夕映月子さんのレビュー一覧

二人の王子は二度めぐり逢う 小説

夕映月子  壱也 

多分 純愛 なんだと思う

タイトル買い。夕映先生、初リンクス&初ファンタジーとのことで、舞台はファンタジーだけど現代、架空の国カエルラ共和国(アルプスの中腹にある小国)でした。切なめ純愛 とでも言えばいいのかな。ただ、「なぜそうなる?」というシチュが少々あってあんまりシンクロできなかったので中立です。ポイントは監禁(愛憎ゆえの)、首輪足輪等でしょうか。本人が良しとしているように思えたせいか、イタイとは感じませんでした。本編…

7

二人の王子は二度めぐり逢う 小説

夕映月子  壱也 

全てを赦すのが愛情では無い(´・_・`)

今回レーベルに合わせて執筆されたとの事ですが、これまでとかなり雰囲気が異なります。
いつもの夕映作品を想像して読むと、ちょっと戸惑うんじゃないでしょうか。


内容ですが、生まれ変わりものです。
前世の記憶がある18才の青年・玲。
前世での誰より愛しい恋人の面影を探しに、小国カエルラを訪れます。
そこで記憶の中の恋人によく似た男性・アレクシオスと出会ってー・・・と言うものです。

17

楽園暮らしはどうですか? 小説

夕映月子  高峰顕 

明るいイケメン×地味な鉄道オタク

鉄道オタクでアットホームな社風に馴染めない受けと、社交的で明るいイケメンの攻めが仲良くなっていく過程が楽しかったです。
強引に鍋に誘われたことをきっかけに人気者でイケメンの攻めと関わり、最初の苦手意識は解けていき、攻めがきっかけで反りの合わなかった先輩たちとも次第に上手くいくようになる受けくんに、親のような気持ちでよかったね…と安堵していました。笑

田舎であるが故にゲイとして生き辛かったり…

6

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

趣味が合うという事は良い事

受けの佐倉は順風満帆かと思った時に、デザイナーとして致命的な色彩異常が見つかったことにより一転してしまいます。学生時代からお世話になっている桂の事務所にてアシスタントとして働いています。
でもお荷物となっている事も感じていて、その中姪のお迎えで会う攻めの柊とのちょっとした時間が楽しみになっています。彼の身に着けているものが自分の好みと合っているというのがきっかけで息子の陸くんとも仲良くなり、事情…

4

あなたのものにしてください 小説

夕映月子  秋吉しま 

ピュアな作品でした

夕映先生が「恋にセックスは必要か」というテーマで書かれた作品です
セックスは無いけれど恋人っていうとてもスイートな設定

受け瑞希はその美貌ゆえに幼いころから、変態男性にちょっかいかけられて
男性恐怖症。けれど好きになるのは同性だったという絶望。

攻め黒川はゲイでそれ相応に色恋したあとに
身体の関係は二の次で瑞希と付き合うことに

ピュアな作品なので、汚れた大人の私が萌えられる…

3

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

ゆっくり恋に落ちていく

受けの佐倉はデザイナー志望でずっと努力して美大生の時にコンペで賞ももらって
満を持して就職した先で受けた検査により色覚異常がみつかり、
アシスタントに降格されました。
初めての挫折。それも障害という自分でもどうしようもないことで。
それで、職場では複雑な心情を抱えてしまい、周囲に委縮しているような。

そこで降ってかかった姪の保育園送り迎え
そこで出会った攻め様、柊。最初は服装や持ち…

7

午後9時からは恋の時間 協力書店限定ペーパー グッズ

昼間にいちゃいちゃ

協力書店で購入したらついてくるペーパーで、タイトルは「たまには二人きりの時間を」。
(協力書店さんの一覧は心交社さんのHPをご参照ください)

以下、盛大にネタバレです。


午後9時以降でも、横に可愛い陸くんが眠っているはず。そんな激しいことはちょっとねー という二人。なんと!二人して午前半休とって!、陸くんを保育園に預けて!、朝っぱらから佐倉は風呂に入り・・・

やることは決まってますよね。と…

1

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

受けに共感できない

夕映さん、作家買い候補でしたがこればびっくりするくらい合いませんでした。

ストーリーについて、BLを多く読んでいる方ならあらすじからでも分かってしまうかもしれませんが、受けの置かれている環境と攻めの正体的な説明が終わった時点で話のオチというか終着点が見えます。実際そのとおりに進んでいくので安心感はあると思います。
こういった作品はキャラに萌えられるかで評価が変わってきそうなのですが、私はこ…

26

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

出会えた事で、踏み出す勇気が貰える

どうも好き嫌いが分かれる作風のようで、今作でも今の所、評価がイマイチです。
が、私は好き。めちゃくちゃ好き!
このしっとりと読ませる、深い所まで書き込まれた心理描写だったり、丁寧なストーリー運びだったりに、毎回すごく心を動かされます。
今回は主人公再生モノでして、物語としては王道。悪く言えば既視感溢れるものです。なのですが、やっぱり丁寧な心理描写や、引き込まれるエピソードで読ませてくれるんで…

16

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

午後9時からは大人の時間

今まで私が読んだ夕映先生の作品は、色っぽさ少な目、皆さん100%善人コースが多かったので、当作は「あら♡」という嬉しい気持ちが少しあります。2015年12月に他社さん雑誌に掲載されたものを全面改稿されたものとのことで、本編230P弱+あまあまショート20P弱+先生のあとがき でした。地雷ほどでもないですが、職場の嫌がらせの記載がちょっと嫌だなあと思う人はいるかもです。デザイン話や育児の余裕ない話、…

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