

貴方に酔わされてしまいそう…

商店街の人々の温かさと、盛り上げていこうとする努力、
日本酒を造る側の想いと売る側の熱意、
でもきっちりラブストーリーも自然な流れで盛り込んでいて
かなり読み応えがありました!!

小さじ一杯でアルコール中毒のようになってしまう北折は
勤めていた会社を退職し、
はごろも商店街にある八木沼酒店の2階に仮住まいすることになります。
そこの店主・八木沼は客への応対は良いけれど
北折には…

7

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

日本酒を一杯ひっかけたくなります☆

商店街にある酒屋が舞台ということで、人情味ある温かな雰囲気がとても素敵。
それでいてビジネスとしての日本酒販売という現実的なテーマもうまい具合に盛り込まれ、大人の鑑賞に堪えうる恋愛ドラマとなっています。

お酒好きな方には特にオススメしたい作品です。
出てくる日本酒の名前や味の形容などとても表現豊かで、すぐにでも日本酒を買いに行きたい衝動に駈られましたw


会社を辞め酒屋の二階を間…

6

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

受けキャラの生真面目な天然がツボ

浪漫乃音、そんな素敵な名前の日本酒が出てくる酒屋さんを背景にした作品で
主役二人は共に元商社のキャリアなのも一風面白い設定でした。
リストラをする側の立場だった北折は心が病む前にと自ら退職し先の希望も目標も無く、
とりあえず焦らずにと考えながら部屋探しをしていたときに不動産屋に紹介されたのが
八木沼酒店の空き部屋で入る条件と言うのが酒屋の手伝いと商店街のお手伝い。

今ではすっかりお見…

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