夕映月子さんのレビュー一覧

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

執着攻めの囲い込み計画

あらすじはほかの方が詳しく書かれているので感想だけ。

一見どんな要求でも聞いてくれる甘やかし系の包容力のあるタイプの攻めかと思ったら、12年もかけて自分のところに堕ちてくるまで着々と網をはって待ち、絡めとる蜘蛛もびっくりの執着攻めでした。

透(受け)が30歳になり、中堅と呼ばれ中間管理職として仕事でいろいろなストレスを感じながらも、周りは続々と結婚していき、年齢的に老後のことなんかも考…

3

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

リア充に見えるイケメン運転士×鉄道オタク

朝霞(受け)は「東大くん」というあだ名で揶揄される真面目で仕事はできるが人付き合いが苦手な鉄道オタクです。一番好きな鉄道会社に就職して好きなものに囲まれた夢の楽園生活を送るつもりだったのに、なかなか思い通りにはなりません。同僚と上手くやっていけない朝霞に声を掛けてきたのは運転士の市川(攻め)でした。社員寮が同じなので1人が寂しいといいながら朝霞のところでしょっちゅう鍋をすることになります。

4

京恋路上ル下ル 小説

夕映月子  まさお三月 

京都BL。

まさお三月先生の挿絵なんて超レアじゃないですか?夕映作品はどうも挿絵に惹かれちゃうんだよなぁ。もちろん物語自体も楽しませてもらいましたが、本作も挿絵が良すぎて…。まさお先生の描く、無駄な線のないつるんとしたキレイなお顔が、伊織さんのイメージにぴったり。

大学生×古書店店主のちょい年の差ラブ。キャラとしてはワンコ×女王様ですね。あとがきにあるとおり、よそさんから見た憧れの京都をこれでもか!っち…

1

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

正反対の二人の鉄道物語

受けがノンケのパターンってあんまり読んだことがなかったので新鮮でした!

鉄道オタクのモテない受けが接点なさそうなキラキラ攻め様に絡まれ、鍋友達になり。。。
あれよあれよと言う間にものにされます。

受けの智行は東大卒のエリート。攻めの市川はコミュニケーション能力抜群で容姿端麗なモテ男。
物語は会社でなかなか居場所を見出せない受けの智行の視点でスタート。市川の助言や働きかけで徐々に職場…

7

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

キラキライケメン運転士×堅物エリート鉄オタ

鉄道オタクが高じて地方の鉄道会社に就職した受け。しかし高学歴と、融通の利かない性格のため会社でも持て余され、同僚からも嫌われる始末。そんなある日、ぼんやり自社の電車を眺めていたら、自殺志願者と間違えた運転士の攻めに声をかけられて…。


鉄オタな受けが色々疲れ果て、精神的に追い詰められていたところを、明るくイケメンな先輩運転士に構われるようになる、というお話です。
受けは、優秀なのに人との…

9

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

読み応え抜群のゲイ×ノンケ物

あらすじ:
地方鉄道勤務で鉄道オタクの朝霞(受け・24歳)は、5歳上の先輩で運転士の市川(攻め)と仲良くなり、自宅でたびたび鍋を囲む仲に。
ある夜、「俺とつきあう?」と冗談のような口調で問われ…

朝霞は、鉄道好きが高じて鉄道会社に就職した鉄オタ。
職場で唯一の東大出身であることから周囲にやっかまれ、そのことに居心地の悪さを感じています。

そんな朝霞にフレンドリーに声をかけ、彼が鉄…

16

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

攻めのギャップに注目

ジャイアンのように傍若無人な性格のエリートサラリーマン(受)と終始穏やかでおっとりとした性格の貧乏学者(攻)のお話です。「三十過ぎて独身だったら一緒に暮らす」という約束をした大学時代の友人の中で本当に未婚のまま三十路を迎えてしまったのは攻めと受けのイケメンコンビだけだった訳ですが、現実でも案外フツメンの方があっさり結婚してしまったりしますよね。ともあれ、約束の通り受けは攻めが借りているボロい一軒家…

0

運命の転機は三十歳でした。発売記念ペーパー グッズ

攻め様視点で・・・

本編も、特典小冊子も受け様視点でしたが、このペーパーは攻め様(東元)視点で描かれています。
東元視点というのはなかなか興味深い物がありました。

以下、内容になります。

季節は冬。
一週間ぶりのセックスをした翌朝、ベッドの中。
先に目が覚めた東元は、いつもは暑がりで、寝ている時に肌が触れ合うのすら嫌がる多岐川から、ベッドの中で無意識にぎゅっと抱きつかれ、それだけで幸せになり、その途…

4

運命の転機は三十歳でした。番外編 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

攻め様の執着っぷりがもう・・・

無事、受け様と結ばれてからというもの、攻め様のちょっと怖いかもしれないぐらいの執着っぷり全開となっています。私としては、そのちょっと怖いかも・・・なこの攻め様の執着っぷりがむしろ病みつきになっています。知り合ったばかりの2人だとしたらちょっと怖く感じたかもしれませんが、大学生の時からの仲良し同士ということで、とても素敵に感じます。
この小冊子も、そんな攻め様の執着祭りとなっています。

以下…

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運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

攻め様がすごい!!!!

夕映先生の作品は、以前一冊だけ読んだ本がどうにも好みに合わず、以降なんとなく読む機会をもたないまま今に至ってしまいました。でも、今回は、あらすじに興味を持ち、購入を決めました。
今回の作品は物凄くツボだったので、今後は先生の作品をちゃんとチェックしていこうと思います。

執着攻め、長年片想い、同級生(今回は大学の)として出会い、、、と、私の萌えツボが満たされる作品だったのですが、しかしこの攻…

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