はなさくらさんのレビュー一覧

偏食王子のひみつのペット 小説

はなさくら  南月ゆう 

あおずけも我慢の限界

1年ぶりのはなさくら作品はルビーから。
ああ!もうっ!!と実に攻めの気持ちが手に取るようにわかって、かわいそうやら面白いやら。


外資系化粧品メーカーの契約食堂の食堂の料理人の大和は、本社から来ている創業者のひ孫で広報部チーフ・レオのオフィスへランチのデリバリーをする役目を担っているが、彼が苦手。
ゲイの大和にとってレオは好みドンピシャの外見タイプなのだが、何気に自分を誘うような言葉を…

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Sweet Temptation 小説

はなさくら 

言葉の違い。

『それでいて、純情』の番外編同人誌です。

日常会話に不自由しない程度には英語は話せる湊(受)ですが、やはりネイティブではないので、微妙なニュアンスが伝わらない場合もあります。

そういうわけで、湊はカイル(攻)との間に言葉の壁による齟齬が生まれないようにと努力しているんですね。

で、その流れなら英会話のレッスン~に行くのかと思っていたら、行きつけのバーの2階のカップル用のスペースで…

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天使にはなれない 小説

はなさくら 

やっぱりコスプレ?

『黄昏は魔女の時間』の番外編同人誌です。

本編は、はなさんで私がいちばん好きな作品。

というわけで、こちらもとても楽しみにしていたんですが・・・極めて個人的な好みで、私は『受一人称』がものすごく苦手なので、ニコ(受)の一人称だとわかった途端に、一瞬読む気をなくしそうになりました。

ニコは、悟(攻)の親友・雷太(ライライ)の親の会社で、専属モデル『NANA』として仕事をしています。…

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スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

幼馴染に拒絶されて

大学生の雪弥は、シーズンになると雪山でアルバイトをしながら、休憩時間に滑るスノーボーダー。
そんな雪弥の目を釘付けにする滑りをする男がいた。
プロ並みにダイナミックな滑りを披露した彼は、実は雪弥が幼い頃に一緒に遊んだことのある翔だった。
かつて、親子で雪山に遊びに来ていた雪弥は、近くでロッジを経営する夫婦の子である由紀と、その従兄弟である翔と三人でよく遊んでいたのだった。
いつしかその習慣…

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スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

雪山の雰囲気がいい

スノボは全くやった事ないのですが、とても雰囲気があるので
やった気になれる!?作品でした。

雪哉と翔がバックカントリーという山の上のほうまで歩いていって帰りはスノボで滑って帰ってくる所があるのですが、その時の雪哉が楽しんでいる様が目に浮かぶようでよかった!

恋愛の方は雪哉が献身的で、翔にそっけない態度を取られたり無視されたりしても
彼が抱えているトラウマを理解しようとして支える献身…

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ママ、可愛い声で鳴いて カムフラージュ書下ろし番外編 グッズ

林くん、ナイスアシスト(違)

本編後短編「パパ、怒らないで」の中でお邪魔してしまったような林くんの采配によって和明が大変なことに!
林くん、わかっててやってるから絶対悪い…w
でも、何かわからないままフツーのものだと思い込む和明もなかなか。
というか、こういう猫ミミとか出てきたら「きっとプレイだ!」と勘繰る私が既にBL脳なんだろうか。
フツーの人は「この尻尾、どうやって付けるんだろう?」ってなるんだろうか。
だったら…

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カムフラージュ 小説

はなさくら  相葉キョウコ 

なんかかわいく見える。

友人に勧められて読んでみました。
サクッと読める感じかな。

知り合いの女の子が襲われている現場に遭遇した和明。
放っておけずに庇おうとしたら逆に絡まれて。
じゃあ、女の代わりにお前が相手しろ的にリーダー格の寿人に連れて行かれて。
更には襲われかけたところを助けられ、寿人に恋人のフリをしておけと言われて…。

和明がなんかかわいくて健気というか。
人に対してやさしいのかな。
自…

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スノーホワイト~花咲く頃に~SS グッズ

らぶらぶ補完。

本編と違い、こちらは翔(攻)視点です。

本編は、翔のキャラクターや背景から、どうしてもあまあまになりきれなかったので、それを補うかのような甘さ全開のSSです。退院してきた翔と、入院中ずっと通ってくれた雪弥(受)。遠距離恋愛になる2人は、次に会えるのは夏休み(今は春休み)になってしまうので、この一週間がすごく貴重なんですね。

雪弥のなんとも健気な台詞に、心の中で『可愛い、可愛い』と思って…

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スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

再会と過去と。

明るさのない再会です。とにかく、翔(攻)の背景が暗いし重い。当然、翔のキャラクターも暗い。

それなのに、読んでてイヤな気にならないんです。ストーリーは明るくも優しくもない、切なさや痛さのオンパレードなのに、それに完全に引き摺られることなく、なぜか読み手にも微かにでも希望が見えていました。

とにかく、雪弥(受)が健気です。嫌味のない健気、というのもヘンですが、なんというか押しつけがま…

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黄昏は魔女の時間 特典ペーパー グッズ

陸裕さんのコミック!

私、陸裕さんのコミックって初めて拝見しました。小説の挿絵ではよくお見かけするんですけどね。もうそれだけでも貴重です。
男の子ニコと、女の子(メイドコスプレ)ニコのイラストがイイですね。

コメディ、というよりいっそギャグです。悟(攻)が友人・雷太に『男女のニコちゃん独り占め』(←その発想自体フツーじゃないから!)なんて言われて、『俺はニコが好きなだけだから』とか言っちゃってます。
しっかり…

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