はなさくらさんのレビュー一覧

黄昏は魔女の時間 小説

はなさくら  陸裕千景子 

なんでだろう、すごく好きだ。

突っ込みどころは探すまでもなくあり過ぎるほどなのに(そこは否定する気もないです)、それでもいい、すごく好き。なんというか、作家さんの文章やストーリー展開と相性がいいという感じでした。

攻一人称で、ライトな語り口。私は受一人称はこの上なくダメなんですが、コミカルな攻一人称は大好き。まあ、これは決してコメディではないんですが。
意外なくらいに重い・暗い題材を扱っているので、悟(攻)の語り口…

1

それでいて、純情 SS グッズ

どっちにしても『プレイ』だから!

クリスマスに当直に当たってしまったカイル。ペアを組んだ友人との会話で、『彼シャツ』という言葉を聞いたものの、男である湊に自分のシャツを着せてもしょうがない、と思うんですが、その後の『彼女に軍服を~』という友人の言葉にがぜんやる気になってしまいます。

翌日、湊に自分の軍服を着てもらって、ちょっとマニアなリクエストを。カイルの希望通りの恰好でひとりHする湊を見て・・・

そして、これから続く…

0

それでいて、純情 小説

はなさくら  北沢きょう 

うん、純愛ですね。

これはいわゆる『ビッチ受』になるんでしょうか?あと、外国人攻は珍しくないんですが、ネイビー(米海軍人)は私は初めてでしたね。

手酷く傷つけられた過去を引き摺って、本気にはならないと頑なになっている湊(受)。かなり自虐的なキャラクターですが、私はそれは構わないんです。
湊は身体だけ・期限付きの関係を繰り返すんですが、ビッチではあっても純情なんです。イヤもうタイトル通り。
ただ、ちょっ…

1

それでいて、純情 小説

はなさくら  北沢きょう 

過去の恋に傷つけられた心の再生

年下ネイビー(海兵)と過去の恋に傷つき、二度と恋なんかしないと過去に囚われてる
受け様との一途な恋模様でした。
3年前に初めて恋をした受け様、その相手は大佐で、高校を出たばかりで英語会話も
ままならない時期に出会い、大人の狡さに騙されるような形で肉体関係を持ち、
身体の快感と同じくらいに相手にのめり込んでいった受け様は、淫らな身体に仕込まれ
挙句手酷い言葉で切り捨てられるように本国に帰る…

1

カムフラージュ 小説

はなさくら  相葉キョウコ 

甘~い

寿人の嫉妬深さがすごい!これが二人のすれ違いの1番の要因ですよね。
酔っ払った和明の「お父さん」に過剰反応しすぎ(笑)寿人のことを天国のお父さんに紹介したくて呟いただけなのに。
でも前半は本当にカムフラージュとかどうでも良くなるくらいラブラブ。寿人は和明を溺愛してるし、和明も寿人に夢中だし。これは、すれ違いの1回や2回あるくらいでちょうど良いですね。
和明の天然っぷりがツボです。可愛い。

1

黄昏は魔女の時間 小説

はなさくら  陸裕千景子 

陸裕さんの少年ものは珍しいかも?

挿絵買いですみません。
好きな作家の一人、陸裕千景子さん目当てで購入しましたが、リーマンものの印象が強い陸裕さんにしては珍しい、少年主人公ものです。
アルビノ、女装、コスプレといったキーワードの挿絵は今まで記憶にないので、この絵師さん的にやはり異色作だと思います。

タイトルからしてファンタジーものかと思いましたが、普通に男の娘&コスプレものでした。(普通に、というのもおかしいですが)

0

スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

この人のHが好きだ(笑)

スノボ興味ないケド、楽しく読めました!知らなくても大丈夫です。
過去作とはノリが全然違って、そこもヨカッタかな。
前作のレビューで、この作者は化けるカモって書いてた方がいましたが、同感です。
これまでどれも話の雰囲気が違うから先が楽しみ(*´∇`*)次はどんなかなって。

好きな人は攻めの関西弁いいカモ。。。。心の中まで真っ白やんな、にはキュンときました!
雪とスノボの描写がうまかったです、スノボ…

1

スノーホワイト~花咲く頃に~SS グッズ

甘いふたり

本編ではあまり甘々な雰囲気にならなかった
二人の攻め様が退院後の甘いストーリーでした。
ホント本編の暗さが嘘のようにベタ甘な展開
これぞまさしくバカップル状態なんですね。
受け様の言う事がいちいちツボに入りまくり
可愛くて可愛くて仕方のない攻め様の気持ちが出てます。
ギブスが無ければいきなり押し倒してしまうところ(笑)
そして攻め様が案外Sですねぇ~受け様の素直さに
付け込んで会え…

1

スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

罪の意識に苛まれる攻めさま

著者の商業誌3作目の本は罪の意識に苛まれるスノーボーダーの
攻め様と幼い時に毎年のように冬山で遊んだ受け様との再会です。
二人は子供の時に毎年シーズンに一緒に遊んだ仲で
そこに、もう一人攻め様の従姉妹で受け様と名前が似てる
「ユキちゃん」がいて、でも受け様の家庭の事情で遊ぶ事も
出来なくなりいつしか思い出になっていた時に
一目で心を惹かれるような滑りをするボーダーに出会う。
大学生に…

2

黄昏は魔女の時間 小説

はなさくら  陸裕千景子 

この作者は化けるかも…

帯『自分を隠したままじゃ、本物の愛なんて生まれないだろ?』

デビュー作の「カムフラージュ」を読んだ時はまあ平均点はクリアしてるけどイマイチこう個性みたいなものはないなあと思ってたんですが、今回はかなり良かった!!
この作品を読んで、ひょっとしたらはなさくらさんって凄く化ける可能性がある気がしてきました。

文体は悟〔攻〕の一人称なんですが、文体はコミカルチックに書かれています、でもそれ…

3
PAGE TOP