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61/63(合計:629件)
五百香ノエル SHOOWA
クレタコ
ネタバレ
あとがきはネタバレ含むなので、読後終了後に読む事をオススメします。 っても、ま、このレビュー自体がネタバレしちゃってるんですが。 上巻の興奮の収まらぬままに下巻に手を伸ばした訳ですが、口絵シーンで、え?何が起きるの??ってなっちゃいます。 それは読んでる最初の内も同じで、どうしてこれが口絵の展開になるんだろうな~と思って読んでたら途中からああ、成る程こう来たのかーとなりました。 ワ…
印象的なタイトルですね、このタイトルに先ず魅かれました。 上下巻読んでからの感想なんですが、これは読むなら上下巻揃えてから挑んだ方が流れがとぎれる事無く楽しめるんじゃないでしょうか。 その位に上巻の勢いというか読み手を魅き込んで行く力が強い。 テニス界で帝王と呼ばれるワーグナー[攻]は敬虔なクリスチャンで贅沢に溺れる事もなく実直で、地味だけれど聡明な妻を持つスポーツマンとしては理想的なチ…
SHOOWA
SHOOWAさん独特の魅力が十分に発揮されてる一冊。 アホギャグのカメ話以外の作品は、同世界で繋がってて表題作のメインキャラが、後の話では居酒屋の常連客としてツッコミ入れてたりと楽しい。 話的に一番シリアスなのが表題作、最後の真実が分かる所も仄めかす程度なとこにセンスを感じさせます。 「Everyday Knows」 告白した相手にやらせてくれるならと言われて、友人に頼み込み後ろの穴開…
もこ
これももっと早く読めばよかった~と思う印象が多い作品集。 ただ、全体的に向日葵~やその前の単行本に登場するスピンオフがほとんど。 ストーリーやキャラクターをしっかり理解して読もうと思うのならばその前の作品をちゃんと読んでから~のほうをオススメします。 かくいいます、私も向日葵~はまだ未読です。 どっかに積んであるはずなんだよな~(ぇ □ジンと猫は呼ぶと~ いろいろ便利に使われちゃっ…
茶鬼
下巻に入って本当の話に、瑛輝が自分の進むべき道を進む本当の物語になったと実感しました。 ネタバレになりますが、まさかワグナーが!?な展開だったのですが、彼の存在があったからこそ、瑛輝は高級男娼でない道を、元来目指したかったテニス王者への道を目指すことができたんだとわかるのです。 そこには、彼の気がつかない周りの人々の愛がありました。 女衒のはずの香港の劉大人も、瑛輝を愛していたからこそニ…
実のところテニスプレーヤーにもテニスにも余り興味はないのだが、プロとして戦っていくためにスポンサーというかパトロンを要する種職なのではあるな、と考えるとプロスポーツ界ってドロドロしている!って改めて思ったりもした作品。 ただこれは、幼い頃香港の人身売買をする組織に売られた少年が高級男娼として生きていく中で見つけた希望の星を目指すことで、少しでも人間らしくありたいと、もがく姿の話、 一見パト…
けもけもぱぷ
一気に読んだこともあって、上巻の鬼気迫る怒濤の展開に比べると、下巻はパワーダウンして失速してしまったかも? 主人公の受けと、攻め2の対決は、もっとドラマチックになるかと思っていたので物足りない。攻め1の亡くなった後の展開が、まさに風向きが変わったかんじで、攻め2が受けの主人になったと告げるところからの展開を、もっとじっくり上巻以上の濃さで読ませてほしかったですね。 そのせいか、攻め2に惹か…
上下巻そろってから一気読みしました。 上巻のほうがテンポがよくて、ほんとうに一気でした。 とにかく大昔のジュネのような耽美な鬱設定なんですが、これぐらい浮世離れしてると、なんちゃってBLらしくていいかも。 それにしても、五百香さんは妄執ともいえる恋着を描くのがうまい。 恋とか愛とか、そんな言葉もなく突き進む主人公の受けの一途な気持ちが、話の流れを作る、押し流していくかんじで、一気に…
てこ
突然、死んだ兄の養子カイと暮らすことになったセス。 嫌なら無理してここにいる必要はないとセスは言うが、ここにいたいと言い張るカイ。 最初はこのカイが謎で言動の意味がよくわからなかったんですが、ストーリーが進むにつれて二人の過去やいろんなことが明らかになっていきます。 …この辺はちょっと話がややこしくてわかりにくいんですが、それを踏まえた上でまたもう一度読み直すと…ああ、だからか…と多々納得で…
むつこ
短編集ですが、スピンオフ作品多数なので注意が必要です。『向日性のとびら』と『Non Tea Room』は先に読んでおいたほうがいいと思います。 ストーリー的な分かりにくさは大歓迎なんだけど、それ以外の部分では分かりやすくして欲しいな、と思ってしまいました。 登場人物が多いんだけど、誰が誰か解らなくなってすぐに混乱してしまう。 あと、作者さんの脳内設定に広がりがあるのは分かるし、それはすごくワクテ…