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15/27(合計:268件)
久我有加 伊東七つ生
潤潤★
ネタバレ
またまた久我さんワールドにハマった今作。 大正ロマン×関西弁を久我有加先生が書かれて面白くないわけもなく。 すっかり本の中の雰囲気に浸っていました。 受けさんの梓。 この人にやられない読者が居るなら出会ってみたいものです笑。 なんです、この可愛さは。 今作には芸妓さんも出てきますが、その子よりも人気の出る芸妓さんにもなれそうな 1度ハマったら抜け出せない質の悪い(褒め言葉)最強天…
名倉和希 伊東七つ生
165
藤原が面白すぎる! 厚い本ですが一気に読めました。 大紀、大紀、大紀って、藤原よ。何度も何度も突っ込んだよ!それ恋だからって。 藤原が大紀に手でしてもらってからはもうページをめくるのがすごいスピードになりました。 藤原が強引で上手いこと誘導するし、童貞だからなって威張って?押し通すし。 藤原には大紀の何もかもが可愛くてキレイで愛しくてたまりません。 いい雰囲気だったのですが…
にゃんみ
久我有加さんは安定したほっこりを提供してくれる作家さんというイメージです。時代物は特定の作家さんしか読まないので比較できるほどではないのですが、久我さんの時代モノは初心者にも読みやすいと思います。 このお話の受けさんは天然を超えたド天然という感じで、共感とか応援とかそういう感じではなく、なんだか小動物を見守っているような不思議な気持ちにさせられながら読みました。 攻めは最初はともかく受…
ちょこみん
時代物の小説を久しぶりに読んで、いいなぁと思いました。 挿絵の雰囲気が物語とよく合っていて、適所に挿絵が出てくるので気持ちも盛り上がりました。 梓の話し言葉だけでなく、地の文の梓の心情が関西弁なのもいいです。 原稿の依頼に来た編集者の扇谷梓を、作家の間宮照市は不愛想に突っぱねるけど梓にはあまり効いていなくて、 ちぐはぐなやりとりになっているのが面白いです。 障子をそーっと細く開けてこ…
雀影
「疾風に恋をする」に続く、大正末の大阪を舞台にした作品。 今作は、カバーイラストも、大正モダン風のタイトルロゴや、友禅風に意匠化された鳥や花に囲まれた和装とスリーピースの洋装姿の主役二人、手には帽子っていうところも時代背景をよく表していて好印象。 中身の方は、この!この!! おっとりとした古めかしい関西弁が、もう、最の、高!!で、んまに萌転がるねん。 主人公の梓くん、天然系健気受けちゃんでは…
あーちゃん2016
本編の最後に、「若鮎焼いたん 食べに行きまひょ」て言ってたのを実現した時のお話です。 以下盛大にネタバレです。 受けさんの実家「滝の尾」に行ったはいいけど、二人の関係はバレバレ、滝の尾の主人(受けの兄)、古参の従業員建治からは「なんかあったら八つ裂きにしたる・・」という無言の圧力を感じる攻めさん(笑)。そりゃそうやで、この箱入りぼんぼんに、実家の目の届くところで手を出すあんたが悪い とくすくす…
関西を離れている関西人必読の書と申し上げたいぐらい、関西弁に癒されるお話。久我先生の関西弁話、久しぶりに読ませていただきましたが、朝から和みまくり。ほんま、よろしおすなあ です。関西弁萌、ひねくれさんや天然・純粋ちゃんが好きな方におすすめです。関西弁が盛大にでてきて、「これ、関西圏以外の人、ちゃんと読めるんやろか」と不安に思ったので、関西弁あんまり読んだことない方は事前に他作をちら読みするなどして…
ぴれーね
こちら、大正時代を舞台としておりまして、前作の「疾風に恋をする」とも少しだけリンクした作品になります。 とは言え、完全に独立した作品ですので、こちらだけでも問題無く読めます。 そしてですね、前作もとっても甘かったのですが、今作では主役2人の性格上、更に糖度が高めになっております!! いやもう、やっぱり久我先生の時代ものは最高!!と大変楽しく読ませていただきました。 内容です。 新…
M+M
後日談やら番外編ショート12作品です。 vol.1、vol.2もそうでしたが、元の作品を読んでいると楽しさ倍増という感じでした。 「夏の残響」凪良ゆう(「まばたきを三回」より) 村でスケッチ中の令の前に、史郎という青年が現れます。戦時中の生霊ですが、当人はその自覚がありません。なぜか史郎が気にかかる令は、関わるなという一佳の言葉に逆らい、お弁当をつくって会いに行きますが…という話です。切…
木原音瀬 伊東七つ生
まりぽん812
タイトルの「片思い」。ビブロス版では、三笠×吉本の話のタイトルで、松下×門脇の「あのひと」とは、別冊になっていたとのこと。 対照的なカップルの話ですが、一冊になったことで、「片思い」が全編を通した大きなテーマになっていると感じました。 片思いは、告白して相手が答えたら終わるものと思っていましたが、そうではないのですね。 三笠と吉本は付き合い始めてからも喧嘩が絶えず、三笠は門脇に呟きま…