SHOOWAさんのレビュー一覧

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

カエルが好き

カバーイラストとカバーデザインは抜群にいい本。
内容も、かなりシビアでシリアス。
マンガ作品としては高く評価できるけど、恋愛要素的に萌えるかというと、ちょっと戸惑う。
途中に性交シーンはあるし、最終的にはオーウェンとタドタの恋の成就で結末を迎えるのだから、確かにBLなのだけれど、全体がもっと非BLか、せいぜい匂い系だったらすんなり感動できたんじゃないかって思う。
っていうか、1話めのオーウ…

6

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

「夢」ではなく「現実」を描こうとしたBL

◆あらすじ◆

この世のどこかに、たしかにあるというニィーニの森。そこでは肉食は禁じられ、動物たちが平和に共存しています。しかも、森の湖に棲む妖精に出会えればどんな願いも叶えられるという、まさに夢の森。
第一話はそんなニィーニの森の住人たちの生活を垣間見せつつ、人間の青年・オーウェンとウサギのタドタ(この作品の世界ではウサギは耳以外は人間と同じ姿です)の再会が描かれています。
二人の再会前…

14

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

BL外ファンタジー

 BLとしてでなければ、神作品。書店で今月のおすすめコーナーに置いてもいいぐらいだと思います。
 
 優しく残酷で切ないシリアスファンタジー。オス×オスのエピソードも含まれてますが、どれもリアルで自然な愛の形で、萌えるというよりは穏やかな気持ちになります。派手さはないけれど、じわじわと染み込んでくる生き物たちの強さと優しさ。
 世界が少し変わったような気になるけれど、明日からまた変わらない日…

3

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

そこに行けばどんな夢も叶うというよ〜

今回の新刊は「イベリコ豚と恋と椿。」のようなコメディ色の強い作品や、「パパ'sアサシン」のような外国映画を見ているような作品とも違う、ファンタジーな設定の作品でした。
この作者さんはまだまだ別の引き出しを持ってそうで、目が離せませんね。

ニィーニの森を舞台にした、性別っつーより種族をも越えたカップルたちの連作集です。
個人的にツボってしまったのは、ココとウルフの話でしたねぇ。

5

ジンと猫は呼ぶと来ない コミック

SHOOWA 

最後の最後で魂を抜かれました

表題作は「向日性のとびら」のスピンアウト。このシリーズが全3作、他に短編4作が収録されています。
「向日性のとびら」を読んでいないせいもあり、正直最初は読みづらかったです。前作を知らないと読めない内容でもないんですが、他のレビューにも書かれているように、人物の見分けがつきにくくて。
ただ、見慣れて来ると圧倒的に表題作のシリーズに惹かれました。
そもそもSHOOWAさん初読みなんですが、この1…

12

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

性別も、種族も越えた愛に満ちる森

表紙やタイトル、最初の物語から、
優しく愛らしいファンタジーかと思って読み始めたのだが、
それはある意味正しく、でもそれだけに留まらない一冊だった。
まずは、クラシックで凝ったデザインと材質の装丁に惹き付けられ、
ページをめくると……

ニィーニの森。
赤みの肉を食べたら呪われるというここでは、
色々な種類の生き物が仲良く暮している。
そして、満月の夜には願い事を叶えてくれる妖精…

14

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

今回のテーマは絵本

この人は本当に別人のような作品をいくつも生み出せる。その変幻自在さにはうならされてしまいます。ものすごく独特の世界観なのに、どの作品もしっかりと引き込んでくれます。

今回は全くのファンタジーでした。絵本のようにしたかったということで、装丁も構成も絵本のようです。ふんわりとした1話から徐々にお話が濃くなっていき、3話では前・中・後でがっしりと本編が描かれています。

いろんな垣根を越えてみ…

10

イベリコ豚と恋と椿。 コミック

SHOOWA 

標準的に面白かった。

あれですね、人生観を変えるほどの作品に出会った時に神評価をするのだとすると、これは全く持って何も影響してこない面白い本ですね。

私は好きです。

たまぁにどうでもいいお話を読みたくなる時ってあるじゃないですか。そういう時に関して言えばBest of the BL漫画ですw

泣けるBLと宣伝されていて期待して読んで、あ、全然泣けんやんけ、となる今日この頃。
そういう期待はずれな本を…

3

ニィーニの森 コミック

SHOOWA 

優しい話。でもコマ割がイマイチ

話は優しさに溢れてたファンタジー。
所々、うるっとくる話もあり、内容も雰囲気も素敵でした。

直接的なエロもなく、ストーリー重視なのも好きです。

ただ、コマ割や吹き出しの置き方がイマイチで、読み順に一瞬悩むコマもあり、少し読みづらいです。

2

イベリコ豚と恋と椿。 コミック

SHOOWA 

この作家さんは好きなのです。可笑しいなあ。

この方のシリアスは本当大好きなのですが、ギャグは全くもって受け付けられません。
この作品は何処でも高評価なので、ギャグ寄りっぽいけれど「もしかしたら!」と思って読みました。

で、吉宗さんの暗い過去の話は好きですが、それ以外は特に残らないという残念な結果になりました。
高評価という事は、お好きな方多いのですよね。
私には合わないというただそれだけな気がします。

どの点が高評価なのか…

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