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62/63(合計:629件)
SHOOWA
むつこ
読みながらずっと「惜しい…」と思ってたのですが、読み終えて改めて、「惜しい」と思いました。 あとがきで説明するならもう少し分かりやすく描くべきだったと思うし。そうじゃないなら一切説明せずにすべての解釈を読者に委ねるべきだったとも思いました。 前半は神です。 謎だらけなんだけど、興味をそそられてグイグイ読める。 全体的なストーリーも神です。 仕掛けが半端ない。 だからこそ、後半での伏線の回収の仕方…
五百香ノエル SHOOWA
ぐみと
運命はすべて、なるようになる…のか? 上巻ではまだ判りませんが、確かに受は、運命に翻弄されているような感じがします。 注目のテニスプレーヤーでありながら、複数のパトロンを相手にする男娼という一面も持っている受は、暗くてえげつない過去を持っています。しかも孤独を抱えていて、ちょっと病んでいます。おまけに敬虔なキリスト教徒である攻からは、はじめは悉く避けられます。この時点からして、ほのぼの系を…
表題作はすべてがツボでした。 心理描写がしつこくないのが好き。表情の変化や動きなどに、過剰さがないのが好き。(ページめくったら大ゴマ+キメ台詞でバーン!みたいなのが基本的に苦手なもんで) それなのに、しっかり感情が伝わってくるところが好き。 無表情の裏側で、相手のことを一生懸命思いやってる攻めがどんどん追い詰められていくのが切なくて仕方なかったです。 最初に寝たときは打算もあったのだ。「自分の欲望…
作家買い決定です。 初読みの漫画家さんだったんでしたが、作家買いを決意させられました。 「絵、そんなに好きじゃないなー」と思いながら読みはじめたんですが、ストーリーの面白さで夢中になり、読み終えたときには「大好きな絵」に分類されてました。←よくあるw 全体的なセンスが好き。 モノローグのセンス、会話のセンス、コマ割りのセンス、そしてユーモアのセンス。お下品さの匙加減も私好み。 過剰な演出なんてな…
雀影
表題作・バンド男子のお話と、前コミックスの続編が収録されています。 前コミックスは、かなりギャグ味がついていましたが、こちらは全編にわたって切ない系です。 表題作、バンド男子くん達の恋愛は、なかなか切ない。 そして二人とも、かわいくって、どうにも百合くさい。 オレ様嫌いの私としては、こんな百合ップルは大歓迎。 どっちも受けくさい美人ちゃん二人なのに、実際やるとなったら、受けの子の方が…
作者さん初コミックスと言うことで、いろいろ味わいの違う作品が3作品(3シリーズ)収録されています。 表題作はSF風味シリアス系、「愛と現実~」がファンタージー風味ギャグ、「Evrebody Knouws」と「樋野山~」が普通に日常BL. 「Evrebod~」と「樋野山~」は同じ店を舞台に、登場キャラも同じ。 他の2作品も、かなり無理矢理な感じもありますが、「樋野山~」の焼鳥屋「風来」を媒…
久江羽
ネタバレ
「向日性のとびら」のスピンオフとのことですが、私にとって「向日性~」が難解だったので、この作品を購入しようか迷いました。 で、結局購入したわけですが、今度は結構わかりやすかった。 私があまり好きではないドラッグや殺人などのブラックな設定が背景にあるのですが、とりあえずはすっかりダウンな気分にはならずに済みました。 主人公は殺し屋のマリだと思うのですが、彼を取り巻くジンを始めとする個性…
usamomo
今回のSHOOWAワールドも結構理解するのが、難しかったですね~・・ オマケに、キャラ達の心情までもが理解するのが難しいときた! どれも、カップルになって「ハッピーエンド」という終わり方ではないけれど、心に残る何かが、あった様な気がするんですが・・その「何か?」っていうのはちょっと私にも分からないですが・・・ 前作のスピンオフのお話と・・あと色んな所から持ってきたキャラたちのそ…
伊吹亜弓
しょうじき一度読むだけではチンプンカンプンなお話だったと思います。何故って、とにかく人物の書き分けが分かりにくいんです。とくにジンと祐介の区別には1,5周を要しました…(単に私が鈍いだけ? 黒髪?のキャラがトーン髪?になったり、キャラも多く、顔と名前がすぐに一致してくれません。ホクロ、ピアス等のアクセントで見分ける眼が必要ですね…………むん! でもお話は…すごくストイックな愛を表現していた…
茶鬼
本作は「向日性のとびら」のスピンオフで、作中の脇役だったマリとジンが主人公です。 SHOOWAさんの作風は好きなのですが、黒髪同士の描き分けが今回はちょっと見にくくて、どっちが誰なのか判別つきにくい部分があったものの、それでも引き込まれる気だるい感が魅力です。 題名の『ジンと猫は呼ぶとこない』これは句読点を”猫は”の後ろに付けるとわかりやすいです。 要はジンはそんな奴なんですよ。 前作…